今回の記事の初めに…
第106回全国高校野球選手権大会が開幕しました。
オリンピックも大変盛り上がっておりますが、高校野球ファンには堪らない夏…
本日、本年度のV候補として、前回のブログで本命した花咲徳栄が第1試合に出場しましたが、残念ながら、負けてしまいしたね。
お相手の新潟産大付は、花咲徳栄の強力打線を1点に抑えて、令和になり、新潟県勢として、甲子園で初めての勝利だったようです。
この勢いがあれば、次に戦う今年の春の近畿大会の王者・京都国際とも素晴らしい試合になりそうですね。
夏の「乗り鉄」と言えば、“青春18きっぷ” が定番となりますが、今回は土、日に急遽、連休を取得する事出来たので、「週末パス」を利用
今回の記事は、「週末パス」を利用したダイジェストとなります。
本編は、いつの日になるのか………
高崎駅までは、100㌔以上の距離は大幅値上げとなったグリーン車を利用しての3時間の旅
なのだけれど、ここで今回利用した「週末パス」とは、関東甲信越・南東北の広い範囲がフリーエリアとなるJR東日本のフリーきっぷです。
JR線に加えて、主要な第三セクターや私鉄路線も乗り放題となります。
特急券を別途購入すれば、新幹線や特急列車にも乗れるなど利便性も高く…
フリーエリア内への週末旅行なら「週末パス」を買っておけば間違いない! ※土日の2日間有効(8,880円)
というくらい使い勝手の良い、おすすめのきっぷです。
フリーエリア内では「乗車券」、つまりはきっぷとしての効果がありますので、「週末パス」単体で、普通列車や快速列車の普通車自由席に乗車することができます。
故に「週末パス」に、特急券や指定席券、グリーン券などを組み合わせて使うこともできるので、この旅の目的は、JR東日本がおすすめする “のってたのしい列車” への乗車
高崎~横川間を走るSL列車は、横川駅に転車台がないために、往路はEL(電気機関車)牽引、復路はSL(蒸気機関車)牽引が通例となっています。
と言うことで今回は「ELぐんまよこかわ」に乗車し、いまや窓が開く車両はほとんどなくなってしまいましたが、「EL/SLぐんまよこかわ」の客車は窓が開きます。
窓を開けて、風を浴びながら、そして、電気機関車や蒸気機関車の警笛を聞き、かすかににおう煤煙を感じながられると、旅がとても楽しいものになりますね。
正直、旅ブログ的には地の名物を堪能すべきところですが、陶器の器が4~5つ位持ち帰っているので、今回は駅そばに舌鼓😋
さて、旅はまだまだ序盤戦、線路はここ横川駅で途絶えているため、碓氷峠を越えて、軽井沢駅へと向かいます。
乗車時間は約40分程、料金は520円となりますが、支払い方法は現金のみなので注意
軽井沢駅からは「しなの鉄道」に乗車して小諸駅へと向かいます。
「しなの鉄道」はJR線ではない第三セクターになるため、本来であれば、別途料金がかかるのですが、週末パスではそのまま乗車出来るのです
小諸駅からもまた、のってたのしい “高原列車” の「HIGH RAIL1375」に乗車し、小海線を走行して山梨県の小淵沢駅へと向かいましょう
車内では先頭車に売店があり、飲食物や「HIGH RAIL1375」のグッズ等を取り扱っており、私はこのコラボビールを3本程飲んでしまって…
🥴
車内でこんな感じになってしまいましたが…
JR線最高駅(標高1345m)を走行する車内からの風景は、高原列車の名に相応しく、とても素晴らしい旅となりました
長野県の小諸駅と山梨県の小淵沢駅を結ぶ高原列車小海線、その小海線を走る観光列車が「HIGH RAIL 1375」です。
小海線の魅力は、前述の通り、JR線で最も標高の高いところを走る車窓。
観光列車「HIGH RAIL 1375」では、大きな窓から高原の車窓を存分に楽しむことができます。
群馬県の高崎駅から始まった旅は、長野県の小諸駅へと入り、時刻は17時を回って山梨県の小淵沢へ…
ここから、毎度お馴染みの中央本線で、再び長野方面へと向かいます
姨捨駅の下り線は一度、上り方面の引き上げ線に入ってから、この緩やかに傾斜している線路を風のように突き抜けて行きます
本来であれば、ゆっくりと夜の帳が下りる様を堪能したかったけれど、言わずもがな、夜景が美し過ぎる
姨捨駅の滞在時間は、僅かに30分程…
ここからは長野駅へと向かって、この日最後の乗り鉄となる「ナイトビュー姨捨」に乗車
この乗って楽しい列車は、日中は「リゾートビューふるさと」として、長野駅~南小谷駅間を走行し、夜になると「ナイトビュー姨捨」として、本年は7月から9月の土曜日に長野駅~姨捨駅間します
今回の旅は乗り鉄として、ただただ、列間に乗っているだけなのに、結構移動距離があったもので、足が伸ばせる大浴場のあるホテルに宿泊出来たのは有り難かった
翌朝も当然ながら、乗り鉄となりますが、お隣のホームには、名古屋へと向かう特急「しなの」が停車中、この特急には「週末パス」は利用が出来ません
この日、最初ののってたのしい列車は、飯山線を走行する「おいこっと」に乗車し、新潟県十日町駅へと向かいましょう
飯山線は日本一長い川沿いリバーサイドを疾走する列車なのですが、長野県では千曲川、新潟県では信濃川と呼ばれるそうです
列車名の「おいこっと」とは “OYKOT” と綴り、TOKYO(東京)を反対側から読んだ音を列車名にしていて、東京とは正反対の「田舎」や「ふるさと」をコンセプトにした列車となっています。
車両は、JR東日本の非電化ローカル線では標準的な「キハ110系」という気動車が使われています。
座席配置は普通列車用の車両と、ほぼ変わりありませんが、テーブルが設置されていたり、古民家をイメージした装飾がなされていたりと、「飾らない観光列車」といった雰囲気です。
列車の外は酷暑なのに、戸狩野沢温泉駅でふらふらしていて、放置していたから…
全然、カタクネーヨ(笑)
長野駅を出発してから2時間半、十日町駅へと到着
十日町駅からは小出駅へと向かうのですが、JR線ではなく「北越急行」へと乗車するため、JRが発行するきっぷでは、本来、乗車出来ないのですが…
「ゆめぞら」の一部車両は、日本初のシアター・トレインと呼ばれており、トンネルに入ると突然電車の天井が巨大スクリーンへと変わります
十日町駅からは上越線で小出駅へ、ここからは福島県の会津若松へと向かって4時間、ゆっくりのんびりとした…
旅のはじまり
只見線のハイライトは、只見川沿いを走る車窓なので、只見~会津柳津間となり、只見駅でしばし休憩の後、ここから只見川沿いを2時間かけて走ります。
2011年7月の新潟・福島豪雨災害によって甚大な被害を受け、会津川口駅と只見駅の間で不通が続いておりましたが、2022年10月、全線での運転が再開され…
現在では、土日祝日の一部の区間・時間において、只見線の定期列車内おもてなし企画が行われています
郡山駅からは新幹線に乗車して帰路へと向かうのですが、今回、利用した「週末パス」では、フリーエリア内の新幹線や特急列車に乗車したければ、特急券を別途購入すれば乗車できる優れものでもあります。
“青春18きっぷ” とはまた、一味違った乗り鉄の旅が楽しめるので、関東、甲信越、南東北の旅を楽しむのであれば、皆様にも是非是非、おすすめをしたい「週末パス」での旅となりました
おしまい