「週末パス」周遊の旅 2024.8 ハイライト | 果てなき旅路

果てなき旅路

旅、温泉…たまには歴史。時の徒然に、好きな事を綴っております。

今回の記事の初めに…


第106回全国高校野球選手権大会が開幕しました。


オリンピックも大変盛り上がっておりますが、高校野球ファンには堪らない夏…


本日、本年度のV候補として、前回のブログで本命した花咲徳栄が第1試合に出場しましたが、残念ながら、負けてしまいしたね。


お相手の新潟産大付は、花咲徳栄の強力打線を1点に抑えて、令和になり、新潟県勢として、甲子園で初めての勝利だったようです。


この勢いがあれば、次に戦う今年の春の近畿大会の王者・京都国際とも素晴らしい試合になりそうですね。





今回は1泊2日で…

「乗り鉄」🚃の旅を楽しましたグラサン

夏の「乗り鉄」と言えば、“青春18きっぷ” が定番となりますが、今回は土、日に急遽、連休を取得する事出来たので、「週末パス」を利用グッ


今回の記事は、「週末パス」を利用したダイジェストとなります。


本編は、いつの日になるのか………





高崎駅までは、100㌔以上の距離は大幅値上げとなったグリーン車を利用しての3時間の旅あせるあせる


なのだけれど、ここで今回利用した「週末パス」とは、関東甲信越・南東北の広い範囲がフリーエリアとなるJR東日本のフリーきっぷです。





JR線に加えて、主要な第三セクターや私鉄路線も乗り放題となります。


特急券を別途購入すれば、新幹線や特急列車にも乗れるなど利便性も高く…



高崎駅にて「ELぐんまよこかわ」に乗車


フリーエリア内への週末旅行なら「週末パス」を買っておけば間違いない! ※土日の2日間有効(8,880円)


というくらい使い勝手の良い、おすすめのきっぷです。



横川駅にて 高崎には「SL ぐんまよこかわ」が牽引


フリーエリア内では「乗車券」、つまりはきっぷとしての効果がありますので、「週末パス」単体で、普通列車や快速列車の普通車自由席に乗車することができます。


故に「週末パス」に、特急券や指定席券、グリーン券などを組み合わせて使うこともできるので、この旅の目的は、JR東日本がおすすめする “のってたのしい列車” への乗車口笛



前方に「EL」後方に「SL」を連結したぐんまよこかわ


高崎~横川間を走るSL列車は、横川駅に転車台がないために、往路はEL(電気機関車)牽引、復路はSL(蒸気機関車)牽引が通例となっています。


と言うことで今回は「ELぐんまよこかわ」に乗車し、いまや窓が開く車両はほとんどなくなってしまいましたが、「EL/SLぐんまよこかわ」の客車は窓が開きます。


窓を開けて、風を浴びながら、そして、電気機関車や蒸気機関車の警笛を聞き、かすかににおう煤煙を感じながられると、旅がとても楽しいものになりますね。





横川駅と言えば、名物は「峠の釜飯」

正直、旅ブログ的には地の名物を堪能すべきところですが、陶器の器が4~5つ位持ち帰っているので、今回は駅そばに舌鼓😋



横川駅~軽井沢駅間はJRバスで移動

さて、旅はまだまだ序盤戦、線路はここ横川駅で途絶えているため、碓氷峠を越えて、軽井沢駅へと向かいます。


乗車時間は約40分程、料金は520円となりますが、支払い方法は現金のみなので注意注意



小諸駅にて しなの鉄道と抹茶ミルクの気動車

軽井沢駅からは「しなの鉄道」に乗車して小諸駅へと向かいます。


「しなの鉄道」はJR線ではない第三セクターになるため、本来であれば、別途料金がかかるのですが、週末パスではそのまま乗車出来るのです!!爆笑



八ヶ岳を望む高原列車「HIGH RAIL1375」

小諸駅からもまた、のってたのしい “高原列車” の「HIGH RAIL1375」に乗車し、小海線を走行して山梨県の小淵沢駅へと向かいましょう音譜音譜





車内では先頭車に売店があり、飲食物や「HIGH RAIL1375」のグッズ等を取り扱っており、私はこのコラボビールを3本程飲んでしまって…


🥴


車内でこんな感じになってしまいましたが…



小海線の野辺山駅はJR線最高駅

JR線最高駅(標高1345m)を走行する車内からの風景は、高原列車の名に相応しく、とても素晴らしい旅となりましたウインク





長野県の小諸駅と山梨県の小淵沢駅を結ぶ高原列車小海線、その小海線を走る観光列車が「HIGH RAIL 1375」です。


小海線の魅力は、前述の通り、JR線で最も標高の高いところを走る車窓。


観光列車「HIGH RAIL 1375」では、大きな窓から高原の車窓を存分に楽しむことができます。





群馬県の高崎駅から始まった旅は、長野県の小諸駅へと入り、時刻は17時を回って山梨県の小淵沢へ…


ここから、毎度お馴染みの中央本線で、再び長野方面へと向かいます音譜音譜



 

小淵沢から約1時間半、在来線に揺られ、やって来たのが長野駅の姨捨駅、この駅は善光寺平の夜景とスイッチバックの駅として有名ですね。




姨捨駅の下り線は一度、上り方面の引き上げ線に入ってから、この緩やかに傾斜している線路を風のように突き抜けて行きます!!ガーン





!? 日中は牧歌的な光景も、夜ともなれば日本三大車窓と呼ばれる絶景…


本来であれば、ゆっくりと夜の帳が下りる様を堪能したかったけれど、言わずもがな、夜景が美し過ぎるおねがいおねがいおねがい



長野駅へと戻る5分程前に到着「ナイトビュー姨捨」

姨捨駅の滞在時間は、僅かに30分程…


ここからは長野駅へと向かって、この日最後の乗り鉄となる「ナイトビュー姨捨」に乗車照れ





この乗って楽しい列車は、日中は「リゾートビューふるさと」として、長野駅~南小谷駅間を走行し、夜になると「ナイトビュー姨捨」として、本年は7月から9月の土曜日に長野駅~姨捨駅間します星空



8月3日、祭りの後の長野駅前

この日は長野で宿泊となったのですが、ホテルの宿泊先を探すのに四苦八苦し、ホテルのフロントで話を聞くと、この日は長野駅近辺で行われた最大の祭り「長野びんずる祭」とのことで…





姨捨駅へと向かう途中、松本駅で15分歩停車したのですが、松本では「松本ぼんぼん」と呼ばれる大規模なイベントが開催され、もはや、長野市民 vs 松本市民の構図が分かりやすく、仲良くしてください!と他県の私はそう思うばかり(笑)





今回の旅は乗り鉄として、ただただ、列間に乗っているだけなのに、結構移動距離があったもので、足が伸ばせる大浴場のあるホテルに宿泊出来たのは有り難かったお願い





翌朝も当然ながら、乗り鉄となりますが、お隣のホームには、名古屋へと向かう特急「しなの」が停車中、この特急には「週末パス」は利用が出来ませんショボーン



千曲、信濃川沿いを走行する「おいこっと」

この日、最初ののってたのしい列車は、飯山線を走行する「おいこっと」に乗車し、新潟県十日町駅へと向かいましょう音譜音譜





飯山線は日本一長い川沿いリバーサイドを疾走する列車なのですが、長野県では千曲川、新潟県では信濃川と呼ばれるそうですひらめき電球ひらめき電球





列車名の「おいこっと」とは “OYKOT” と綴り、TOKYO(東京)を反対側から読んだ音を列車名にしていて、東京とは正反対の「田舎」や「ふるさと」をコンセプトにした列車となっています。


車両は、JR東日本の非電化ローカル線では標準的な「キハ110系」という気動車が使われています。


座席配置は普通列車用の車両と、ほぼ変わりありませんが、テーブルが設置されていたり、古民家をイメージした装飾がなされていたりと、「飾らない観光列車」といった雰囲気です。



シンカンセンスゴイカタイアイス??

列車の外は酷暑なのに、戸狩野沢温泉駅でふらふらしていて、放置していたから…


全然、カタクネーヨ(笑)





長野駅を出発してから2時間半、十日町駅へと到着DASH!


十日町駅からは小出駅へと向かうのですが、JR線ではなく「北越急行」へと乗車するため、JRが発行するきっぷでは、本来、乗車出来ないのですが…





今回私が利用している「週末パス」であれば、乗車が可能とのことで、2両編成の「ゆめぞら」の車内へビックリマークビックリマーク





「ゆめぞら」の一部車両は、日本初のシアター・トレインと呼ばれており、トンネルに入ると突然電車の天井が巨大スクリーンへと変わります叫び





十日町駅からは上越線で小出駅へ、ここからは福島県の会津若松へと向かって4時間、ゆっくりのんびりとした…


のはじまりガーンガーンガーン



只見線はもはや、のってたのしい列車と名乗りましょう

只見線のハイライトは、只見川沿いを走る車窓なので、只見~会津柳津間となり、只見駅でしばし休憩の後、ここから只見川沿いを2時間かけて走ります。





2011年7月の新潟・福島豪雨災害によって甚大な被害を受け、会津川口駅と只見駅の間で不通が続いておりましたが、2022年10月、全線での運転が再開され…


現在では、土日祝日の一部の区間・時間において、只見線の定期列車内おもてなし企画が行われていますお願いお願いお願い





乗り鉄の最後は、会津若松駅から郡山駅へと向かうため、「快速あいづ」へと乗車し、この磐越西線のハイライトは、猪苗代付近の名山・磐梯山目





郡山駅からは新幹線に乗車して帰路へと向かうのですが、今回、利用した「週末パス」では、フリーエリア内の新幹線や特急列車に乗車したければ、特急券を別途購入すれば乗車できる優れものでもあります。


“青春18きっぷ” とはまた、一味違った乗り鉄の旅が楽しめるので、関東、甲信越、南東北の旅を楽しむのであれば、皆様にも是非是非、おすすめをしたい「週末パス」での旅となりましたグラサン



おしまいニコニコ