備後国周遊の旅 福山市の風景②「福山八幡宮」 | 果てなき旅路

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福山城が休館日だったため、急遽、神社詣でに変更し、艮神社から福山八幡宮雨雨雨





雨の降りしきる中、謎の小道を抜けると、何とも言えぬ重厚感のある社が、横一杯に配列が成されており…





福山八幡宮は、福山城の南正面に望む小高い丘の上に、同一 形式、同一規模の社殿が東西に並ぶ、非常に珍しい形式の神社です。



合祭殿

要は、福山八幡宮には全く同じ形をした参道が東と西に二つあり、その先には同じく拝殿、本殿が二つあり、その二つの八幡宮の真ん中に両方を同時に参拝できる「合祭殿」と言うものがあります。





これは福山藩第4代藩主・水野勝種が、城下南東の町人の産土神である延広八幡宮と、城下南西の武士の産土神である野上八幡宮を今の場所に遷座した時、このような配置になったと伝わります。




身分制度が厳しかった江戸時代真っ只中、武士と町人の産土神が対等に祀られるのは珍しいことだったようですね。



東社殿


東側の延広八幡宮を東宮(東御宮)…



西社殿


西側の野上八幡宮を西宮(西御宮)と称するようになりました。





!? 大雨の中ではありますが、西御宮から左回りで散策することにして、西御宮の本殿脇のこの道を進むと、初代福山藩主・水野勝成を祀る聡敏神社があります。




かつては合祭殿があった場所に鎮座して、東西の八幡宮のまとめ役的なものだったようですが、今の合祭殿が作られた時、この場所に遷されたそうです。



案内によると 祀られている水野勝成は聡明にして 俊敏だったことから、聡敏神社の名前が付けられたと言われています。




ぐるりと一周をして、西御宮の随神門からこの傾斜のある石段を下り…




この両部鳥居をくぐってお参りを済ませたのですが、前述をしましたが、この東側には全く同じ両部鳥居、参道、随神門へと続き、東御宮へと至ります。




大雨のために心が萎え、全く同じものを写真で撮すというユーモアすら、失われてしまいましたショボーン




そろそろ次の目的地へと向かう時間となったので、福山駅へと戻りますあせるあせる




福山駅は黄色い電車ばかりが停車しているのだけれど、当然ながら、私がこれから乗車するのも…





全身!真っ黄色いの山陽本線!!





クハ115-1239キラキラキラキラ





備後 = びんごの文字を見ると、広島県の東部地域にいることを実感させられます。




福山駅から在来線に揺られ35分…

次の目的地である尾道駅へと到着。




全く知らないうちに、尾道駅の駅舎がリニューアルされていたNEWNEWNEW





尾道駅はリニューアルされましたが、駅前は確か、15年ほど前に見た光景と変わらぬ面影があります照れ





これから尾道の寺院巡りをするので、雨も上がり、嬉しい限り🥰




広島に来ても「雨男」が健在ぶりで、ここから汚名を返上したいところグッ 




けれども、またいつ降り出すかわからない空模様のため、1つでも多く寺院を巡りたいところですが、せっかく尾道まで来たので目





海の見えるラーメン店 波
喰海




店内に入った時には、海の見えるカウンター席には先客がいたのですが、こんな感じで海を望みながらラーメンが食べられますラーメン





カウンターの上を見上げると著名人のサイン✒️





尾道ラーメン🍜


大きなチャーシューに、背脂もあり、モチモチした弾力のあるちぢれ麺が印象的です。





喰海さんは東京ラーメンショーなどにも出店されたことが過去にあり、その際は、関東風に味をアレンジしたりするそうです。





さて、食後は海の見える歩道を歩きながら、尾道の街の散策です音譜音譜


次回へと続きます…☆