それぞれの1日。 | みぃ@Strawberry Camp△

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30代ぼっち女の寂しくも楽しい日々をゆる〜く描いてます。



いやー、寝落ちしちゃいまして(°▽°)


日付変わっちゃったけども。



昨日はきっと、それぞれに何かを感じる1日だったんじゃないかなと思います。




私も、当時のことを思い出しました。




何度か振り返っているので読んだことあるワイっって思う方もいるかもな内容ですが。






私は当時地元でウェイトレスのバイトをしていて。


偶々仕事が休みで美容室で髪を染めている時に地震が起きました。ビルの真下にある美容室だったので、このまま頭は外に行ける状態でも無くビル毎ぺちゃんこになっちゃうのでは…なんて思いました。でも、周りに沢山人が居たからそこまでパニックにはならなかったんですよね。

何度も『このビル倒壊しませんよね?』とは聞きましたけど…

ただ置いてあった水槽は大きく波打って、近くのTVでは車が流されていくような映像が流れて。
スタッフさん達はざわめき。
何か大変なことが起きたんだと思いました。


その後予定通り、給料日後だったので少し贅沢に銚子丸に寄りました。そこでも、お客さんはまばらで今日は店を閉めようか?と店員さん達が話し合っているのが聞こえてきました。

そうして、家に帰ってきて。



その日から何もかもが変わってしまいました。



日本全体が被災した。
TVでは、毎日ずっと『エイシー♪』のCMが流れ気を病み、暫くしたら今度は『ぽぽぽぽーーん♪』のCMに変わり、これは何故か流行語になり。

当時は実家暮らしだったので、夜になれば常に周りに人が居たし、兄もコンビニの夜勤のバイトがなければ家にいたから不安で押し潰されることはなかった。

ただ、コロナ禍の一時期のように買い占め情報に踊らされたり。

電力供給が安定せず、定期的停電がありレストランの営業に支障をきたし。


お客様も来ないのに当たり前のように毎日バイトに行き、生活としては仕事がありファミレスだから食料もあり有難いがこんな状況で私はここで何をしているんだ?と思った。


ファミレスの食材は、届くものもあれば届くのに時間がかかるものもあった気がする。


日本はこれからどうなってしまうのか。


きっと、誰もがそう思っただろう。



そうして、時は流れ。


また私達の日常は大きく揺れ動く。


コロナがやってきた。


またも、当たり前の日常は脅かされ旅行代理店の派遣の仕事が急に雇い止めになり。
東京駅の、本来は人がごった返していた通りのお店はシャッターを下ろし。


明らかに、異様な状況が続いた。


また時が経ち、3年。



やっとマスクを外せる世の中になった。

私は雇い止めにあい、なんとかギリギリで新しい派遣先が決まり働き続けて6月末で派遣の満期を迎える。

色々なことがあった。

ヒトの人生はまるで絹が折り重なっていく様だなと思う。


簡単に言えば、ただ老いていくだけとも言えるけど。


空から絹が降りてきて、折り重なって、人生に深みを出していくような。


金曜日の日本アカデミー賞の受賞者の涙には恐らくただでさえ撮影は大変なのにコロナ禍で思うようにいかなかったことも恐らく多かったことだろう。彼らの涙にはそんな想いも含まれているのでは…と、後から感じた。




震災の時も、コロナ禍の時も、これから私達は、日本はどうなっていってしまうのだろうと漠然と不安になった。



しかし、時が経ち、それぞれの今日を過ごすことが出来ている。

苦境に立たされても、ヒトは、日本は、世界は、ちゃんと、乗り越えていけるんだなと。



今日という景色を観ながら、数年前はどん底でまさかこんな未来が続いているとは思わなかった。



不思議で、それでいて少し安心感がある。



そんな、1日でした。


小説でも描いてんのかってくらい長い文章描いちゃった。指差しやんっ



さ、二度寝だ。✌️