叩いている人たちの顔ぶれを見てみよう | 偕楽園血圧日記

叩いている人たちの顔ぶれを見てみよう

 嵐が過ぎ去って素晴らしいほどの快晴になった。
 桜はどうなったかなぁ。耐えてくれただろうか?
「いばろく」の一徹さんが見に行った範囲では「落ちている花弁はあまりなかった」ということだが。


 大手のメディアはあまり取り上げないのだが、今川口の方では在日クルド人と日本人住民の間に緊張状態が起きているとか。
 その中には難民申請をしただけで何十年も滞在している者もいるという話だが、本当だろうか。
 そういうことをきちんと伝えてこそ「ジャーナリズム」のはずなのだが……。

 で、そういう現状を変えていこうというのだろう。岸田内閣が、

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 難民申請の悪用解消へ 3回目以降は強制送還に 改正入管法の6月10日完全施行を閣議決定

 政府は5日、外国人の送還や収容のルールを見直す改正入管難民法の完全施行日を6月10日とする政令を閣議決定した。難民認定申請の誤用・悪用を防ぐ制度を導入。不法滞在などで強制退去を命じられた外国人を本国に送還する仕組みが強化され、送還を拒む外国人の長期収容問題解消が期待される。
 旧法では難民認定申請中の外国人は一律に送還を停止していたが、改正法では送還が止まる回数を2回に限定。3回目以降の申請者は「相当の理由」が示されない限り送還できるようになる。
 令和5年中の難民認定者数は303人にとどまった一方、申請者数は1万3823人と前年の3倍超に急増。難民認定申請の誤用・悪用が多く含まれるとみられていた。
 このうち、難民認定を複数回申請しているのは1661人。3回目以上の申請者数は348人で、改正法施行後は相当の理由を示さなければ送還の対象になる。
 スリランカ国籍のウィシュマ・サンダマリさんが入管施設収容中に死亡した問題を受け、支援者などの「監理人」をつければ強制送還対象者に施設外での生活を認める「監理措置」も始まる。
 強制退去処分後、母国送還中の航空機内で暴れるなどして国内に残る外国人らに退去を命じ、従わなければ1年以下の懲役か20万円以下の罰金を科す仕組みも導入する。
 産経新聞 4/5(金) 9:53

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「難民申請三回まで」を決めた改正入管法の施工を決定した。

 本県でも何十年も居座っている「自称難民」がいるともいうし、施工するならしっかりと運営してもらいたいものだが、また「『自称リベラル』の岸田叩き」が激しくなるのだろうなぁ。「閣議決定だけで! 独裁!」というトンチンカンなものなどが。
 改正法は国会で決議したもので、施行日の決定は元から行政権の範疇にあるということもわからずに。

 岸田内閣では(2008/11/25の記事、誰のために変えるのか)でカルデロン一家を使った「お涙頂戴活動」をやった「そういう勢力の声」を聞いてしまって、

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 非正規滞在外国人、在留許可のガイドライン見直し 判断事情明確化

 小泉龍司法相は5日の閣議後記者会見で、非正規滞在の外国人に対し、法相の裁量で日本での滞在を認める「在留特別許可(在特)」のガイドラインを改定したと明らかにした。在特を判断する際の考慮事情を明確化した。6月15日までに施行される改正入管法と同時に運用を始める。
 2023年6月に成立した改正入管法は、本人による在特の申請制度を創設した。在特を付与するかの判断に当たり、「家族関係」や「素行」といった事情を考慮するとし、出入国在留管理庁は改正入管法に対応したガイドラインの策定を検討していた。
 新たなガイドラインでは、家族とともに生活する子どもの利益の保護の必要性と、地域社会との関係構築について積極的に評価すると明示した。例えば、家族全員が非正規滞在であっても、子どもが日本で相当期間教育を受け、親が地域社会に溶け込んでいるような場合は積極的な事情と評価される。
(後略)
【飯田憲】
 毎日新聞 3/5(火) 18:30

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 こんな妥協までしてしまっているのに。


 その岸田総理、

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 首相、8日から訪米 強固な日米同盟アピールへ 9年ぶり国賓待遇

 岸田文雄首相が8日から国賓待遇で米国を訪問し、10日(日本時間11日)にバイデン米大統領と首脳会談を行う。安全保障分野などで日米の連携がさらに深まっていることを前面に押し出し、「強固な日米同盟」をアピールする。

 今回の訪米は、2015年の安倍晋三元首相以来、9年ぶりとなる国賓待遇での公式訪問。首脳会談では、防衛費大幅増をはじめとする日本の防衛力強化に向けた取り組みを共有。防衛装備品に関する新たな協議体の創設で合意する見通しだ。両首脳は会談後に共同声明を発表。ロシアによるウクライナ侵攻などで脅かされる「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序」について、日米両国が「>グローバル・パートナー」として維持・強化していく姿勢を示す。
 首相は11日(日本時間12日)、米上下両院合同会議で「日米のリーダーシップと未来に向けた協力」をテーマに、英語で演説する。首脳会談で確認する安全保障分野での協力の加速をアピールし、日本からの積極的な投資が米国経済に貢献していると説明する見通しだ。24年11月に米大統領選を控える中、民主・共和両党の党派を超えた対日理解を促進する狙いがある。
 さらに同日には首相、バイデン氏にフィリピンのマルコス大統領を加えた、史上初の日米比首脳会談を行う。覇権主義的な動きを強める中国を念頭に置いたものだ。中国が海洋進出を進める南シナ海や東シナ海情勢を協議し、安全保障分野での連携強化を確認する。フィリピンへのインフラ投資やエネルギー分野などでの協力でも合意する見通しだ。
(後略)
【小田中大】
 毎日新聞 4/7(日) 5:00

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 昨日からアメリカを国賓待遇で訪問。その期間は一週間にもなるという。

 上の毎日の記事にもあるように、その間には米議会での演説や、フィリピンも交えた安全保障体制構築のための打ち合わせなどを行い、さらには、

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 日本とアメリカ、生成AI巡る偽情報対策で協力…首脳会談の成果文書に盛り込む方針

 日米両政府は、生成AI(人工知能)を巡る偽情報対策で協力を強化する。10日の日米首脳会談後に発表する成果文書に「AI生成物のリスク軽減に向けた協力」を明記し、コンテンツ認証などの技術活用を掲げる方向だ。日本側の念頭にあるのはデジタル技術「オリジネーター・プロファイル(OP)」で、技術開発・導入での連携を目指す。
>複数の日本政府関係者が明らかにした。成果文書では、AI生成物に関して「国民向けに可能な限りの透明性を確保することに注力する」と宣言し、「政府の発行物を認証し、AIによって改変された内容を特定する」との方針を示す。
(中略)
◆オリジネーター・プロファイル(OP)=インターネット上の記事や広告に、第三者機関が認証した発信者情報を電子的に付与し、利用者が信頼性を確認できるようにする技術。国内外のメディアなどが「OP技術研究組合」を設立し、2025年の実用化を目指している。
 読売新聞オンライン 4/7(日) 5:01

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 ネット上での「フェイク対策」にアメリカと共同で当たることを決めたり、

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 小型原子炉開発で日米連携へ 岸田首相出発、10日に首脳会談

 日米両政府は「小型モジュール炉(SMR)」などの次世代型原発の研究開発で協力する方針を固めた。岸田文雄首相とバイデン米大統領がホワイトハウスで10日に行う首脳会談で合意する見通し。浮体式洋上風力発電の大量生産に向けた産学連携でも一致する。クリーンエネルギー分野で協調するため、閣僚級対話の創設も決める。複数の政府関係者が8日、明らかにした。首相は米国に向け>政府専用機で羽田空港を出発した。
(後略)
 共同通信 4/8(月) 18:10

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「小型原子炉」を柱としたエネルギー確保体制の確立も図ってくるという。
(2021/07/27の記事、電気を大切にね!)で書いたように、中国は三年前にこの「小型モジュール炉」の商用利用のための研究に手を付けている。
 日米で手を組めば、遅れを取り戻すことも不可能ではない。

 が、こういう「成果」を重ねることで、また「『自称リベラル』の岸田叩き」は激しくなるのだろう。

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 岸田文雄首相、渡米も『#岸田やめろ』厳しい声やまず 「すごいね、10万ツイート」「嫌われ方が歴史的快挙」

 岸田文雄首相が8日、国賓としてバイデン米大統領との日米首脳会談などを行うため、羽田空港発の政府専用機で渡米した。しかし、国内で「#岸田やめろ」のネットデモが沸騰。X(旧ツイッタ>ー)ではハッシュタグの投稿が10万を超えるなど国民の怒りが止まらなくなっている。
(中略)
 ネット上では「#岸田やめろ の声いっぱい!!」「すごいね、10万ツイート!!! トレンドに常にいるし、今まで、ここまで嫌われた人、いたかな? ある意味、嫌われ方が歴史的快挙」「ご本人は息抜きのアメリカですが、私達国民はもうヘトヘトのボロボロです」「こんなに支持率なくても長く居座った総理が他にいた? なんて神経図太いの? 増税、海外へのばら撒きにはうんざりです」「『諦めさせる政治、忘れさせる政治』わざと政治不信を深めさせ関心無くそうとするかの岸田首相」など厳しい声があふれた。
 中日スポーツ 4/8(月) 22:23

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 ほらさっそく(苦笑)。

国内で『#岸田やめろ』のネットデモが沸騰。X(旧ツイッタ>ー)ではハッシュタグの投稿が10万を超える」?
 なにをいっているのだ
(2020/05/19の記事、ネットの「まつり」はネットの中でだけ楽しもう)で引用した「検察庁定年延期反対のツイート500万件のうち半数近くが2%に当たるアカウントの投稿だった」という分析の指摘がされているハッシュタグ投稿の数に、なんの意味があろう
 しかも「国内で」もなにも、x(旧ツイッター)に書き込めるのは日本国内のユーザーのみではない

 さらに言えば、何度も書いているように中日スポーツのXタイムラインは「そういう声」ばかりを見たリフォローしたりしているから「そういう声」ばかりが「おすすめ」されているだけで、それはあくまで「あなたが見たいものを見ている」だけのものでしかない。
 それで「国民の怒りが止まらなくなっている」と結論付けるなど、印象操作のアジテーション以外のなにものでもない


 岸田内閣では、南西諸島方面の防衛体制強化に手を付け、「防衛費の増額」を言い出してからバッシングが激しくなっている。
 陰謀論は言いたくないが、こんな「報道姿勢」につられて頭を沸騰させてしまうと、自分の国の足元が危うくなるだけなので気をつけないと。

 まったく。

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 連隊公式Xの「大東亜戦争」削除 陸自第32普通科「誤解招いた」

 陸上自衛隊第32普通科連隊(さいたま市)が、公式X(旧ツイッター)で「大東亜戦争」の表現を使っていた問題で、連隊は8日午後、該当する投稿から「大東亜戦争最大の激戦地」などの表現を削除した。
 当初の投稿は5日で「大東亜戦争最大の激戦地硫黄島において開催された日米硫黄島戦没者合同慰霊追悼顕彰式に参加しました」などと記されていた。
 防衛省陸上幕僚監部によると、連隊は激戦地だったことを表現するために当時の呼称を使用。削除理由を「本来伝えたい内容が伝わらず、誤解を招いた」と説明している。
 陸幕は取材に「交流サイトの発信は適切な表現で行うようあらためて指導していく」とコメントした。
 共同通信 4/8(月) 20:45

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 かつて政府がきちんと閣議決定までした単語が、「変な解釈」をつける者たちのおかげで騒ぎになってそれを消さなくてはならなくなるほど、我が国ではまだ「反日左翼」の力は強い
 いや、「のらくろ」がテレビアニメとして放送されていた頃に比べて、はるかに彼らの「締め付け」は強まっている。

 安倍内閣の時代、盛んに「社会👍農経ががー」と朝日新聞などは書き散らしたが、それを看板にして彼らは社会の左派支配を強めてきたのだから、ふざけた話だ。


 本日のからくり、

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 日立風流物に歓声 5年ぶり 山車や人形芝居 茨城


(写真、茨城新聞クロスアイより。日立さくらまつりで公開された日立風流物=日立市の平和通り)

 茨城県日立市の春の風物詩「第59回日立さくらまつり」は6日、JR日立駅前の平和通りを会場に本番を迎えた。国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産の「日立風流物」が5年ぶりに公開され、豪壮華麗な山車で繰り広げられたからくり人形芝居に、見物客から歓声が上がった。
 風流物は今回、日立郷土芸能保存会北町支部(鈴木司支部長)が担当した。高さ15メートルある山車の5層の屋形を舞台に、戦国時代の三つの戦いを表現した「風流太閤記(たいこうき)」や「風流花咲爺」を上演した。山車の内部では鳴り物係が軽快なおはやしを奏でた。
 周囲は見物客で埋め尽くされ、巧みな人形操作で一瞬にして姿を変える「早返り」や、重さ5トンの山車を力いっぱい引いて回転させる様子に会場から大きな拍手が送られた。
 同保存会の水庭久勝会長は「開演前から大勢の人が集まってくれて最高にうれしい」と笑顔を見せた。
 市によると、平和通りの桜は6日時点で三分咲き。7日は日立風流物に加え、県指定無形民俗文化財の「日立のささら」が公開される。ダンスや音楽演奏などのステージイベントも開かれる。
 茨城新聞クロスアイ 4/7(日) 7:00

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 桜満開の水戸。日立も平和通りの桜が満開かな?

 風流物が再開かぁ。
 一度は見に行きたいのだが、絶対道が混んで動けなくなるから電車で行かないと。
 となると「いつか」で止まってしまうのが車社会の悪いところだ(汗)。

 ところでこの風流物、紹介するNHK「いばろく」などで「ふうりゅうもの」といっていたのが引っかかる。
 県の登録名称などでは、これは「ふりゅうもの」と読むようにしていて、それが昔からの読み方なのだから、ここはきちんと従ってほしかったなぁ。
「茨城」を「いばら『ぎ』」と読むと怒る県民性なのだし(笑)。