褒めるだけってできないのかな? | 偕楽園血圧日記

褒めるだけってできないのかな?

 昼間の地震は揺れている時間が長くて嫌だったなぁ。
 13年前のやつがそんな感じで始まり、どんどん揺れが大きくなっていったから。


 昨日台湾で起きた地震は、

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 台湾、過去25年で最も強い地震 死者9人、負傷者800人以上に


(写真、AFP~時事より。台湾東部を襲った大規模地震による土砂崩れで寸断された花蓮市の道路。花蓮県消防局提供(2024年4月3日撮影))

【AFP=時事】台湾で3日午前8時(日本時間同9時)ごろに発生したマグニチュード(M)7.4の地震で、これまでに確認された死者は少なくとも9人、負傷は800人以上に上っている。
 首都台北にある中央気象署(気象庁)地震観測センターの呉健富(Wu Chien-fu)主任は、1999年9月に起きたM7.6の地震以降で最も強い地震となり、今後も揺れが続くと警告した。25年前の地震では約2400人が死亡した。
 米地質調査所(USGS)によると、震源は台湾東部花蓮(Hualien)市の南方18キロ、深さ34.8キロの地点だった。
 呉氏は「陸地に近く、浅いところで地震が起きた。台湾全土と沖合の島々でも揺れが感じられた」と語った。
 台湾消防庁によると、死者は花蓮県に集中。また負傷者はこれまでに882人に上っている。
 新北(New Taipei)市では、倒壊した建物から50人以上が無事救出されたと市長が報告した。
 人口10万人の花蓮市は山に囲まれた沿岸都市で、市内に通じる主要道路には全長数キロのものを含めトンネルがいくつもある。複数の土砂崩れが発生しているため各所で通行ができなくなっており、当局はトンネル内に多くの人や車両が閉じ込められている恐れもあるとしている。【翻訳編集】 AFPBB News
 AFP=時事 4/3(水) 19:52

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 日本の東日本大震災を思わせる、近年まれにみるマグニチュードを記録したらしい。

 昨日も書いたように二昔前の台湾ならば「手抜き工事」のビルがあちこちで倒壊してもっと被害も大きくなっていたことだろう。そのあたりはずいぶん改善されているということか。

 亡くなられた九人に哀悼の意をささげる。


 それにしても、この災害をまた、


https://twitter.com/sera48673164/status/1775365124976722244

「日本たたき」に使う人間たちの醜さときたら。

 なぜここでコロナ対策が出てくるのかわからないが、日本はその「さすが台湾」にワクチンを提供して感謝されている。(2021/06/04の記事、「『恨みつらみ』でものを見ているようではなぁ」参照)

「なんなん日本」といっている人が引用している元ツイにしても、県知事がいるのは庁舎の近くの街中。
 例えば令和六年能登半島地震にこれを当てはめるならば、金沢市内でビルが倒れて馳知事が「徒歩」で視察しているような状態になる。

 今回台湾でも交通事情の悪いところでは、

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 険しい地形、地震で道路崩落 付近では3年前に列車事故 台湾・花蓮


(写真、朝日新聞デジタルより。台湾東部の花蓮県の地震被害=同県の住民女性提供)

 台湾東部沖を震源とする3日の地震は、先祖を供養する「清明節」の連休を翌日に控えた台湾を襲った。東部・花蓮県のトンネル付近では道路が崩落したが、現場付近では3年前の清明節に、帰省客を乗せた列車が脱線して49人が亡くなっている。
 今回の地震で道路が崩落したのは、震度6強を観測した花蓮県にある「大清水トンネル」。観光地としても知られる厳しい断崖に沿って、鉄道と道路が敷かれている。同県に住む女性が撮影した写真によると、斜面の上側を走る道路はトンネルの外で途絶え、つながる道路が跡形なく流されていた。
 その現場から斜面を下ったところにある列車用のトンネル付近では、2021年4月2日に台湾鉄道の特急列車「タロコ号」が斜面を転落してきた工事車両に衝突し、乗客・乗員49人が死亡、日本人を含む200人以上が負傷する事故があった。連休初日で多くの客が乗っていたことや、地形が険しかったことから救助作業が難航した。
 朝日新聞デジタル 4/3(水) 17:18

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 救助が難航する事態も起きているが、能登半島もまた、発災当時は、

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 緊急消防援助隊の第1陣 地震発生後24時間以内に目的地到着16%

 能登半島地震が発生したことしの元日、全国から派遣される「緊 急消防援助隊」の第1陣が石川県の被災地を目指しましたが、限られた道路がいずれも損壊していたことなどから、陸路で向かった2000人近い人員のうち、 地震発生後24時間以内に目的地に到着していたのは16%にとどまっていたことが、各地の消防への取材でわかりました。専門家は、半島などで起きる今後の災害を想定し>、体制や計画の見直しが必要だと指摘しています。

 能登半島地震が発生したことしの元日、北陸や東海、関西など13府県から「緊急消防援助隊」の第1陣が、石川県に向けて派遣されました。
 このうち、現地で救助などにあたる「大隊」と呼ばれる陸上部隊の人員は、11府県から合わせて1945人派遣され、金沢市の拠点に元日の深夜から2日朝にかけて参集し、能登地方に向かいました。
 今回の地震では、半島という地理的な条件から、被害が特に甚大な地域に向かうには距離があった上、もともと限られていたルートがいずれも地震によって損壊していたことが、部隊の活動に大きく影響しました。
 NHKが「大隊」を派遣した11府県の消防に取材したところ、地震発生から24時間の2日午後4時すぎの時点で目的地に到着していた人員は、311人と、全体の16%にとどまっていました。
 また、発生から48時間の3日午後4時すぎの時点では、1026人で53%でした。
 発生から72時間の4日午後4時すぎの時点では、ほとんどの人員が目的地に到着していましたが、生存率が時間とともに低下していく中、移動に時間を取られ、活動がままならなかった状況がうかがえます。
 関西から派遣され、輪島市中心部を目指した100人以上の大隊が、隣接する穴水町まで進んだものの、ルートを見つけられないまま日没したため、金沢市まで引き返さざるを得なかったケースもありました。
(中略)
静岡県の「大隊」239人は、珠洲市で救助活動に当たりました。
 金沢市の拠点から東京消防庁のヘリコプターで珠洲市に向かった8人、先遣隊として陸路で現地入りした4人を除く、大隊の主力227人が珠洲市に到着したのは、地震発生から62時間以上がたった1月4日午前6時半ごろでした。
(中略)
 東日本大震災で、福島県に派遣された経験があり、1月2日の午後2時半ごろヘリコプターで珠洲市に入った稲生貴久小隊長は「消防車が通れないほどの道路の隆起や陥没は東日本大震災のときよりも厳しいと感じました。ヘリコプターでは持ち込める資機材に制限があり、倒壊 した家屋に取り残されていた人を救出しようとしてもそれができなかった。近くまで大隊の仲間が来ていて、そこ>には資機材もあるのに、非常にもどかしかっ た」と悔しさをにじませながら語りました。

孤立状態となった地区に向かった大隊は
 岐阜県の大隊は、能登町の拠点まで前進したあと、珠洲市の大谷地区を目指し、道路状況などを調査することになりました。
 大谷地区は、地区につながる道路が損壊して通行できなくなり、地震発生から2週間以上、孤立状態となった場所です。
 能登町内でも斜面が大きく崩れていたり、道路が陥没したりしている場所が複数あって、大隊はう回などをして進みました。
 しかし、地区につながる国道のトンネルの手前では、大規模な土砂崩れが道を塞いでいて、それ以上先に進むことはできませんでした。
 岐阜県大隊の大隊長を務めた宗宮勝治さんは「とても大きな土砂崩れだったのでどうしてもこの道は無理だと感じたため、引き返しました。隊員たちは『なんとか早く』と思って心の中でもどかしい思いをしたと思います」と話していました。
(後略)
 NHK NEWSWEB 2024年4月4日 18時16分

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 こんな状態。

 ここに素人の車が「通れる道を探してうろうろ」していたら、それはそれはどれだけ邪魔だろう。しかも松葉杖をついた人間を被災地に届けるためだけに


 昨日取り上げた川勝静岡県知事は「部下を持ち上げるためにわざわざ他者を落とす」ことをやって問題になった。
 この手の「外国を持ち上げて日本を腐す」のもそれと同じ。(2009/01/26の記事、海は生命の源)で書いた「(オバマ氏の就任演説に)感動した。それに引き換え自民は」とやっていた福島社民党党首が見せていた「リベラル仕草」の内の「出羽守」。

 まったくくだらない

 野党支持者、中でもとある党の支持者は特に、「日本が貶せると自分が考えるもの」が目に入るとそれだけで頭がいっぱいになってしまって「ネットは世界に発表されている」ということが分からず暴走してしまうのだから、うざったいものだ。


 アメリカの議員がまたとんでもないことを言ったのでそれも書こうと思ったが、テーマがばらけてしまうのでそれは明日以降ということで、今日はこれだけで。


 本日の「イワシの頭も……」。

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 カネテツが「ほぼカニ神社」建立 4月1日は「ほぼカニの日」に


(写真、毎日新聞より。建立された「ほぼカニ神社」。大きなカニのご神体が設置されている=神戸市東灘区で2024年4月3日午後3時8分、澤俊太郎氏撮影)

 練り製品メーカー「カネテツデリカフーズ」(神戸市東灘区)が会社の敷地内に「ほぼカニ神社」を建立した。カニ風味のかまぼこ「ほぼカニ」の発売10年を記念したもので、小さなほこらの隣には、大きなカニのご神体「ほぼカニ様」がまつられている。
 同社によると、ほぼカニは累計販売数7000万パックを突破する看板商品。本物のカニの代替として楽しむ消費者も多く、2022年には「うそをついてよい」とされるエープリルフールにかけて、4月1日を「ほぼカニの日」として日本記念日協会に申請し、認定された。
 今回は商品の10周年を記念し、社内で「もっと面白いことに挑戦しよう」と神社建立の企画が持ち上がったという。神社は歩道に面しており、いつでも参拝が可能。カニの爪を模した木製のお守りも販売する。
 広報担当者は「うそのような本当の神社が完成した。新しい癒やしのスポットで参拝してほしい」と話している。【澤俊太郎】
 毎日新聞 4/3(水) 17:00

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 関西は大阪の道頓堀に大きなカニがいる。
 それを考えると、この程度はかわいいもの……かな。

 まあ、(2019/12/22の記事、「5W1Hの大切さ」は小中学校で習うはずだがなぁ)書いたように、わが茨城県には「ほしいも」がご神体の神社があるし。
 日本の神様は「なんでもあり」だ(笑)。

 ただ、神社の中には大平山神社のように「祭ってあるうなぎは神の使いだから食べてはいけない」とするようなところもあるから、気を付けて。