テロリストにはペンペン草すら与えない | 偕楽園血圧日記

テロリストにはペンペン草すら与えない

 やあ、懐かしい単語を聞いたぞ。
「東アジア反日武装戦線」。子供の頃に何度か聞いた。

 まだそんなことをやっている連中がいたのか。

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 末期がんで入院の男「自分は桐島聡」「最期は本名で迎えたい」…公安部に本人しか知り得ない話

 1970年代の連続企業爆破事件を巡り、警視庁公安部が、過激派組織「東アジア反日武装戦線」のメンバー桐島聡容疑者(70)(爆発物取締罰則違反容疑で指名手配)とみられる男を発見し、事情を聞いていることが捜査関係者への取材でわかった。末期がんで神奈川県内の病院に入院中で、DNA型鑑定を行い身元の確認を進める。
 桐島容疑者は、75年4月18日夜、東京都中央区銀座のビル5階に入居していた「韓国産業経済研究所」の入り口ドアに手製爆弾1個を仕掛け、翌19日未明に爆発させたとして、同年5月に指名手配されている。
 捜査関係者によると、桐島容疑者とみられる男は今月、神奈川県鎌倉市内の病院に入院。当初は偽名をかたっていたが、25日になって病院関係者に「自分は桐島聡」と名乗り出た。病状は深刻で「最期は本名で迎えたい」と話している。
(後略)
 読売新聞オンライン 1/26(金) 22:21

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「最後は本名で迎えたい」とはなにを甘っちょろいことをいっているのだろう。
 そんなことがしたいのならば、「俺は桐島聡だー!」といって警察署の前で自決でもしろ。50年も逃げ隠れしたのだから「国を出し抜いてやった」と満足して死んでいけばいいのに、その程度か。

 そういえば(2022/06/06の記事、忘れるな! 「テロは犯罪」だ!)で取り上げた岡本公三容疑者も、外国だということに甘えてノコノコとPLOの集会に顔を出している。
 目立たないと自我が保てないのかもしれない、こういう輩は。

 同エントリーで書いたように、彼らのご同類の重信房子は刑務所で手厚い癌治療を受けた上に出所して、「ジャーナリスト」を名乗る者たちが「『推し』を見る」かのように狂喜乱舞している。
 桐島容疑者も捕まっていれば、「反日テロリスト」を礼賛するこういう人間たちのヒーローになったのだろうか。

 ならばここは、ネットで言われているように「お前は桐島ではない」といって適当にあしらってやる方が「社会のため」かもしれない。指名手配犯への扱いとしては。法的に問題だろうけど。

 などと書いていたら、

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「桐島聡」容疑者を名乗る男が死亡 70歳、入院先の病院で

 1974、75年に起きた連続企業爆破事件で、爆発物取締罰則違反容疑で指名手配されている桐島聡容疑者を名乗る男が29日朝、入院先の神奈川県内の病院で死亡した。捜査関係者への取材でわかった。末期の胃がんで、極めて重篤な状態だった。
 桐島容疑者は過激派集団「東アジア反日武装戦線」のメンバー。事件発生から49年間逃走しており、警察庁指定の重要指名手配となっている。現在は70歳だった。
(後略)
 朝日新聞デジタル1/29(月) 8:21

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 う~ん。
 そこまで悪い状態だったのだろうか?
 ならばなおさら、重信元収監囚のようにさっさと捕まっていた方がよかったかも、


 ところで、この桐島容疑者が偽名で入院していたということで、「マイナ保険証」に絡めた話をする人間がツィッターなどにいた。
「偽名? 他人の保険証でなりすましか?」というものが主流だったのだが、

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 桐島容疑者名乗る人物、建設関係の仕事従事 保険証なく自費診療

 1974~75年の連続企業爆破事件のうち一つに関与した疑いがあるとして指名手配されている過激派「東アジア反日武装戦線『さそり』」メンバーの桐島聡容疑者(70)とみられる男性が神奈川県内で建設関係の仕事に就いていたことが、捜査関係者への取材で判明した。本人しか知り得ない情報を話しているといい、警視庁公安部は桐島容疑者本人の可能性が高いとみているが、県内の病院に入院中で重篤な状態という。公安部は任意で調べを進める方針。

 捜査関係者によると、桐島容疑者とみられる男性は職場の同僚に付き添われ、来院した。入院したのは1月に入ってからで、健康保険証や運転免許証など身分を示す物は所持しておらず、自費で診療を受けているとみられる。
(後略)
 毎日新聞 1/27(土) 19:00

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 こういう話が出た途端、今度は、


https://twitter.com/ShinHori1/status/1751186480775774337

 と、なぜか勝ち誇る人間が出てくることになっているのだが……馬鹿だなぁ。
 そもそも彼は無保険で診療受けていたのだから、マイナだろうが紙だろうが、ここに保険証の本人確認が出てくる筋合いはない。マウントを取ることで頭がいっぱいで、そんなことも見えないのか。
 それよりも弁護士ならば、雇われて給料を受けていたのならば、会社は源泉徴収した所得税の申告の際にマイナンバーを必要とするということに思い当たらないと。
 桐島容疑者が働いていたという会社は、そのあたりの手配はどうしていたのだろう? 会社として税務申告していないはずはないのだが。

(2017/05/23の記事、で、彼には言葉は通じるのか?)で取り上げたように、中核派の大阪容疑者は同派のアジトにいるところを逮捕された。
 彼は逃亡中でも、(2017/06/14の記事、誰のために反対しているのかな?)で引用したは記事にあるように、同派の活動に参加していた。つまり「かくまう組織があった」ということである。

 桐島容疑者の属するテロ集団にも、そういう「バック」がいるのかもしれない。
 彼が働いていたという建設会社をまずは、きちんと調べてみるべきだ。どうやって容疑者が会社に入ったのかというあたりを重点的に。

 中核やら革マルやら赤軍やらその他もろもろのテロリスト集団など、日本の社会に存在する余地はない

「左翼テロリストの末路」が話題になると、さっそく、

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 玉川徹氏、桐島容疑者名乗る男の死亡報道に言及「後悔みたいなものを持ち生きてきた可能性も」

 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が29日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、1970年代に起きた連続企業爆破事件をめぐり重要指名手配されていた桐島聡容疑者(70)を名乗る男がこの日朝、入院先の神奈川県内の病院で死亡したと報じられたことについてコメントした。
(中略)
 俳優石原良純(62)が「これをきっかけに日本赤軍とか、連続企業爆破事件とか、回顧する人がいる。結局、それが彼の狙いでしょ、ここ死に至る時に。やっぱり僕なんかも見てしまう。何か、本当にくやしいというか…」と話すと、玉川氏は「でも本人が語っているところによれば最後は、本人に戻りたかったと言っているという話。どこまでも、左翼の犯罪者として最後までまっとうするということだけじゃない、後悔みたいなものを持ちながら生きてきた可能性もある。ただ、出頭は最後までしなかった」と、ただした。良純は「出頭していたら分かるけれど。(警察でなく)病院に行ったわけだから…」と、桐島容疑者を名乗る男の取った対応に納得がいかない様子だった。
(後略)
 日刊スポーツ 1/29(月) 10:43

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 ステレオタイプのお話を持ち出してきて、「浪花節的同情話」にしてしまおうとする「ワイドショー出演者」が出てくる。

 阿保元総理襲撃犯の時にもこの手の「犯人にも事情が~」話がテレビにあふれ、テロ容認の流れを作ってしまった。
 いいかげんに「テロは犯罪。犯罪は決して肯定してはいけない」ということを知れ!


 本日の逆立ち。

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 JAXAの月探査機SLIM、月面に「逆立ち状態」でピンポイント着陸に成功


(写真、読売新聞オンラインより。月面着陸したSLIMの撮影画像(JAXA、タカラトミー、ソニーグループ、同志社大提供))

 宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))は25日、20日未明に月面着陸に成功した月探査機「SLIM(スリム)」が地球へ送信したデータの解析結果や、小型ロボットが撮影した着陸後の機体の様子を捉えた画像を公表した。画像では、月面でエンジンを上向きにして「逆立ち」した状態で着陸している機体の様子が写っている。
 SLIMの撮影に成功したのは、JAXA、タカラトミー、ソニーグループ、同志社大で開発した小型ロボット「SORA(ソラ)―Q(キュー)」(重さ約250グラム)。球状から変形し、両脇の車輪で月面を走行できる設計になっている。着陸直前にSLIMから分離され、着陸した機体を撮影した。
 JAXAによると、SLIMが目指していた目的地への誤差100メートル以内の「ピンポイント着陸」の実証にも成功したとみられるという。
 読売新聞オンライン 1/25(木) 14:21


「腰抜けそうに」 逆立ち姿勢画像でJAXA教授 所長評価「3点加算」に・月面着陸


(写真、時事通信より。小型月面探査機「SLIM(スリム)」の月面着陸に関する会見後、笑顔で撮影に応じるJAXA宇宙科学研究所の国中均所長(中央左)ら=25日午後、東京都千代田区)

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小型探査機「SLIM(スリム)」は月面へのピンポイント着陸を成功させたが、メインエンジン2基のうち1基が故障し、噴射口が脱落した影響で、逆立ちするような姿勢になった。
責任者の坂井真一郎教授は25日の記者会見で、小型探査ロボット「LEV―2」が撮影したSLIMの画像を「見た瞬間、腰が抜けそうになった」と話した。
 着陸直後に受信したデータから予測していたものの、「よくあの形でとどまってくれたな、と正直思った。太陽電池が地面を向いてしまったら、太陽光が当たる可能性がほとんどなくなってしまう」と説明した。
(後略)
 時事通信 1/26(金) 7:14

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 JAXAの月着陸船「SLIM」、ランディングには成功したものの太陽電池が働いていないということで「岩の陰にでも入ったのだろうか?」と思っていたら、なんと逆さまになっていた。
 酒井教授は「腰が抜けそうになった」といっているが、さもありなん。

 だが、この写真を撮った「SORA―Q」にはそのデータを地球に送るほどの送信機は積まれていないだろうから、この写真はデータを受け取って「SLIM」が送ってきたものなのだろう。
 これで機能はしているのだから、いくつ腰があっても足らない。

 地面からの反射で太陽光パネルが機能するようなこと、ないだろうか。

 と、思っていたら、

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 月探査機SLIMが復活 太陽光で発電し通信確立 岩石調査も成功

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は29日、月面着陸に成功後、電源オフになっていた月探査機「SLIM(スリム)」が再起動したと発表した。太陽電池パネルの発電ができ、「休眠状態」から約9日ぶりに「復活」。探査機による月面探査を再開したという。

 JAXAによると、SLIMから通信が届いたのは、28日午後11時ごろ。プロジェクトチームは29日、X(旧ツイッター)で、「昨晩SLIMとの通信を確立することに成功し、運用を再開しました!」と報告した。
(後略)
 朝日新聞デジタル 1/29(月) 10:15

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 おおっ!

 これはまた「腰が抜けそう」だ(笑)。