彼らは「差別」を道具に使う
NHKBSPがなくなって夜にたらたら流しておくチャンネルが無くなってしまった。
つまらない政治主張が入る番組なんてもういらないんだけどなぁ。
そんなこんなでザッピングをしていたら、今川氏真にスポットを当てた番組に当たった。
「今川氏の教養の高さを武士たちは理解できずに」といっていたが、うん。以前書いたこともあるが、今川氏真や武田信玄が出した手紙は漢文で、家康とか徳川光圀のものが平分になっているのを見たことがある。
当時の文化を考えると、漢文は教養高い。
まあ、今でも「古文や漢文なんかいらない」と喚く人間たちはといえば……(笑)。
今日からはあまりにひどい「岸田叩き」について書いていこうと思っていたのだが、その前に。
「ひどい」弾圧が行われているのでそちらを。
角川書店が、
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KADOKAWAがトランスジェンダーめぐる本の刊行中止 批判受け
KADOKAWAは5日、来年1月24日に発売予定だった書籍「あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇」(アビゲイル・シュライアー著、岩波明監訳、村山美雪・高橋知子・寺尾まち子共訳)の刊行を中止した。同日夜、同社ウェブサイトで発表した。
原書は英語版のノンフィクション。日本語版の商品ページにトランスジェンダーを示唆して「熱狂はSNSで伝染する」などと紹介され、「トランスジェンダー差別を助長する」とX(旧ツイッター)などで批判の声が上がっていた。
同社の発表文では「刊行の告知直後から、多くの方々より本書の内容および刊行の是非について様々なご意見を賜りました」と説明。「ジェンダーに関する欧米での事象等を通じて国内読者で議論を深めていくきっかけになればと刊行を予定しておりましたが、タイトルやキャッチコピーの内容により結果的に当事者の方を傷つけることとなり、誠に申し訳ございません」と謝罪した。
朝日新聞デジタル 12/5(火) 21:30
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ツィッターで大騒ぎする勢力におもねって、本の出版を中止したという。
この本は、同社のサイトのhttps://www.kadokawa.co.jp/product/322307000250/の書籍紹介によると、
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あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇
著者 アビゲイル・シュライアー
監訳 岩波 明
共訳 村山 美雪
共訳 高橋 知子
共訳 寺尾 まち子
定価: 2,530円 (本体2,300円+税)
発売日:
2024年01月24日
判型:
四六変形判
商品形態:
単行本
ページ数:
368
ISBN:
9784041142899
タイムズ、サンデー・タイムズ 年間ベストブック! タブーに挑む問題作!
原題:Irreversible Damage: The Transgender Craze Seducing our Daughters
差別には反対。でも、この残酷な事実(ファクト)を無視できる?
米国12万部突破、10カ国語に翻訳
英国タイムズ紙、サンデー・タイムズ紙、エコノミスト誌 年間ベストブック
ニューヨーク・タイムズ紙 ベストセラー
その熱狂はSNSで伝染する。
気鋭のジャーナリストがタブーに挑む大問題作!
ジェンダー医療を望む英国少女が10年で4400%増!
米国大学生の40%がLGBTQ!
幼少期に性別違和がなかった少女たちが、思春期に突然“性転換”する奇妙なブーム。
学校、インフルエンサー、セラピスト、医療、政府までもが推進し、異論を唱えれば医学・科学界の国際的権威さえキャンセルされ失職。
これは日本の近未来?
LGBT法が施行され、性同一性障害特例法の生殖不能要件が違憲とされた今、子どもたちを守るためにすべきこととは――
米国Amazonレビュー、脅威の8000件超 ★4.8(※2023年12月現在)
今、欧米で何が起きているのか。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙記者が二百人・五十家族に取材。
「娘の乳房切除手術後のSNS動画を見ました。病院のベッドに横たわってうれし涙を流しながら、人生で最高の日だと話していました。あの子の四百人の応援団が『やったー』とか『すばらしい』とかコメントしているんです。それも――普通の人たちが」
これは、ジェンダー思想(イデオロギー)に身も心も奪われた少女に送る、母たちからの愛の手紙(ラブレター)。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
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という、アメリカで起きている「ちょっとステレオタイプの男女からずれたというだけで『トランスジェンダー扱い』され。中には手術を受けさせられる子供がいる」問題を取り上げたもの。(現在このページは削除されているようだ)。
だいたい第二次性徴前の子供が「同性が好き」といったからといってそれで「内面の心」など判断できるものではないと私は考えるので、こういう事例を扱った書籍は大切だと思うのだが、「活動家」は大騒ぎしてそういう事例を知る人が増えないようにしようとする。
彼らはことあるごとに「もっと知って! 勉強して!」と押し付けてくる。
だというのに、自分たちに都合の悪い話はもみ消そうとするのだから、「勉強」などと口にする資格はない。
先日、
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女性用浴場に侵入 43歳男起訴 逮捕時「心は女なのになぜ入れない」
津地検は4日、愛知県春日井市、無職の男(43)を建造物侵入罪で津地裁に起訴した。起訴状などによると、男は11月13日夜、正当な理由がないのに、三重県桑名市長島町の温泉施設の女性用浴場に侵入したとされる。地検は認否を明らかにしていないが、男は逮捕当時、侵入したと認めた上で「心は女なのに、なぜ女子風呂に入ったらいけないのか」と供述していた。
読売新聞オンライン 12/5(火) 13:51
女性用浴場に侵入の疑い、43歳男を逮捕「心は女なのになぜいけない」
温泉施設の女性用浴場に侵入したとして、三重県警桑名署は13日、愛知県春日井市、無職の男(43)を建造物侵入の疑いで現行犯逮捕した。男は「心は女なのに、なぜ女子風呂に入ったらいけないのか全く理解できません」と供述している。
発表によると、男は13日午後8時20分頃、桑名市長島町の温泉施設の女性用浴場に侵入した疑い。客が従業員に「女性用浴場に男性がいる」と伝え、従業員が洗い場で体を洗っていた男を確認したという。
読売新聞オンライン 11/14(火) 8:08
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「心は女」といって女湯に入ろうとして逮捕された「男性」が起訴された。
「LGBT理解増進法」だの「手術なしで戸籍の表記替え訴訟」などが出てきた時に心配されていたことが、さっそく起きているのだ。
あの時「こういう事例にどう対処するか」という人間に対して、活動家は「差別!」とレッテルを貼って大騒ぎした。
だが多くの人が心配していたのは「本当に心が女性の人」ではなく「心は女と嘘を言っている男をどう見分けるか」というものだったのだから話がかみ合うはずがない。
そしてかみ合わないまま大声で騒ぐ人間におもねった自民党は、中途半端な法律を作った。
見ようによっては活動家団体の要求に至らないところで線引きができたともいえるが、やはりこれはあまりに拙速すぎた。
話はずれるが、この法律で自民党に白い目を向けた保守系支持者も結構いるだろう。だが、立民党野党はこれ以上に過激な「LGBT優遇」を言っているのだから、そういう層が選挙で野党に投票するなどありえない。
ヤフコメではやたらと「自民最悪! 選挙に行こう!」と書いている者もいるが、選挙になっても彼らの望む結果には、絶対ならないだろう。
話を戻して……。
10月には「心は女なのに手術を受けて男性の身体としての生殖機能を失くさないと戸籍の表記が変えられないのは意見」と訴えた訴訟を、最高裁が認める判決を出した。
活動家たちは「戸籍の表記一つで心を病む人がいることを知って!」といっていたが、私としては「そんなもので心が病むのに、自分の身体が異性のものであることに違和感を持たないのかな?」と思ってしまうのだが、それはともかく、当時法律に冷静な人たちは「これは心が女なら女湯に入っていけることを認めたものではない」と解説した。
が、多くの新聞・テレビ、雑誌はまさに「心が女は女と認めないのは憲法違反!」という形で報道した。だから多くの人は「そういう判決だ」と思っているだろう。
だから上のような人も出てくる。
この訴訟は、元々「心の性に合わせて手術まで受けたのに戸籍の表記が前のままなので傷つく」という人たちのために「そこまでするなら表記変更を認めましょう」と作られた法律を逆にして「揚げ足」を取ったもので、その目的は、
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「法律変わって」申立人喜び 性別変更規定の違憲判断に 静岡
戸籍上の性別変更で、生殖能力をなくす手術を事実上の要件とする性同一性障害特例法の規定について、静岡家裁浜松支部が11日付決定で違憲、無効とする初の判断を示したことを受け、女から男への変更が認められた鈴木げんさん(48)が13日、浜松市内で記者会見した。
「たくさんの仲間から連絡をもらった。とてもうれしい。この先、法律が変わっていくことを望む」と喜びを語った。
家裁浜松支部は家事審判の決定で、規定に関し「人権制約の手段、態様として必要かつ合理的とは言い難い。もはやその必要性、合理性を欠くに至っている」と判断。鈴木さんの申し立て通り性別変更を認めた。鈴木さんが不服申し立てしない以上、確定する。
鈴木さんは会見で「法律に従ってオペ(手術)はするものだと考えてきた当事者たちにとって、選択肢ができた」と意義を強調した。トランスジェンダーに関する研究会の代表も務め、浜松市に提言したり、性に悩む子どもたちを支援したりしており、「伝えたいのは『君は無力じゃない』ということ。声を上げることで変えていくきっかけを一緒につくりたい」と語った。
時事通信 10/13(金) 20:56
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「法律を変える」こと。
そしてこの原告は気付いているのか否かはわからないが、彼女を焚きつけた勢力の思惑は、こういうことを積み重ねることで日本の戸籍制度を骨抜きにすること。
この手の運動の目的がそういうものであることは(2023/05/03の記事、国民の把握は国の基本)で引用した記事の中で「活動化」の一人がポロリと漏らしてしまっている。
戸籍制度が崩れるとどうなるかは、何年か前のアメリカ大統領選挙が教えてくれている。
「同性婚」だの「夫婦別姓」だの「JGBT」だのは、すべてそのための道具にされているに過ぎない。
そんな活動家に社会を壊させては。いけない。
本日の奇祭シリーズ。
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1000年続く「蘇民祭」、来年で最後に…JR東日本がポスター掲示断ったことも
(写真、読売新聞オンラインより。下帯姿の男たちが蘇民袋を奪い合う「蘇民祭」(2020年2月1日、奥州市・黒石寺で)=藤吉恭子氏撮影)
岩手県奥州市の黒石寺(こくせきじ)は5日、伝統行事「蘇民祭(そみんさい)」を来年2月17日の開催を最後に終了すると発表した。関係者の高齢化や担い手不足が主な要因という。
蘇民祭は、五穀豊穣(ほうじょう)や疫病退散などを願い、下帯姿の男衆が蘇民袋の争奪戦を繰り広げる祭りで、1000年以上の歴史があるとされる。新型コロナウイルスの影響で昨年、一昨年は護摩祈祷(きとう)のみが行われ、今年は規模を縮小して開催し、3年ぶりに男衆による「裸参り」が行われた。
最後の開催となる来年は、護符が入った麻袋を奪い合う「蘇民袋争奪戦」を4年ぶりに復活させるという。
藤波大吾住職(41)は「近年は県内外から多くの方が来てくれた。皆様の期待を裏切る形になってしまうが、祭りの維持が困難な状況になり、中止という決断に至った。支えてくれた皆様には感謝の気持ちでいっぱいです」と話した。
同祭のポスターを巡っては2008年、上半身裸の男性がアップで写真に使われていることから「不快感を与えかねない」としてJR東日本が掲示を断り、全国的に話題になった。
読売新聞オンライン 12/5(火) 13:13
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記事にもあるように、胸毛の男性のポスターで物議をかもした蘇民祭が、千年の歴史に幕を引くという。
あのポスター騒ぎもひどかったなぁ。今でいう「フェミクレーマー」が騒いだものだが、今ならもっと炎上もしたことだろう。
おかげで一時はテレビのレポーターが参加するなどもしていたのに、(2018/02/25の記事、邪魔しかしないのなら家に帰って「消えた年金」の夢でも見てろ)の頃にはすっかり興味を失って地元紙ぐらいしか扱わなくなっていたから……奥州市は人口10万人。これでも千年前よりは多いんじゃないのかなぁ。祭りの形を「始祖の形」にして続けることはできないのだろうか。残念だ。
ところで、「四年ぶり」といえば、
https://twitter.com/ibaraki_kasama/status/1731614328892100810
こちらの祭も四年ぶりに普通の形で行われることになった。
興味のある方は足を運ばれてはいかがでしょう。
道も広くなく車は混むので、常磐線の岩間駅から散歩がてらがいいと思います。