学校の勉強は大切だ | 偕楽園血圧日記

学校の勉強は大切だ

 いきなり寒くなった。
 昨日との気温差はどれぐらいあるのだろう。
 また放散痛が出始めているので少しまずい。明け方あたりに発作が起きるかも……。


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 新型コロナ 県内で3人感染確認 ことし最少


(画面キャプチャー、NHK NEWS WEBより)

 11日、県内では新たに3人の新型コロナウイルスへの感染が発表され、一日の発表としてはことしに入って最も少なくなりました。

 新型コロナウイルスで茨城県は、11日、県内で新たに3人の感染が確認されたと発表し、先週の月曜日より12人減りました。
 一日の発表としてはことし6月21日の5人を下回って、ことしに入って最も少なくなりました。
 県内で感染が確認された人は累計で2万4315人となりました。
 また、県と水戸市は11日までに新たに19人の症状が回復して退院したり療養を終えたりしたと発表し、累計では2万3582人となりました。
 11日に感染が発表された3人は、住んでいる自治体別では、かすみがうら市が2人、土浦市が1人、となっています。
 NHK 茨城 NEWS WEB 10月11日 17時41分

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 なにか耳を疑うような数字がニュースで読まれている。
 政府と国民の頑張りの賜物だ。

 退任表明前の8月、菅総理(当時)が、

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 デルタ株の猛威の中で「明かりは見え始めている」と語った菅首相

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「緊急事態宣言」が21都道府県まで拡大することになった。「まん延防止等重点措置」も12県が追加されることになり、9月12日まで計33都道府県が宣言ないし重点措置の対象になる。この政府決定の後、25日夜に会見した菅義偉(よしひで)首相は、猛威を振るうデルタ株の厳しさとワクチン接種への希望を口にした。

ワクチン証明書で「飲食店や旅行、イベント」
「明かりははっきりと見え始めている」。菅首相はこの日もワクチン接種の効果に期待を示した。
(後略)
 Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE 8/26(木) 5:50配信

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 ワクチンの普及などで「明かりは見え始めている」と会見で言った時、それまで「下を向いてもごもごと暗い」だとか「リーダーらしく国民に希望を与えるような言葉を」といっていた勢力が手のひらを返して、

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明かりなんて見えない。

ここまでの対策の良い点と悪い点を問われても良い点だけしか答えない。
オリパラの選手村を野戦病院に変える気はあるかと問われても答えない。
テレワークをお願いしている本人がテレワークの意味を理解してない。
時間の無駄とも思える会見で違和感しかなく、現実が見えてないリーダーがただ国民を不幸に導く会見だった。

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今日一回目のワクチンを打った人に効果がでるのは5週間後。今の感染爆発には効果なしです。家が火事なのに、消防車が完成するのは5週間後なのと同じことが、彼はわかっていません。平行して火を消す方策を打ち出せず、自宅療養者が彼の失政の犠牲になり死んでいく。飛びついた酸素ステーションは、息苦しさをやわらげるけど、肺の中でウイルスがどんどんふえていることに対する効果はゼロです。科学的理解力もなさすぎ。しかも専門家を軽視する。最悪なトップですね。その結果が横浜市長選なのにそれもわからない傲慢さ

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言葉のセンスが無さすぎ!
明かりが見えているのは自分周辺だけでは無いのか?
明かりが見えるようになるのは最善の策を十分に打ってからの話だ!
不十分だらけで今、パラリンピックやってて・・・
安全安心に続く誤報に聞こえます。

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誰が信じるか!

発言するなら責任とる覚悟をしていただきたい。
選挙のための世論形成だとしたら、全くの逆効果だと思います。

 上記記事コメント欄より

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 と罵声を上げていたが、その「明かり」の中に出たのが今の状況。

 さすがに「スガがー」で脊髄反射レベルの罵倒をしていた人間たちも黙り込む……と思いきや、今度は「専門家が『なぜ減っているのか説明できない』といっているのだから、この現象は政府のおかげではない!」とすり替えて騒ぐ始末。
 人として自分の言葉に責任を持てない者というのは、なんと恥ずかしいのだろうか。

 これぐらいの感染数になると、

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 茨城県 新型コロナ 6人感染確認 先週火曜日より6人減

 新型コロナウイルスで、12日、県内では新たに6人の感染が発表され、県内で感染が確認された人は累計で2万4321人となりました。

 新型コロナウイルスで、茨城県は12日、県内で新たに6人の感染が確認されたと発表し、先週の火曜日より6人減りました。
 12日感染が発表された人のうち、2人は感染者の集団=クラスターが発生した牛久市内の事業所の従業員です。
 この事業所で感染が確認されたのはあわせて16人となりました。
(中略)
 12日感染が発表された6人は、住んでいる自治体別では、龍ケ崎市が4人、古河市が2人となっています。
 NHK 茨城 NEWS WEB 10月12日 17時00分

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 これだけの増減でも、煽ろうと思えば「昨日と比較して感染者数2倍!」と煽ることもできるわけで。
 実際にマスメディアは、

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 国内感染、週5800人増 増加幅は縮小 新型コロナ

 国内の新型コロナウイルス感染者の累計は11日午前10時現在、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」乗船者を含め171万1389人となった。
 過去1週間の新規感染者は5834人で、増加幅は前週の1万77人から大きく縮小した。死者は1週間で205人増え、累計で1万7953人となった。
 都道府県別の累計感染者は、東京が37万6776人で最多。大阪20万1155人、神奈川16万8389人、埼玉11万5242人と続いた。 
 時事通信 10/11(月) 10:44

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 今までやっていなかった「週累計」という数字を出してきたりと、「とにかく大きな数字が目に触れるように」と必死になっているのだから、「なんだこいつら?」。

「データの比較というのは条件をそろえておかなければ意味がない」という数学の基本もできていないのだから呆れてしまう。
 こういう者たちが勤労統計での「データ収集法の変更」で政権叩きをしていたのだから暗澹たる思いにつかれるし、実際に(2019/01/12の記事、正すべきは「公務員世界の掟」だ)で書いたように「実際より数値が低く出ていた」のに「高く改竄!」「アベノミクスの失敗を隠蔽していた!と「そっち系」が大騒ぎして社会の足を引っ張ることにもなっていたのだから、ため息つくばかりでもいられない。

 こんな「数学が分からないから文系」という頭脳レベルの人間たちにつられて騒ぐのは、もうやめにしなくては。

 



 国会で、岸田総理大臣の所信表明演説が行われ、それに対する各党の代表質問が始まっている。
(2021/10/04の記事、こんな「様式美」などさっさと捨てよう)で書いたように、この内閣は10/31に予定されている総選挙後30日以内に開かれる国会前に総辞職することになっているし、選挙結果では「別の総理」が次に指名される可能性もゼロではないのだから、実質的には今年の4月頃に枝野立民代表が騒いでいた「暫定的な選挙管理内閣」的な性格のもの。
 所信表明も代表質問も「選挙前の討論会」程度に見ておくべきものなので特に取り上げる気はなかったのだが、

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 衆院選へ野党が先制パンチ「3日後解散なら新閣僚はひな壇に座ってるだけ」

衆院本会議の各党代表質問が11日に幕を開け、立憲民主党の枝野幸男代表(57)ら野党が、衆院選(19日公示、31日投開票)へ向け、岸田文雄首相(64)に先制パンチを浴びせた。

 鋭く、強烈だったのは立憲民主党の辻元清美副代表(61)だった。「総理、予算委員会やりましょうよ」と口火。「コロナ禍で多くの方が苦しんでいる中、オリンピック、総裁選はしはるのに、国会は開かなくていいのか」。4日に発足し、14日には解散予定の新政権に「この3日後に解散されたら、新閣僚の皆様のお仕事は、ひな壇にお座りになっているだけになってしまう。適材適所なのかも分かりません。このまま選挙に突入は国民の皆様に失礼」と連打した。

 
もっとも深く追及したのは「森友問題」だった。自殺に追い込まれた財務省職員だった赤木俊夫さんの妻で、国会を傍聴した雅子さんが岸田氏に宛てた手紙の全文まで読み上げ、訴えた。「お返事はされるのでしょうか? 第三者による再調査、実行されますか?」。財務省の対応や自殺理由などの真相究明を求めた。自民党の甘利明幹事長が16年に経済再生相辞任に至った金銭授受問題についても「調査報告書はご覧になり確認されたのでしょうか?」。コロナ対策や、先送りを公表した金融所得課税強化などの経済政策を含め「岸田さんには(首相は)荷が重いのかなあと思います」とまで言い放った。
 岸田氏は森友問題に「手紙は拝読いたしました。内容はしっかり受け止めさせていただきたい。本件については法的プロセスに委ねられている。慎重に対応したい」。甘利氏の問題には「調査報告書は見ていません。説明責任のありかたについては、政治家自身が自ら判断するべきもの」と述べるにとどめた。

 枝野氏も「まさに、逃げる、説明しないという安倍・菅政権の一番悪いところを、さらにひどくさせて受け継いだことが明らかになった。特に赤木さんの手紙に官僚答弁丸読みだったことが、はなはだ残念」と憤った。12日は衆参両院で、各党代表質問が続く。この日に質問出来なかった案件に関しても、枝野氏の意向がくまれる予定だ。【鎌田直秀】
 日刊スポーツ 10/11(月) 20:41

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 これはあまりにひどいので、質問者とそれをまるで「舌鋒鋭く迫る論客」のように伝えるメディアを、強く非難したい。
 立民等野党は今までさんざん「コロナがなんたらだから国会開いてどうたら」といい続けてきたのに、いざ開かれて議論の場ができたら「もっとも深く追及したのは『森友問題』だった」というのだから、有権者は怒らなければ

 そもそも(2021/10/10の記事、罪人に入れ墨をして石を投げていた時代がお望みのようだ)でも書いたように、この話はもうすでに片が付いている。
 辻本副代表はわざわざ死亡した職員の妻の手紙全文読み上げまでして正義ぶっているが、赤木氏を追い込んだ一番の要因は彼らによる「揚げ足取り追求」であったことが財務省側から出ているではないか。
 自分たちで圧力かけて死者まで出しておきながら、その家族を担いでその相手を罵る
(2016/09/30の記事、人として最低である)でも書いたように、辻本副代表は人として最低の人間であるが、だからといって何をしても「そういう人だから」で許されるものではない!(怒)

 そんな「人間のクズ」の言動に「まさに、逃げる、説明しないという安倍・菅政権の一番悪いところを、さらにひどくさせて受け継いだことが明らかになった。特に赤木さんの手紙に官僚答弁丸読みだったことが、はなはだ残念」と便乗している枝野代表もまた、同レベルの人間だということで、それだけでも国会の椅子に座るのなどとんでもないことだ。


 上でも書いたように、菅前総理が言っていた「明かり」の中に日本社会は踏み出し始めている。
 これはひとえに前総理がいろいろ打った手のおかげで、まだ特に新しいことをなにもしていない岸田内閣の施策の効果が出たものではないのだが、

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 産経・FNN合同世論調査 コロナ対策 「評価する」が初めて上回る

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が9、10両日に実施した合同世論調査で、政府の新型コロナウイルス対策を質問したところ、「評価する」が56・9%、「評価しない」は36%となり、年明け以降、初めて「評価する」が「評価しない」を上回った。新規感染者数が急激に減少し、第5波が収束傾向にあることが、政府への評価につながったとみられる。
 調査結果によると、「評価する」は先月行った前回調査に比べ14・4ポイント増加し、「評価しない」は12・7ポイント減少した。「評価する」が半数を超えたのも初めてだ。
 支持政党別では、自民党支持層で前回「評価する」と回答した割合は58・2%だったが、今回は72・1%に大幅に増加。立憲民主党支持層では前回22・1%だったのが、今回38・8%となり、与野党そろって評価する割合が増えた。
 ワクチン接種の進展が、第5波の収束に大きく貢献し、政府への評価を高めたとみられる。接種の進み具合について聞いたところ、「順調に進んでいる」と答えた割合は前回より18・5ポイント増え73・8%。「順調に進んでいない」は17・4ポイント減り、23・9%となった。

 実際、政府の集計によると、2回目接種が完了した人の割合は、10日時点で全国民の64・3%に上り、着実に接種は進んでいる。最近では10~30代の接種率の向上が顕著だという。これを反映してか、「18~19歳・20代」の男性は81・6%、女性は79・7%と、男女ともに約8割が「順調に進んでいる」と答えた。これが全体の数字を押し上げたといえる。
 この年代が前回調査で「順調に進んでいる」と回答したのは男性61・5%、女性50・3%だった。(坂井広志)
 産経新聞 10/11(月) 18:22

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 世間の人はこんなことを言っている。

 菅政権の時には「ワクチンは順調ではない」の声が多かったのに、そのままの流れが続いているにもかかわらず、「『順調に進んでいる』と答えた割合は前回より18・5ポイント増え73・8%」というのだから、どれだけメディアや野党の印象操作に引っかかっているのだろう。

 だから「それだけ」に頼っていた枝野代表としては、

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 首相、早急にコロナ全体像 枝野氏、政府対応「失敗」

 岸田文雄首相は11日の衆院本会議での代表質問で、新型コロナウイルス感染再拡大に備えた対応策の全体像を早急に示す方針を表明した。
立憲民主党の枝野幸男代表は政府対応を「失敗」と断じ、政権交代を訴えた。経済政策で「成長」と「分配」のどちらに力点を置くかを巡り、見解の隔たりが浮き彫りになった。首相はコロナの追加経済対策を速やかに実行するために、19日公示、31日投開票の衆院選日程を決めたと説明した。
 代表質問は衆参両院で13日まで実施。衆院は翌14日に解散される。与野党は衆院選をにらんで主張を競う。
 共同通信 10/11(月) 19:51

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 きちんとした論戦に持ち込む前に「失敗」のレッテルだけで押し通すしかないのだろうが、「失敗」というのならば、「なにが失敗」なのかをきちんと指摘しなければ。

 菅内閣の新型コロナ対策は、今の感染者の激減や、(2021/10/09の記事、メディアにつられて脊髄反射していると……)で取り上げた「半世紀ぶりの倒産数の少なさ」という形で結果を出している。
 ならば野党としては一時逼迫した医療体制と緊急搬送の待機にすがって「命がー」とやるしかないのだろう。「応援団」も盛んに「平時の医療体制にこだわり有事の備えがなんたら」と盛んにいってくれているし。
 が、そういう「備え」を作ると「ムダムダ」といって騒いだのは誰だったか。
 ベッドを確保するために補助金ほだして「開けて」もらっても、「そこまで埋まらなかった」ならば(2021/09/26の記事、これがすなわち「朝日新聞クオリティ」というものか)のように「補助金不正だー」と騒いで悪認定されるのでは、どこが手を挙げてくれることだろう。

 新型コロナ感染症を「政局」の道具にされるだけでも国民には迷惑な話なのに、それを口実に「国会国会」と騒いだあげくにやることといえば「モリトモ」では、「反自民」だけが人生目的になっている人間以外の誰が支持しよう。

「明かり」の中ではヒステリックに叫ぶ自分たちが人にどう見えるかぐらいは、判断できるようにならないと。


 本日の開花。

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「夏のような暑さ続く中、桜が見られるなんて驚き」…白やピンクの花を楽しむ


(写真、読売新聞オンラインより。白や淡いピンクの花を咲かせる十月桜(7日、山口県岩国市で)=大野博昭氏撮影)

 山口県岩国市の吉香(きっこう)公園で、十月桜が見頃を迎え、散策する人たちの目を楽しませている。見頃は11月頃まで続くという。
 同公園によると、十月桜は秋を中心に咲く。園内には14本が植えられている。同市の主婦(37)は「夏のような暑さが続く中、桜が見られるなんて驚きました」と話していた。
 読売新聞オンライン 10/11(月) 14:31

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 並んでいる見出しを見て「このごろの変な暑さが桜の季節感を狂わせたのか!」と思ったら、ああ、「十月桜」が咲いたというものか。

 しかしすごく元気よく咲いているなぁ。秋に咲く桜は春に比べると花が少ないイメージがあるのだけど。

 偕楽園の正門前にも二期桜の樹がある。
 花はどうなっているだろう。安静期間が終わっているようならば、今度の土日にでも見に行きたいな。