ピント外れのところで騒いでいる議員は「やじ馬」とどう違う? | 偕楽園血圧日記

ピント外れのところで騒いでいる議員は「やじ馬」とどう違う?

 バイデン氏が大統領に就任して演説をしたということで、また「涙が止まらなくなった」り「体が震えてとまらない」情緒不安定な人が大量に出ているようだが、私は彼がなにかの発表会でティーンエイジャーの女の子の髪にべたべたほおずりしている姿を見てから人間的に軽蔑しているので、どんな名演説してくれたところでまるで心に響かない。
「菅の演説は響かない」といっている人間もつまりはそういうことで、原因は菅総理ではなく聞いている人間の方にあるのだ。

 そんな者たちが今度は、

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 首相の答弁短すぎ? 30分残し参院本会議終了 立民が丁寧な対応要求

 21日に開かれた参院議院運営委員会理事会で、同日の参院本会議における菅義偉首相の答弁をめぐり、立憲民主党から答弁時間が短かったことも含めて丁寧な対応を求める意見が出た。同日の本会議は2時間を見込んだが、所要時間を30分残して終了した。水落敏栄委員長(自民)は、丁寧な説明をするよう政府に申し入れる考えを示した。
 理事会後、水落氏は記者団に「答弁しているが、すごく簡潔に答弁している」と説明。その上で「30分の質問時間であれば、それに見合う形の答弁をすることが今までの慣例だ」と語った。
 この日の本会議では、首相の答弁中に野党議員から「えー、それだけか」「終わり? 終わり?」などのヤジが飛んだ。
 産経新聞 1/21(木) 14:59

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もう菅はダメでしょう。丁寧に説明できる能力がないことは総理どころか政治家失格ですよ。二階が懸命にヨイショしましたが菅の命運は尽きてます。やっぱりロクな人間は自民党にはいないということです。早く下野させないと不幸な国日本になります。

 同記事コメント欄より。

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 施政方針演説を受けての代表質問に対する答弁が「短すぎる」と文句をつけ、いつものごとく中身のないディスりコメントがつけられているのだが、いや、順番を考えれば、この代表質問の前に施政方針演説のぶんの時間があるんだよね?
 それも含めてのやり取りなのだから、単純に「30分の質問時間であれば、それに見合う形の答弁をすることが今までの慣例だ」というのは、それこそ下らない。
「時間」というのならば、(2020/10/30の記事、結局いつもの「クレーマー」路線に戻った)で触れた菅氏の所信表明に対する枝野氏の「代表質問という形の自身の所信表明14分」は、政府側が「揃えなければならない時間」に含まれるのだろうか?

 しかも産経の記事では答弁の中身についての記述はまるでないというのに、「もうダメ」と書くような人間が現れている。
 水落議員の質問が実は「意味のない修辞で飾られた、ただ長ったらしいだけのもの」ではなかったのか、総理が「きちんと答えなかったのか」、これではまったく判断できないというのに、そういうところを離れてただ「お前の態度が気に入らない」で話がされている。

 これが今の政治報道なのだから、それで「支持率がなんたら」というのがおかしな話だ。


 菅総理のニュースにつくコメントでは、上で引用したような中身のないレッテル貼りとか「目が死んでる」だとか「下を向いてボソボソ」とか「棒読み」とかいうものがやたらと多い。
 目がどうとかいう面相に関するものはただの中傷だし、喋り方についていうならば、もともと菅氏はそういう喋り方をする人で、声を張り上げ熱弁するタイプではないのだからぐちぐち言うものではない。むしろ声質だけならば安倍前総理よりも菅氏の方が落ち着いた響きがある。
 話の中身に関係なく「声と話し方だけ」で非難していいならば、私は枝野立民党代表の甲高い声でケンカ腰に食って掛かる物言いの方がよほど「嫌」だ。

 その枝野氏が、

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 国会 衆議院で代表質問始まる 新型コロナ対策めぐり論戦

 国会では20日から衆議院で、菅総理大臣の施政方針演説に対す る代表質問が始まりました。新型コロナウイルス対策について、立憲民主党の枝野代表が判断の遅れが感染拡大を招いたと追及したのに対し、菅総理大臣は対応 が遅れたとは考えていないと反論し、国民の生命と暮らしを守るために必要な対策を講じていくと強調しました。
 立憲民主党の枝野代表は、新型コロナウイルスの感染拡大について「多くの声を無視して必要な対策を先送りしてきた結果が『感染爆発』と呼ばざるをえない現状だ。判断の遅れを認め、反省から始めるべきだ」とただしました。
 これに対し菅総理大臣は「根拠なき楽観論に立ち、それによって対応が遅れてきたとは考えていない。引き続き、国民の生命と暮らしを守り、感染拡大をおさえつつ雇用や事業を維持するという考えに基づいて必要な対策を講じていく」と述べました。
 そして、緊急事態宣言の解除について「まずは緊急事態宣言のレベルである、ステージ4を早急に脱却し、ステージ3の水準を目指したうえで、さらなる感染者数の減少を目指していく」と述べました。
 また、枝野氏は感染症法の改正をめぐり「強制力をもって迫る前に、国民が協力できるよう感染者の生活支援体制の充実など、政府としての責任を果たすべきだ。懲役刑まで設けようというのは到底、容認できない」とただしました。
 これに対し菅総理大臣は「個人の権利に十分配慮しつつ感染拡大防止を図るために、入院措置を拒否した場合には罰則の規定を設けるなどの改正を行うものであり、与野党の意見も伺いながら速やかに法案を国会に提出していく」と述べました。
(後略)
 NHK 2021年1月20日 19時11分


 枝野氏「なぜこんなに後手、反省を」 菅首相を追及

 通常国会で菅義偉首相の施政方針演説などに対する各党の代表質問が20日午後、衆院本会議場で始まった。最初の質問者は野党第1党・立憲民主党の枝野幸男代表。菅首相に対し、新型コロナウイルス対策について「なぜこんなに、後手に回っているのか。判断の遅れを認め、反省することから始まるべきではないか」と追及を始めた。
 立憲など野党は昨年12月の臨時国会閉会前、新型コロナウイルス対策の特別措置法の改正案などを提出していた。枝野氏は「総理には、国会を閉じ、法改正が遅れたことへの反省があるか」と質問した。
 菅首相の肝いりの「Go To キャンペーン」に関しては、枝野氏は「つい先日まで『Go To イート』で外食を奨励していた政府が、反省やおわびもなく、手のひらを返すように会食しないよう呼びかけても、説得力はない」と訴えた。菅内閣が今年度第3次補正予算案で「Go To トラベル」事業に約1兆円を計上したことに対しても、「ピント外れの極みだ」と指摘。「少なくとも『GoTo キャンペーン』の追加予算は削除して、感染症対策に振り替えるべきだ」と要求した。
 さらに、経済を重視する首相に対し、
「経済を回していく『with コロナ』ではなく、市中から感染をなくしてしまう『zero コロナ』」を目指すことを提案した。
 菅内閣は特措法と合わせて今国会に提出する感染症法の改正案で、入院を拒んだ感染者に懲役刑を科すことを盛り込んでいる。弁護士でもある枝野氏はこれに対し「懲役刑まで設けようというのは行き過ぎで、容認できない」と主張。罰則に関し、首相の唱える「自助・共助・公助」を念頭に、「この局面においても自助を強調し、政府による公助を怠りながら、罰則をちらつかせることで対策を進めるような姿勢では、国民の信頼と協力が得られるはずがない」とも訴えた。
 衆院本会議場は「密」回避のため、約半数の議員のみが出席した。
 朝日新聞デジタル 1/20(水) 13:24

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 代表質問に出てきて総理にいろいろ言っているのだが……もうめちゃくちゃ。

 相変わらずの「後手後手といっておけば相手をやり込められる」という自惚れた事後諸葛亮に終始しているのだからそれでもため息ものなのだが、「zero コロナ」というに至ってはもはや「口あんぐり」。
 枝野氏は、中国が武漢でやったような「食料も配給にして完全に市民を閉じ込めて感染を押さえる」というようなことをやろうというのだろうか? 今のところ完全に感染を押さえられる方法はそれしかないのだが?
 もちろん全国でそれをやった上で、外国からの入国もすべて完全シャットアウトで。入る人間は強制的に二週間隔離を義務付ける、と。
 だが彼は一方で、話に出ている「入院勧告の無視に罰則」などに対しては完全に反対だと主張する。
「強制力は認めない。だが感染は完全にゼロにする」。いったいどんな魔法の方法があるというのだろう?

 そもそも「後手後手」と政府を貶す彼は、安倍内閣からずっと政府がどういう方針でこの疫病に当たっているのかを理解していない。
(2020/02/27の記事、ネットで長い文章って、読まれないんだよなぁ)(2020/03/05の記事、「検査数積み上げ」のための検査に何の意味がある)などで指摘したように、日本政府の対コロナ施策の基本が「死亡者数の抑制」であることは、きちんと施策を見ていればわかるはずだというのに。

 そして、政府のこの方針は、ウォールストリートジャーナルの「The Covid-19 Death Toll Is Even Worse Than It Looks World-wide deaths are running far beyond what would have been expected without the pandemic」という記事によれば、成功している。

 同記事は有料記事なので記事内のグラフを抽出してくださっている方のツイートから引用すると、


(画像、池田信夫@ikedanobより)

 と、わが国の昨年の超過死亡数はマイナス。つまり新型コロナ感染症での死亡数を足しても、例年より死亡者数が減っているのだ。
 それでも死亡者が出てしまっている以上政府は「成功している」と自賛するようなことはない。が、それを批評しようという者は、まずこれを評価してからでなければ政府の対新型コロナ施策に対して何かをいうことはできない
 端的にいってしまえば、政府にとって毎日の感染確認数というのは「死亡の危険のある重症者が増える可能性」を示す二次変数にすぎないのだ。
「感染確認数」をまるで「今日感染した人数」であるかのように毎日ニューストップで連呼するマスメディアや、それに踊らされて「後手後手」といっている枝野代表のような人物は決して見ようともしないし、理解もできない「現実」がここにある。

 この「現実」が見えない枝野氏は、

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 「GoToで感染拡大、政府を止められなかった」 立憲・枝野氏が国民に謝罪

 立憲民主党の枝野幸男代表は20日、衆院本会議での代表質問で、菅政権の旅行需要喚起策「GoToトラベル」が新型コロナウイルスの感染拡大を招いたと指摘して「政府の動きを止められなかったことにじくじたる思いだ。国民に深くおわび申し上げる」と述べ、国民に対して謝罪した。
 これに先立ち、枝野氏は「首相がこだわったGoToキャンペーンは、税金を使って『旅行に行って! 会食に行って!』と勧めるものだ。感染が収まらない中で強行すれば、火に油を注ぐと初めから心配されていた。結果として緊急事態宣言が出され、経済にもかえって大きな打撃を与えた」と指摘しており、早期のGoTo停止を唱えた野党の「力不足」を謝罪した形だ。また、冒頭ではコロナで亡くなった人に哀悼の意を示し、「医療体制に不安を抱いている皆さんに心からおわび申し上げる」と述べて頭を下げた。【小山由宇】
 毎日新聞 1/20(水) 18:25


 立民・枝野氏「首相に反省のチャンスあげたのに」

 立憲民主党の枝野幸男代表は20日、衆院本会議の代表質問で政府の新型コロナウイルス感染症対策の遅れを追及した。その後、国会内で記者団の取材に応じ、菅義偉首相の答弁について「私の質問で、(首相が)自然の流れの中で国民に反省やおわびをするチャンスを作って差し上げたつもりだが、全くそういう答えがなく残念だ」と語った。
「根拠なき楽観論に立って対応が遅れた」などと指摘したのに対し、首相が否定したことを念頭に置いた批判。
 代表質問で枝野氏は、経済と感染防止を両立させる「ウィズコロナ」ではなく、市中から感染者がいなくなるまで封じ込めた後に経済を再開する「ゼロコロナ」を訴えた。
 産経新聞 1/20(水) 18:31

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(2021/01/10の記事、過ちを認めないと「呪詛返し」にはまるよ)で指摘した「GoTOトラベルを停止して四週間たっても感染確認数が減らない」という事実から顔を背けて、いや、いつの間にか「GoToイート」を潜り込ませて論点をずらし、人に謝罪を迫るという下種の行為に励むばかり。

 彼が引きする野党も、いつまでも「政治闘争」の中で、

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 野党、3次補正予算案組み替え動議提出へ 「Go To」取り下げ求める

 立憲民主、共産、国民民主の野党3党の国対委員長は20日午前、国会内で会談し、今年度の第3次補正予算案について、予算の使途変更を求める組み替え動議を来週にも提出する方針を決めた。1兆円超の観光支援事業「Go To トラベル」実施経費を取り下げ、新型コロナウイルスに対応する医療や生活支援などに充てるよう求める方針。
 立民の安住淳国対委員長は会談後、記者団に「必要性が認められないものが羅列された、感染症対策に響かない予算だ」と述べた。
 また、新型コロナ感染症対策を強化する特別措置法や感染症法などの改正案については、懲役刑を含む刑事罰を科す内容で慎重論もあることから、菅義偉首相が衆参の本会議に出席して説明すべきだとの認識で一致した。国会審議に先立ち、政府・与野党連絡協議会を週内に開き、政府に内容の説明を求める方針も確認した。
 産経新聞 1/20(水) 12:15

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 ひたすら「GoTo叩き」を続けているが、上で書いたように、政府の基本方針は「死亡者数を減らす」なのだ。
 そのために政府は治療体制の確立を考えていて、その中で出てきているのが(2021/01/18の記事、「人権」はあんたたちの都合で使う道具じゃないぞ!)で引用した記事にある「民間医療機関への協力勧告」という話。「ワクチンが効果を表すまでは、医療機関に頑張ってもらうしかない。そのために少々『権力』も振るわせてもらうことになる」。これが今政府が進めようとしている法改正の方向である。
 その目的は、もう一度書くが、「死亡者を増やさない」こと。
 法律もその方向で実行力のある形にするべきで、「私権がどうの」という観念論で止まったり、ピント外れの「GoTo叩き」など結っている場合ではない。

(2008/05/11の記事、葉をかいて根を断つ)で書いたように、わが国では以前から「90日転院」という問題がある。
 今政府が病床確保の話をしているときに、こういう問題は絡んできていないだろうか。

 例えばわが県では、

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 病床確保へ医師会と老健など連携

 新型コロナウイルスの感染の急拡大で病床の確保が課題となっていることを受け、茨城県医師会などは、新型コロナの症状が改善した高齢者が高齢者福祉施設に移ることでスムーズに病床を空けることができる体制作りを進めることにしています。
 これは22日、県の医師会と老人福祉施設協議会、それに介護老人保健施設協会が会見を開いて発表したものです。
 会見で医師会は、県内の医療機関は民間で小規模なところが多いため、新型コロナに対応できる病床を増やしていくことは難しいと説明しました。
 このため、医療機関と介護老人保健施設や特別養護老人ホームといった高齢者福祉施設が情報を共有することで、新型コロナの症状は改善したものの自宅に戻ることが難しいなどとして退院できずにいる高齢者に施設に移ってもらうことで、スムーズに空き病床を確保する体制を構築していくということです。
 県医師会などは今後、茨城県も交えて新たに会議を立ち上げることにしています。
 県老人福祉施設協議会の木村哲之会長は「受け入れた人を個室などで隔離できることが重要になる。利用者や家族、職員に丁寧に説明して、できる限り対応したい」と話していました。
(後略)
 NHK NEWS WEB 茨城 NEWS WEB 01月22日 17時37分

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 こういう話がされているし、政府からも、

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 転院患者受け入れで加算 病床確保へ診療報酬 厚労省

 厚生労働省は22日、新型コロナウイルスから回復した後、引き続き入院が必要な患者を転院で受け入れた医療機関について、1日当たり9500円の診療報酬を加算できるようにすると発表した。
 コロナ患者への対応が難しい医療機関にも積極的に受け入れてもらい、感染者の治療を担う病院の病床確保につなげる狙い。同日から適用する。
 加算は最大で90日間算定できる。これによる患者の自己負担は1~3割となる。田村憲久厚労相は22日の閣議後記者会見で「コロナが治って自宅に帰るまでの受け皿とすることで、コロナ病床を増やす。各医療機関には利用してもらい、病床確保に協力してほしい」と述べた。
 時事通信 1/22(金) 11:03

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 こういう話がされているのだが……「政局」しか見えない野党には「これがうまくいくようにするにはどうすればいいか。どんな法律が必要か」というところで前を向いた議論をすることなど、期待する方が無理というものだろうなぁ(ため息)。


 本日の自然。

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 諏訪湖「御神渡り」厳しい状況に 強風の大波で大部分が解氷


(写真、毎日新聞より。ほとんど解氷した大荒れの諏訪湖を観察する宮坂清宮司=長野県諏訪市豊田の舟渡川河口で2021年1月20日午前6時57分、宮坂一則氏撮影)

 1年で最も寒い頃とされる二十四節気の「大寒」の20日早朝、諏訪湖(長野県)は前日からの強風による大波で、全面結氷していた大部分が解氷した。氏子総代とともに舟渡川河口(諏訪市豊田)で御神渡(おみわた)りの出現を期待して毎朝湖面観察を続けてきた八剱(やつるぎ)神社(諏訪市小和田)の宮坂清宮司(70)は、荒れる湖面に「あーあ、がっかり。厳しいね」と落胆していた。
 宮坂宮司は気を取り直して「節分、立春まで、後半戦の観察を期待を持って続けたい」と話していたが、長野地方気象台によると今後の気温は平年より高めで推移すると予報していることから、御神渡りの出現はかなり厳しい状況となった。
 厳寒期の結氷した諏訪湖に現れる御神渡り。13日に全面結氷して2018年2月以来3季ぶりの出現に期待がかかっていたが、その後の結氷は一進一退。19日朝には解氷が進んで湖面は波を打ち、宮坂宮司は「何も言葉がない。自然は(人が)思う通りにいかない」と言葉少なだった。
 迎えた20日朝。気温は長野地方気象台によると氷点下8・4度と今季最低を記録。宮坂宮司による現地計測で気温氷点下7度、水面下50センチの水温氷点下0・5度。だが、大波が氷を岸に打ち寄せる光景に、宮坂宮司は「観察を始めて2週間でこんなに波風の立つ湖は初めて。昨日まで(厚さが)5センチあった氷が、ほとんど砕けた」とあぜんとしていた。
(後略)
【宮坂一則】
 毎日新聞 1/20(水) 17:05

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(2021/01/14の記事、だから病気を政治の道具にするなというのに(怒))で全面結氷のニュースを取り上げた諏訪湖。
「久々の御神渡りか!」と地元は盛り上がっていたのだが……まさか「風」で氷が砕けてしまうとは。

 自然というのは気まぐれだ。
 いや、ここは神話らしく、諏訪大社の神が「夫婦喧嘩」をしていて、建御名方神が来られないよう八坂刀売神が氷を砕いてしまったと考えるべきか。
 なんだかとても古事記っぽくなるぞ(笑)。