理由は聞くな、どうせ大したことは言ってない | 偕楽園血圧日記

理由は聞くな、どうせ大したことは言ってない

 東京オリンピックのボランティアの話で、どうして応募者のインタビューに出てくるのが「留学している韓国人」なのだろうか、NHKニュース7? 日本のオリンピックの話で、応募しているのは圧倒的に日本人が多いはずだよね?
 いったい何に、誰に「忖度」しているのだろうか。


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 防衛相「攻撃直前の行為」 韓国駆逐艦が海自哨戒機に火器レーダー照射

 防衛省は21日、海上自衛隊厚木基地(神奈川県)所属のP1哨戒機が20日午後3時ごろ、石川県・能登半島沖の排他的経済水域内の上空で韓国海軍の駆逐艦から火器管制レーダーの照射を受けたと発表した。韓国軍からのレーダー照射が公表されたのは初めて。日韓関係の悪化が懸念される。
 岩屋毅防衛相は「攻撃直前の行為。不測の事態を招きかねず極めて危険」と述べ、韓国に強く抗議したことを明らかにした。一方、韓国国防省は「日本の哨戒機を追跡する目的で運用した事実はない」とのコメントを発表した。
 防衛省によると、P1は警戒監視活動中、近くにいた韓国海軍のクァンゲト・デワン級駆逐艦(満載排水量3917トン)の火器管制レーダーが動くのを目視で確認。感知装置でも照射を確認し、退避行動を取った。同艦に無線で意図を確認したが、応答は確認できなかったという。近くには韓国海洋警察庁の警備救難艦も1隻確認された。島根県・竹島からは離れていた。
 日韓関係は徴用工問題や慰安婦財団の解散などを巡って冷え込んでいる。10月には韓国海軍主催の国際観艦式で、韓国側が海自艦艇の自衛艦旗(旭日旗)の掲揚自粛を求め、海自が参加を見送った。岩屋氏は記者団に「(日韓関係に悪影響が)ないようにしたい」と話した。
 火器管制レーダーは砲撃やミサイル発射のために標的に電波を照射し、距離や方位を特定する。韓国の駆逐艦は127ミリ砲や対空ミサイル発射機を備えており、防衛省関係者は「レーダー照射すれば、後はスイッチ一つで発射できる。あり得ない行為だ」と話す。日本や韓国など21カ国が2014年に採択した海上衝突回避規範でも同レーダーの照射を回避すべき行為の一つとしている。
 同レーダーを巡っては、13年1月に中国軍のフリゲート艦が海自護衛艦に照射。直前には海自ヘリコプターにも照射が疑われる事案があり、日本政府が中国側に厳重抗議した。【前谷宏】
 毎日新聞 12/21(金) 21:41

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 韓国海軍の駆逐艦が、自衛隊機に向かって火器管制レーダーを照射したということで、またごたごたが起きている。

 毎日新聞は「韓国軍からのレーダー照射が公表されたのは初めて。日韓関係の悪化が懸念される」と読みようによっては「公表した日本が悪い」とも取れるような表現をしているが、この問題がこじれているのは、韓国側が、

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 (朝鮮日報日本語版) 韓国駆逐艦が日本の哨戒機にレーダー照射、日本の抗議に韓国軍困惑

「韓国海軍駆逐艦が20日、石川県能登半島沖で警戒・監視任務を遂行していた日本の自衛隊哨戒機を火器管制用レーダーで照射した」と日本政府が21日、主張した。日本の防衛省はこの駆逐艦を広開土大王(クァンゲト・デワン)級駆逐艦(3200トン)だとしている。
 岩屋毅防衛相は同日午後、記者会見を開き、「20日午後3時ごろ、能登半島沖で、韓国海軍の駆逐艦が、警戒監視活動に当たっていた海上自衛隊のP1哨戒機に火器管制用レーダーを照射した」「レーダーの照射は、基本的に火器(ミサイルなど)の使用に先立って実施する行為だ。これを相手に照射することは不測の事態を招きかねない極めて危険な行為だ」「本事案の重大性を考慮して韓国側に同日、(外交ルートを通じて)抗議するとともに、再発防止を求めた」と述べた。
(中略)
 これに対して、韓国国防部(省に相当)は「韓国軍は正常な作戦活動中にレーダーを運用したが、日本の海上哨戒機を追跡する目的で運用した事実はない」と述べた。複数の軍関係者によると、事実、広開土大王級駆逐艦は20日、鬱陵島・独島(日本名:竹島)近くの大和堆(やまとたい)と呼ばれる漁場で操業中だった船が遭難したとの連絡を受け、救難活動のために東海(日本名:日本海>)上から日本の方面へ航行していた。
 韓国海軍関係者は「大和堆漁場で操業をしていたほかの船舶が『北朝鮮の漁船と推定される船舶が遭難ようだ』と通報したものと見られる。韓国海軍がこの船を捜すために火器管制用レーダーを作動させたことは事実だが、日本の哨戒機を狙う意図は全くなかった」と説明した。韓国側は北朝鮮の遭難漁船を捜すため、一般的なレーダーよりも精密な火器管制用レーダーを使用したが、その半>径に日本の哨戒機が偶然入ってきたというのだ。
(後略)
 朝鮮日報日本語版 12/22(土) 8:51

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 と、「遭難した船を探すのに使っていたレーダーの照射範囲に偶然自衛隊機が入ってきた」と言い訳をしたら、

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 韓国に反論「捜索のためでも非常に危険」防衛省

 防衛省は22日午前、海上自衛隊のP1哨戒機が韓国海軍の駆逐艦から火器管制レーダーを照射されたことについて、「広範囲の捜索に適するものではなく、遭難船舶を捜索するためには、水上捜索レーダーを使用することが適当」とする声明を発表した。韓国側が遭難船舶にレーダーを使用したと説明していることに反論した。
 哨戒機は20日、能登半島沖の日本海で警戒監視活動中に照射を受け、日本政府は韓国政府に抗議した。
 防衛省は声明で「火器管制レーダーは攻撃実施前に攻撃目標の精密な方位・距離を測定するために使用する。照射は不測の事態を招きかねない危険な行為であり、仮に遭難船舶を捜索するためであっても、非常に危険な行為だ」と指摘した。
 読売新聞 12/22(土) 16:06

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 と反論され、また「海上捜索のために使っているレーダーの電波を空に向けて飛ばしたのか?」と笑われたからと、

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 日本哨戒機接近し撮影用光学カメラ稼働 ビーム放射はせず=韓国軍

【ソウル聯合ニュース】韓国海軍の艦艇が20日、東海上で日本の海上自衛隊のP1哨戒機に火器管制レーダーを照射したされる問題で、艦艇は遭難した北朝鮮の漁船を捜索するため、接近していた哨戒機に向けて映像撮影用の光学カメラを使用していたことが23日、わかった。光学カメラを使う際、追跡レーダー(STIR)が共に作動されるが、哨戒機にビームは照射しなかったという。
 複数の韓国軍消息筋は当時の状況について、「東海で遭難したとの通報を受けて出動した駆逐艦『広開土大王』が船舶捜索のためのマニュアル通り、航海用レーダーと射撃統制レーダーをフル稼働していた」として、「その後、日本の哨戒機が艦艇の方向に接近し、光学カメラを運用した」と説明した。
 航海用レーダーは漁船や商船、軍艦などを確認する際に用いられる。射撃統制レーダーは遠距離にある海上の物体をより正確に識別できる。韓国海軍は当時、射撃統制レーダーは対空用ではなく、対艦用のモードで運用していたと説明した。
 韓国軍の消息筋は「追跡レーダーが(光学カメラと)共に稼働されたが、ビームは照射しなかった」として、「実際に日本の哨戒機を威嚇する行為はなかったことを明確にしたい」と強調した。
(後略)
 聯合ニュース 12/23(日) 17:14

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「いや、カメラは向けたけど電波は出していなかった」ということを変え、挙句の果てには、

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 哨戒機、韓国艦へ「威嚇的飛行」

【ソウル共同】韓国海軍の駆逐艦が日本の海上自衛隊のP1哨戒機に火器管制レーダーを照射した問題を巡り、韓国の聯合ニュースは23日、軍関係者の話として、駆逐艦は遭難した北朝鮮船舶の捜索作業中、P1哨戒機が接近してくるのをカメラで撮影していたと報じた。「艦艇の上に向かって飛行する方がむしろ威嚇的だ」とする軍関係者の発言も伝えた。
 火器管制レーダーを意図的に照射し、日本側を威嚇したのではないかとの見方は否定した。
 日本の防衛省は、P1哨戒機が火器管制レーダーの照射を受けた後、韓国側に無線で意図を問い合わせたものの応答がなかったとしている。
 共同通信 12/23(日) 19:35

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「自衛隊機が悪い」と被害者ぶり始め、

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 レーダー照射、韓国紙「この程度で非難とは」

【ソウル=豊浦潤一】韓国海軍が海上自衛隊の哨戒機にレーダーを照射し、日本政府が韓国に抗議したことについて、24日付の韓国紙は社説で「韓国軍が攻撃行為をしたかのように主張するのは行き過ぎだ」(京郷新聞)などと日本を批判した。
 朝鮮日報は「結局、日本が韓国に対して持っていた悪感情が今回のことを契機に表出したと見るほかない」とし、徴用工訴訟や元慰安婦を支援する財団の解散決定など日韓の外交問題が積み重なったことが背景にあると指摘した。日本の哨戒機が韓国軍の駆逐艦の上空を飛行するという「通常的ではない」活動もあったとし、「非友好的なにらみ合い状況も起きかねない」とした。
 東亜日報は「韓国側の説明に至らない部分があるのなら、外交安保のラインを通じて(日本側が)追加で説明を聞けばいい」と主張し、「韓国国防省は当時の経緯をきちんと把握し、日本側に十分に説明しなくてはならない」と論じた。
 京郷新聞は「この程度のことで3日も韓国を非難するのは他意があると疑われてもおかしくない」とし、「安倍首相が支持率挽回のために反韓感情を利用した」との見方を示した。
 読売新聞 12/24(月) 20:09

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「こんな程度で騒ぐな」とまで言い出しているおかげである。

 いったいどこまで日本をなめているのだろうか。
(2013/02/06の記事、少しは後ろめたい気持ちもあるのかな?(笑))で触れたように、中国の軍艦も自衛隊機に火器管制レーダーを向けて「日本が悪い」とやったことがあったが、日本側が情報を公開するという荒業に出たこともあって、結局は関係者に処罰をし出すということになっている。
 韓国の場合は、その装備がアメリカをはじめとして「西側」のものなので「公開するのはアメリカが渋るだろう」からと高をくくっているのだろうか? だが、逆にそういうものだからこそ「何が起きたのかは日米間で情報の共有もできている」とはずなのだが、そこまでは考えが至らないのだろうか。
 まあ、回らないのだろう。なにしろ韓国ではそういう「相手のことまで考える」というのは教育の主眼にされないのだから。
 彼らの教育は「ウリが一番」であり、他者に配慮をするのは弱者の証であり、すなわち「下」だとされるのだから。

 まったくくだらない。こんなものは「現場のミスであった。二度とこんなことが起きないように留意する」といえばそれで済む話なのに。
 だが、「上下社会」の韓国文化では、それすらできない。「謝ったら日本より下になる」という変な意識があるからそれができない。

 一部では、

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 中国、瀬取り監視のカナダ機妨害 日豪などにも迷惑行為

【ニューヨーク=上塚真由】カナダの公共放送CBC(電子版)は21日までに、北朝鮮による洋上での密輸取引「瀬取り」を防ぐため警戒監視活動を行っていたカナダの偵察機が、中国空軍機から飛行妨害を受けていたと報じた。カナダ軍のジョナサン・バンス参謀総長がCBCのインタビューで明らかにした。
 バンス氏によると、飛行妨害は10月に朝鮮半島近くの公海上で発生。カナダの哨戒機「CP140」が北朝鮮の貨物船やタンカーを監視していたところ、中国空軍機が接近し、進路を妨害。この際に、「不適切な無線交信や、不当な挑発を受けた」としている。
 中国空軍機は直接的な危害を加えることはなく、カナダの偵察機に被害はなかった。バンス氏は、警戒監視活動を行う日本、オーストラリア、ニュージーランドも中国から同様の迷惑行為を受けていると明らかにした。
 CBCがカナダ国防省に確認したところ、カナダは10月に警戒監視活動を12回実施。うち8回の活動中に、計18回にわたって中国空軍機と遭遇したという。
 国連安全保障理事会は対北制裁決議で瀬取りを禁じており、日米やカナダなどが上空から監視活動を行っている。カナダ外交筋は、朝鮮半島近海を支配下にあるとみる中国側が、近海での監視活動に圧力をかけているとみて警戒している。
 産経新聞 12/22(土) 11:58

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 こういうこともあることから、韓国軍が何か「まずいことをごまかそうとしているのだは?」と観測する向きもあるが、そういう「ある種の筋のある行動」を韓国人がしていると考えて「ならばこうするのが」と考えてしまうのが、論理を重んじる社会文化のある日本人の悪い癖である。

 韓国では、(2006/03/02の記事、相互理解を阻もうとするやつらがいる)で取り上げたように、子供のころから反日の絵を描かせ、それを公共の場に張り出して煽るようなことがやられているのだ。(同エントリー内のリンクはもう切れていますが、絵の内容は(がつんと!「韓国児童の反日絵画展」)さんでまだ見られます)
 これがもう十三年も前の話になる。
 こんな社会で育った人間が今では軍に入っていることを考えれば、今回のことがただの「嫌がらせ」であることぐらいは容易に想像できよう。

 自衛隊機の飛行を「威嚇」だという彼らの表現にも、その感覚は見て取れる。
 一応の分類として、韓国はアメリカを軸として日本と同じ側にいることになっていて、ならば自衛隊機は「友軍機」ということになるはずで、その飛行に「脅威」など抱くはずがない。
 が、彼らはそれを感じた。というのならば、意識として「敵機」という感覚でとらえているという自白になる。

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 専門家たちの意見はさまざまだ。予備役海軍大佐出身のムン・グンシク韓国国防安保フォーラム対外協力局長は「『広開土大王』は、既に接近していた日本の哨戒機が敵性国の所属ではないことを知っていた。追尾レーダーを照射する理由はない」と話す。しかし、国策研究所関係者は「立場を変えて考えみると、もし韓国軍が日本に対してこのようなことをされたとしたら、より深刻な対応を取っていたことだろう」と語った。
 朝鮮日報日本語版 12/24(月) 9:46配信「(朝鮮日報日本語版) 韓国の専門家『もし韓国軍が日本からレーダーを照射されたらより深刻な対応』」より

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 こういうことをいう元軍人もいるが、知ってはいても、意識の上では「敵性国家の機体」と感じていた。
 だから「嫌がらせして追い払おう」。そんなところである。
 そういう相手だと思っておくのが、韓国に対する「正しい対応」というものだ。

 そして、「立場を変えて考えみると、もし韓国軍が日本に対してこのようなことをされたとしたら、より深刻な対応を取っていたことだろう」という関係者がばらしている「日本になら何をしても大丈夫」という思い上がり」を打ち砕いてやらなければ、そもそも交流すらできないと知らなければ。
 そういう話なのだから、ここはきっちりと叱って韓国の首根っこをつかんで地面に押し付けるほどの印象を与えておかなければ。彼らを増長させたままでは「また」同じことが繰り返されるし、それはそれはよくいわれる「日米韓でなんたら」というスキームを壊すことにもなるのだ。
 まあ、私としてはその方が結局は日本のためになるとは思うが。


 おまけ。

「意識の上ではもう北朝鮮」ということなのだろうか、ソウルでは、

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 「拳銃を握る金氏、倒れたトランプ氏」 韓国アート展


(写真、AFP=時事より。韓国ソウルのアートセンターに展示されている、北朝鮮の金正恩氏とドナルド・トランプ米大統領を描いたイム・ヨンソン氏のインスタレーション作品(2018年12月19日撮影))

【AFP=時事】韓国ソウルのアートセンターで、アーティストのイム・ヨンソン(Lim Young-sun)氏が手掛けたインスタレーション作品が展示されている。
「拳銃を握る北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長が、倒れた米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領を見下ろす」姿が表現されている。【翻訳編集】 AFPBB News
 AFP=時事 12/21(金) 19:16

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 こんなものが展示されているという。

 どれぐらいの人が集まったのかとか、追加情報が欲しいなぁ。


 本日の鉄ちゃん。

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 湊線の駅名標やヘッドマークを展示 茨城・取手の家具店


(写真、産経新聞より。ひたちなか海浜鉄道湊線に関する展示物がずらりと並ぶ会場。気動車のヘッドマークに描かれたイラストが愛らしい=24日午後、茨城県取手市藤代(海老原由紀氏撮影))

 茨城県内を走るローカル鉄道「湊線」の魅力を紹介する企画展が、同県取手市藤代の家具店「secretGATE&CAFE(シークレットゲートアンドカフェ)」で開催中だ。沿線の風景を捉えた写真をメーンに、駅名標や列車のヘッドマーク、ジオラマなど計約190点を展示している。
 湊線は、ひたちなか海浜鉄道(同県ひたちなか市)が運営する勝田-阿字ケ浦間の14.3キロの路線。メーン展示の写真は同社公認のカメラマン、中川宗右衛門(そうえもん)さん(54)=水戸市在住=が撮影した。
 中川さんは湊線を撮り続けて今年で15年目。「短い路線だが、季節ごとに場所ごとにさまざまな風景が楽しめる」と魅力を話す。会場には大正時代の展示物もあり、「備品を通じて湊線の歴史を感じ取ってほしい」と来場を呼びかけている。
 企画展は毎週水、木曜と31日~来年1月3日を除く1月29日まで。入場無料。車掌(しゃしょう)の制服着用の体験もあり。問い合わせは同家具店(0297・82・4190)。
 産経新聞 12/24(月) 17:00

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 宣伝になる展示会はうれしいのだが、なぜ取手? 勝田や那珂湊ではなく。

 一部のマニアの間では評判も高いようだけどなぁ、海浜鉄道湊線。それでも経営的に苦しい理由が、このあたりにも表れているような気がする。
 とりあえずは、ひたちなか海浜公園までの延伸が早く成るように、かな。