演技の悩み解決ブログ スタニスラフスキーの孫弟子が演技力向上メソッドの真髄を大阪よりお届けします。          -8ページ目

演技の悩み解決ブログ スタニスラフスキーの孫弟子が演技力向上メソッドの真髄を大阪よりお届けします。         

スタニスラフスキーの孫弟子アクティングコーチ田中てつが演技の悩みを解決するブログです。

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田中です。

ブログの読者さんから感想いただきました

「毎回、よいところで終わるので
やきもきします・・・」

とのこと。。。。

次回で全部お話できますのでもう少しだけ
お付き合いください


では、演技力が向上するセリフの覚え方、全4回の
3回目です。

【スタニスラフスキー・システムの稽古】


スタニスラフスキー・システムで俳優修業をしていた時、

公演までの稽古は大まかに次のような流れになっていました。


1.戯曲との出会い

・戯曲を読んだ感想を交換、共有する。

・全体の主題や、役の人物像に付いて話ながら

主題の方向性や予感をあるていど共有する。


2.シーン分析

・シーンに分ける

・そのシーンで起きる出来事を調べる

・そのシーンが起こるための前提となる事件を話し合う

・シーンの主題をシーンの中心的事件に着目して仮説を立てる

・役ごとの目的、行動の仮説を立てる


3.行動による分析

・仮説を元にシーン毎に即興で演じる

・トライ&エラーを繰り返し、仮説を検証、調整、洗練させてゆく


4.通し

・幕毎に通す

・全幕を通す


5.セリフチェック

・一言一句違わず暗記しているかの確認


6.プレビューなどを繰り返しながら役作りやシーンの
演出などを細かく調整していく

・戯曲の主題を固めてゆく



7.ドレスリハーサルなどを経て本番へ


【欲求が先、洗練された道具は後。】


注目していただきたいのは5セリフチェックです。

一言一句、間違えることは許されず、

しかも高速で言わなければなりませんでした。



そして、重要なのがそのセリフチェックの
タイミングです。


「全幕の通し」が終わったあとにするのです。


セリフを覚えてから「通し」をするのではなく、

4幕全ての通しができてからセリフを覚える作業に入るのです。


もちろん、その通しは観客に見せられるようなもの

ではありません。


戯曲が要求している完成形には程遠いです。


ただし、セリフに頼らずにその戯曲で起きなければならない事を

起こせるようになっていることが求められています。


セリフはキチンと覚えていません。


ですから、頼れるのは行動の目的だけです。


相手役との交流から必要な言葉をその場で生み

出さなければなりません。


役の人物の行動の目的を達成するために
今、この瞬間、相手役に

集中するしかありません。


役が何をしたいのかを解っていなければ

そこにちゃんと存在できません。


そんな試行錯誤を繰り返すのが

3の行動による分析です。


やがて、印象的なセリフ、

どうしても必要なセリフは自然に

身体に染み込んでいます。


ある程度場面が成立すれば

次のシーンに進みます。


そして、全てのシーンを通したら

全部の幕を一気に通します。


ちなみに、チェーホフの「桜の園」を全幕通すまでに

かかった日数は10日でした。


セリフを覚えていなくても4幕

舞台に立ち続ける事ができるのは

とても大きな自信になります。


何があってもいざという時は

自分の足でどう立てば良いのかを

身体で解っているからです。


そして自信とともに役の人物として

本来の言葉への欲求が

生まれ育まれるのです。


赤ちゃんは言葉を覚えてから

ミルクを要求するのではありません。


ミルクへの要求が先で、

言葉の習得は後です。


セリフを覚えてそれをどう表現しようか

考えるのではなく。


想像力を駆使してそのセリフが
どうしても必要となる
世界を
自分の周囲に構築します。


自分の中にセリフを必要とする

欲求を育て、その後にセリフを手にするのです。


今回、ご紹介した稽古スケジュールを実施

できる集団はほぼないでしょう。


ある意味とても贅沢な取り組み方です。


しかし、この方法をセリフを覚える作業に

応用することで完全な記憶も理想のセリフの

習得プロセスもたった一人で再現することができます。


具体的な方法は次回全てご紹介します!
お楽しみに!!


もちろん、私の創る劇団はこの方法論で稽古します!

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田中です。


演技力が向上するセリフの覚え方 2回目です。


どうぞ最後までお付き合いください。


【嘘の成功体験を重ねる】


昔、自転車のコマを外した
時のことを覚えていますか?


私は良く覚えています。



ペダルに足が絡み、
ハンドルで胸を打ち、
ひざや肘をすりむき・・・


怖いし、痛いし、
なによりも・・・・



悔しかったです。(T_T)



なんせ、自分は今まで自転車に
乗れているつもりでいたものですから・・・・



得意げにコマありに乗っていた経験は
自転車に乗れるようになるための
スムースなステップではありませんでした。



むしろ、嘘の成功体験を重ねることで、中途半端な
バランス感覚に満足してしまっていたのでしょう。


「乗れてるつもり」が
実際の技術、感覚、意識を育てる
邪魔をさえしていたのかもしれません。



【突然の自立】


セリフを覚える時に台本を見ながら
繰り返し声に出して読むのはこれに似てたりします。


自分が「今」本当にセリフを理解しているのか、
本当に覚えつつあるのか、を点検する意識や感覚
があまりに少ないのです。



意識しているのは、滑舌や演出家に指示された抑揚を
思い出し再現することだけだったりします。



いざ、台本を外すと怖くてしょうがありません。



セリフを「読む」「覚える」「思い出す」ということと
例えばそのセリフで「相手役に望む影響を与える」
ことは全く別の行動だからです。



急に全く未経験の新しい事を要求されて
上手くいくはずがありません。



セリフを覚える作業が稽古の
リハーサルになっていないどころか、
「今、ココに、生きる」ことの邪魔をさえしてしま
うときがあるのです。



頼れるのが頭の中の冷たい記憶だけであれば
結果、棒読みになったり、不自然な言い回しに
なったりしてしまいます。



今、ソコで生きている人間から生まれた言葉に
感じられません。


もちろん、本人にもです。



なんだか、セリフが邪魔なものに感じて、
長セリフだと「まだ、ある・・・・」と
うんざりしたり・・・



自分がセリフを全く理解していない事に
その時、初めて気が付いたりするのです。



あんなに繰り返し「読んだ」
のにもかかわらず・・・



【新しい自転車の乗り方】




最近の自転車の乗り方は私が幼い頃に
経験した方法とは全く違います。



血も涙も流す必要がないのに
あっという間に乗れるようになります。



学校一運動音痴の娘がわずか数時間で
ほとんどこける事もなく乗れるようになってしまいました。



コツは、・・・


最初からコマ無しで乗ること。



ただし、あらかじめペダルを外しておきます。



自転車にまたがり地面をけって走る。



ペダルが無いので自由に地面を蹴ったり
足をついたりする事ができます。



なるべく足をあげて自転車にバランスを保つ。



もちろん、最初は足で地面をけっている時間の方が多い。



ただし、少なくとも、どうすれば「乗れて」
どうすれば「足を出さなければならないか」
と毎瞬間、身体と感覚に学びがあります。



徐々に乗れている時間が増え、足を上げて
いられるようになります。



乗れている、乗れていないの「感覚」を磨き
「本当に今乗れている」という小さな成功体験を重ねながら、
当然「技術」も向上してきます。



そして、自転車の上でバランスを保つ経験を
ある程度積み重ねてから初めてべダルをつけます。



べダルの踏み込みと、
バランスをとる感覚を融合させます。



ペダルを踏むことには少し戸惑っても
自転車に乗ること自体は既に
無意識化されているので
断絶されたステップになりません。



直ぐにペダルの扱いには慣れます。



すると、ペダルは邪魔な物ではなくむしろありがたい
存在です。



もう、地面を蹴らなくても良い。
ペダルのお陰でスピードを出す事もできる。



私のセリフの覚え方はスタニスラフスキー・システムを
学んでいた時の方法論を元にしています。



最近の自転車の乗り方に近く、
決して記憶力の良くない私が
誰よりも多いセリフを与えられても
誰よりも間違えずに
早く記憶できた方法です。


少し長くなってしまったので続きは次回です。


水曜日にはお届けできると思います。



お楽しみに!!


本日も最後までお読み頂き
ありがとうございました


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ご無沙汰しておりました田中です
皆様 元気にお過ごしでしたでしょうか?
新年の挨拶もないままで大変失礼いたしました。m(_ _ )m


おかげさまで先週の東京ワークショップは
大雪にもめげずに何とか無事終えることが出来ました。
遠方から足を運んでくださった皆さん本当に
ありがとうございましたm(u_u)m

※ワークショップの様子はコチラ


さて、その打ち上げの時にある俳優さんから
質問をいただきました。

それは、


◆ セリフの効果的な覚え方について

です。

良く聞かれる質問なのですがいつもお答えした後に


「ブログにも詳しく書いてますので一度読んで
おいてくださいね」


と付け加えていました。


ところが、今回このブログを読み返してみると、
なんとその記事、肝心なところが
メルマガ限定の記事になっていて
ブログには掲載されていなかったのでした


2年ほど前の記事なのでそれ以降にメルマガに
登録された方やブログのみの読者の方には
アクセスできない状態でした。


大変、評判の良かった記事ですので中学生にも分かる
スタニスラフスキー・システムシリーズ」の
途中ではあり
ますが、当時メルマガ限定記事であったものを
ココに再掲載させていただきます。


本日は、先ずは導入部分から。


こちらは既にブログに掲載済みですが
最初から順番にお楽しみください!



ココから↓


さて、あなたはせっかく覚えたセリフがいざ本番で
スムースに出てこなくて苦労した経験はありませんか?

とても優秀な俳優さんなのにセリフを覚えるのが苦手・・・
という方は意外に多いものです。


集中力、創造力、理解力もある良い俳優さんは
たとえセリフを忘れてしまっても、なんとか、似たような
セリフを即興で作り出しことなきを得ます。


ただし、やっぱり無駄にエネルギーを浪費してしまう
のは避けられません。

その結果・・・


・役に成り切れそうだったのに、なりきれない。

・感情が盛り上がりきれない。


と、かなりもったいないことになります。


決まって、見ごたえのある場面だったりするので
見ているこちら側も相当もどかしいです。

もちろん、演じている方はもっと悔しいでしょう。


「セリフを覚える」と一言でいっても
その本質はかなり奥が深いようです。


単に記憶する、しないという単純な
記憶力の問題ではありません。


セリフを覚えようとしている時の行動を細かく
観察すると実に色々な発見があります。


自分のセリフの覚え方を改めて
チェックしてみませんか?


□ セリフの覚え方

・ひたすら声に出して読む
・書き出す
・聞いてもらう
・録音したものを聞く

□ 覚える際のスタイル

・感情を込めない、感情を込める
・台詞回しを意識する、台詞回しを意識しない

□ 最終的にイメージしているゴール

・台詞回し、感情まで決めてしまう
・機械的な記憶


他にも色々なやり方があるでしょうし、どんな方法であっても
最終的には「セリフを覚える」ことはできます。

ただし、私達は「ある行動」を繰り返すことで
それに付随している「望まない行動」も強化
してしまっている場合があります。


もし、セリフを覚える事を通して演技の邪魔になる
行動を強化していたら困りますよね。


セリフの覚え方次第では

・相手役との交流を邪魔して不自然な演技になってしまったり
・感情が盛り上がるとセリフが飛んでしまう

という原因を作り出していることもありえるのです。

また、時間も無制限にあるわけではありません。

使えるセリフを、なるべく早く覚えるには
どうすれば良いのでしょう?


次回、私が効果的だと実感している
一例をご紹介したいと思います。

□ なかなかセリフが覚えられない
□ 覚えたはずなのにいざという時に出てこない
□ セリフを覚えると不自然な演技になる

こんな悩みを解決するヒントになるかもしれませんよ!


ココまで↑


さて、続きは今週末です。

お楽しみに!!

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【即興劇団旗揚げ公演の告知】


さて、演劇はセリフがあるものばかりでは
ありません。


スタジオ・アクターズアート開講当初より受講
してくださっていた平本隆之さんが
主宰する即興劇団「即興牧場」が旗揚げ公演をします。

彼はさまざまな流派の即興訓練を体験、研究してきた方です。

演技基礎講座で学ぶにつけ実に様々な即興訓練の
根源にスタニスラフスキー・システムの影響を
実感すると常々語られていました。

そんな平本さんが主宰する劇団の旗揚げ
ですので私もとても楽しみにしています。

私は土曜日の昼に行くつもりです。

何が起こるかわからない!そんな舞台に
興味のある方はぜひ足をお運びください。

以下、主宰者からの案内です。
2月22日(土)、即興劇団「即興牧場」の旗揚げ公演を行います。
即興劇とは台本を使わず、その場で作り上げてゆくお芝居です。
コメディになるか、悲劇になるか、感動のストーリーとなるかは
そのとき次第。やってみなければ判りません(笑)。
お時間あれば、ぜひご来場いただいて、
その瞬間に生まれるストーリーをお楽しみください!

日時:2014年2月22日(土)14時~/17時~
場所:カフェスロー大阪(最寄り駅:阪急十三駅徒歩7分)
http://www.cafeslow-osaka.com/カフェスロー大阪/#access
料金:前売り当日共 1,500円
詳細は公式ブログで。
○即興牧場のブログ
http://sokkyo.doorblog.jp/

つい、自然に演じてしまうコツとは
つい、自然演じてしまうコツです。


あるものを使いこなせるようになると


あの人の演技がいつも自然な理由
同じセリフなのに訴えてくるものが違う理由


が明らかになってきますよ。


田中です。最後までどうぞよろしく
お願いいたします。



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演技の悩みをシステム解決
スタニスラフスキーの孫弟子が答える演技力向上メソッド 第3520131130
メルマガ発行人 田中徹のプロフィール http://sta-system.jimdo.com/
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【 命令に従わない感情 】


感情をコントロールするのはとても
難しい。


○ 「泣かない」と決めたのに「つい」泣いてしまった。

○ 「怒っちゃいけない」と自分に言い聞かせていたのに
「いつのまにか」ぶち切れていた。

○ 「笑っちゃダメ」と思えば思うほど
こらえきれなくなる。


こんな経験を誰もが持っている。


逆に
「泣こう」と思っても思うように泣けないし、

「もっと笑って」といわれれば顔が引きつる。




「感情」は実に繊細で臆病な小動物みたいなもの。



あなたが何も期待せずにボーとしていると
綺麗な
小鳥が肩に止まり、素敵な歌を
奏でることがあるかもしれない。




ところが、「捕まえよう」と意識した瞬間に

その小鳥はさっと飛び去ってしまうだろう。



必死に追いかけてもそう簡単にはつかまらない。



散々追い回しやっとその手につかんだとしても、

あなたが手にしたのはボロボロの小鳥かもしれない。



確かにさっきの小鳥のよう。
でも生き生きとした
生命力を失い、
私達を魅了したあの歌声をもう

聞かせてはくれない。



いくら涙を振り絞ったり、怒声を上げても
自分の心は白け、観客の心は離れるばかり・・・



こんな演技を
あなたも経験したり、
目撃したことがないだろうか?



【 偶然を必然にする技術 】



感情は本来、偶然に経験する
受身の体験です。


むこうから勝手に自然にやって来るもので、

意識的に追求すること自体がそもそも
不自然だったりします。



とは言え、俳優は

「ここで笑ってください」
「泣いてください」
「驚いてください」

と、感じるべき感情もタイミングも決まっていて、それに
キッチリこたえなければなりません。



では、本来、偶然
に起きることを必然にする
技術とはどんなものでしょうか?



【 本能を巻き込む技術とは? 】


私達が目指すのは「生きる演技」


それを実現するプロセスとは


結果ではなく原因にアプローチし、
理性ではなく私達の自然である本能が

巻き込まれ、働き、美味しく美しいリンゴを

実らせる。

でした。


求められている感情がリンゴだとします。


では
、働くべき私達の自然・本能とは何でしょうか?



それは無意識に
自然に勝手に働くもの
と考えてみてください。



私達の身体は二つのコントロール系が
あります。


私達の意志や意識に従う系統と
無意識に働く系統です。


たとえば、今あなたはこの文章を
読もうと思って読んでいると思います。


止めようと思えばいつでも
止められます。


右手を上げようと思えば上げられるでしょうし
勝手に右手が動き出すこともあまりないでしょう。


あなたの筋肉はあなたの意志に
従います。


では、あなたの心臓を意識してください。
心臓も筋肉でできています。


ところが、
これをあなたの意志で早めたり、

ゆっくりにしたり、
一時停止したりすることは出来ません。



心臓はあなたが意識するズーッと前から
伸縮を繰り返しあなたが意識しようがしまいが、
あなたが生まれてから今の今まで
一度も休まずに働いてきました。



心臓は勝手に働いてくれています。


その分、心臓はあなたの意志に従いませんが、
逆にそのほうが便利です。


もし、これをあなたの右手のように命令しなければ
動かないのだとしたら大変ですよね。


あなたは24時間

「縮めて、緩めて
縮めて、緩めて
縮めて、緩めて」

と、言ってなければなりません。


お昼ごはんを食べれば
勝手に

胃液が出て
勝手に消化し、
吸収し、
選別して
排泄したくなります。


気温が上がれば汗が出て、
異物を吸い込めば咳が出ます。



これを全て意志でしなければならないのだとしたら
まともな生活はできないでしょう。


あなたの中にはあなたを
生かすために無意識に働く
自然が確実にあることがわかります。


これらの
消化や吸収、体温調整などを

自動的に行ってくれているのが自律神経系
です。


さて、感情も含め、これらの私達の意志に従わない
系統も実は「あるもの」を使うと意外と簡単に
コントロールすることができます。


【 想像の梅干と本物の唾液 】


それが私達の「想像力」です。


実は、私達の自律神経系は実際に起きていることと
想像したことを区別できません。


あなたは梅干を想像するだけで
つばが口のなかに広がるのを
経験したことがあるはずです。


もし、これを読んでいても唾液が
でないのであれば、「梅干」という
記号を思い浮かべているからです。


あなたの五感を刺激するイメージを
持って見ましょう。


具体的にすることで
イメージが鮮明になります。


例えば、


色々な梅干がありますが、シソで漬けた
真っ赤なタポタポとした大ぶりの
梅干を想像しましょう。


それを真っ白な炊き立てのご飯に
のせているのを想像しましょう。


ごはんの湯気にのって梅干のにおいが
あなたの鼻を刺激します。


お箸でご飯の上の梅干を二つに
割ってみましょう。


梅干の濡れた果肉が
見えるはずです。


それをご飯と共に
口に運びましょう。


ご飯が熱いのでハフハフ
いいながらご飯と梅干を
咀嚼しましょう。


どうでしょうか?


思わず唾液が出てはきませんでしたか?


ポイントは「梅干」は想像
「唾液」は本物ということです。


あなたは唾液を無理に搾り出したのではありません。


ただ、「梅干」のイメージをより
明確にしただけです。


あなたは唾液が分泌される
仕組みを知らないかもしれません。


しかし、その仕組みが確実に
働いた、ということです。


あなたは暗闇の中にお化けかもしれないものを
感じただけで鳥肌がたち、心臓が
ドキドキしてきます。


しかし、あなたは


「おばけかも・・・」と想像しただけで
「確実にお化けだ」と確認してから
心臓がドキドキしはじめたのではありません。


あなたは「最近、あの人と良く目が合うな・・・」
「ひょっとすると私の事を好きなのかも・・・」
と想像するかもしれません。


あなたはデパートでいつもなら選ばない洋服を選び、
美容院で髪型を変え、
つい笑顔がこぼれてしまう一週間を過ごし、
友人から「別人見たい」と言われるかもしれません。


選択する行動も
表情も、考え方までもごく自然に
変化してしまいました。


なにしろ、漂わせている
オーラや雰囲気まで違うのです。


ところが、その人には既に恋人が
いると分かりました。


あなたはがっかりするかも知れません。


しかし、その一週間は確実に恋する人として
生きていました。



この想像力の力を借りて
あなたの本能に働きかけ、
あなたが望むリンゴを実らせる
のです。


想像力はいわば土壌にまく
肥料の役目を果たします。



俳優は想像を自在に使いこなすことで
通常なら自由にならない感情や感覚や思考を
コントロールするのです。


想像力を使い本能を巻き込むためのポイントは


○ 命令しないこと。
(※想像力が働きやすい言葉使いが
あります。次回紹介します)


○ わかった気にならないで
身体が反応するのを見守ること。


○ また、あまり厳格になりすぎないことです。


以上のポイントを具体的な訓練方法と
ともに次回詳しく解説します。


どうぞお楽しみに


本日も最後までお読みいただきまして
誠にありがとうございました。

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田中です。


先月このブログを訪れてくれた方は
2942名


毎日100名近くの方が私の話に
耳を傾けてくれているのだと想像すると
自然に身が引き締まる思いです。


今後もさらに多くの方に、さらに使える記事を
お送りしたいと考えていますので
宜しくお願いいたします。


さて、好評のメルマガ、「中学生にも分かるスタニスラフスキー・システム」の
第7回を発行しました。
こちらにその全文を紹介いたします。




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さて、昨日の復習です。


にせものを追及することは
貧相な表現にとどまるだけでなく、
俳優として大切な感覚や生命力さえ
蝕んでしまいかねません。


私達はリンゴの色や、味や、形に
直接働きかけるのではなくどんな工夫を
すればよかったのでしょうか?


というのが本日の課題でした。


【有機的方法】


ワークショップでも必ず聞く質問ですが
皆さんなんなく答えてくれます。


そうですね。



先ずは、土にアプローチする

必要があるかもしれません。


樹は生きています。


思い出してください。


生きている限り一人では

生きてはいけない。


生きるためには常に与え続け、
受け取り続ける必要があります。


何にも頼らず一人で立っている

樹を見た人はいないでしょう。


樹は土に根ざして生きています。


もし、土に十分な栄養が無いのなら、

土に肥料を与える必要があります。


あるいは、光が十分に当たって
いなかったのかも知れません。


欲張って密度濃く樹を植えると

結果的に十分な日光が当たらないこと
があるそうです。


適度な間隔を保ち日光を十分に
当てる必要があるかもしれません。


あるときは実に袋をかぶせて日光を
さえぎった方が良い色が

付くのかもしれません。


もし、最近、雨に恵まれていない
のならば水を与えましょう。




このように、私達の本来の仕事とは
土、水、光、など
リンゴの樹を取り巻く環境を整え、

リンゴの樹本来の生命力を高めて
望むリンゴが自発的に
生まれてくる
ように環境を整えることだったのだと気が付きます。



少し考えれば誰にでも分かる
こと。


にもかかわらず

実際には多くの俳優が同じような
間違いを犯してしまうようです。


その主な理由は私達が自分の仕事を

勘違いしてしまうからです。




【俳優の本質的な仕事とは?】




私達は果樹園で働いているので

「あなたの仕事は何ですか?」

と聞かれるとつい
「リンゴを作っています」

と応えるかもしれません。


しかし、リンゴを作っているのは

本当に私達なのでしょうか?


違います。


決して、私達がリンゴを

作るのではありません。


では、本当にリンゴを作っているのは
誰でしょうか?


そうです。


リンゴを作っているのは
リンゴの樹です。


もっというならば、生きたリンゴは

周囲の環境とともに自然のサイクルの中で
有機的に
生み出されてくるのです。



私達が望む結果には、それを生み出した原因と
欠かすことの出来ない
プロセスがあります。



私達はまずその環境を整える
ことから始めなければなりません。


生命が生まれてくる場には

自然の法則が支配しており、

その自然の法則を尊重し、

それに従わなければなりません。


種を蒔かずに豊作は期待できませんし、

つぼみを無理やりこじあけても
美しい
花が生き生きと咲くはずもなく、

青いリンゴを赤く塗っても
しっぺ返しの方が大きいのです。





【理性ではなく本能にアプローチする】



では俳優が従うべき自然とは何でしょうか?


それは私達の本能です。


私達が望む結果を生みだすためには・・・


1.まず、原因にアプローチし、

2.私達の本能を巻き込み、
3.そのプロセスを尊重し、

4.望む結果が生まれてくるのを
見守る必要があります。


そして、もし、望むリンゴよりも青い

リンゴが生まれたのであれば
あわてて、さっさっと赤く塗るのではなく、

もう一度原因にアプローチしなおして再び

結果が生み出されるのを見守り、
望むリンゴが生まれるまでその

プロセスを繰り返す必要があります。


このようなアプローチを繰り返すからこそ、

自分の生命力を高め、同時に自分の

本能についてくわしくなります。


どんな環境を与えれば自分という
樹はどんな実を
生み出すのか?
に詳しくなるのです。



赤いリンゴがほしいならこんな土壌、

小さいリンゴが欲しいならこんな水分補給、

青いリンゴならこんな光の当て方・・・


こんな具合に
手入れ方法や技術、そ
してなによりも自分に
宿っている自然、
本性について詳しくなることで

私達は自由な俳優になれるはずです。


ところが、私達は頭が良すぎるので
本能ではなくつい理性を頼りにし、

原因を工夫するのではなく
結果に直接色を塗ってしまいます。


結果、不自由な俳優になっていくのです。


人工的なもの不純物はなるべく

取り除かなければなりません。


そしてそのプロセスが上手く行く限りは

邪魔をしないようにするのです。



では、私達の仕事は自然でさえ
あればよいのでしょうか?


決してそんなことはありません。


私達は生命力溢れ、しかも、
美しいリンゴを提供しなければ
ならないことを決して忘れては
いけないのです。


【 プロの俳優技術 】


私達は手入れをしていない野生の樹に偶然出来た
美味しいリンゴを期待しようというのではありません。


素朴さ自体のための素朴さはスタニスラフスキーが
もっとも嫌った紋切り型の典型です。


確かに、手入れもなしに偶然美味しいリンゴができることも
めずらしくはないでしょう。


しかし、もし、皆さんがプロを目指すなら
美しく、形の良い、栄養のあるリンゴを
求められた時に、求められている分量
用意できなければなりません。


場合によっては青くできてしまったリンゴに
ささっと赤を塗らなければならない現場にも
沢山でくわすことでしょう。


「その感情が生まれなかったのでそのセリフは
言えませんでした」などと無責任なことは
できないのです。


しかし、それが悔しいのであれば
再び同じことを繰り返さないように
小手先のテクニックを増やすのではなく
原因へのアプローチをさらに工夫し、試し、
自然発生的に生まれるものが演出の
意図にそったものになるように
環境を調整し続ける知識と技術を高め続ける
べきです。


ただ自然ならよいのではありません。



人工的な手入れは必要です。


プロならその方法に精通し、
技術の精度高めてゆく必要が
あります。


その手入れの仕方やコツ、
そして、その果樹園を支配する
法則について研究したものが
世界の演劇界では常識になっている
スタニスラフスキー・システムなのです。


理性ではなく本能に
直接ではなく間接的に
結果ではなく原因に
アプローチする。


これが原則です。


では、役の人生を
生き生きと生きるために

土とは何か?
肥料とはどうあたえるのか?
水とは何か?
光とは?


それらについて具体的に
ご案内していきたいと
思います。


では、次回を楽しみに!!



田中です。
前回の続きです。

どうぞ最後までお楽しみください。


7分でスタニスラフスキー・システムの全体像を説明します(前編-2)】

【 おちいりがちなアプローチとは 】


そこで、隣のリンゴの実を

じっくりと観察することに

しました。


時間とお金とエネルギーを費やし、

情熱をかたむけ、研究に研究を重ねついに

とても素晴らしいものが開発できました。

それは


隣のリンゴと全く同じ赤を再現できる人工着色料。

隣のリンゴと全く同じ甘みを再現できる人工甘味料。

あっという間に隣のリンゴくらい大きくなるステロイドのようなホルモン剤。


これらの薬物を混合し自分の

リンゴの実に注射します。


すると、あっという間にそのリンゴは

赤く染まり、甘みを増し、

まるまると大きく見事なリンゴになりました。

どこからどう見ても隣のリンゴそっくりです。


さて、このリンゴ・・・


果たして私達が望んだ

リンゴといえるのでしょうか?


見た目はそっくりです。

かじるととても甘いです。

ちょっとやそっとでは

誰にも見分けられないかも知れません。


どうですか?


でも・・・なにか違うという気が

してしまいませんか?


【 にせものを求めると・・・】


そうですね、やはり、「違う」

と言わざるを得ません。


ひょっとすると一時的になら、

お客さんを、そして、自分自身をも誤魔化す

ことが出来るのかもしれません。


なにしろ、見た目も、味も、大きさも

そっくりなのですから。


しかし、このリンゴをしっかりと味わえば味わうほど、

どこか人工的でケミカルな風味に気がつくはずです。


噛みしめれば、噛みしめるほど

その歯ごたえの無さに物足りなさを

感じるかもしれません。


もし、そのリンゴを食べ続けるのであれば

栄養を得られるどころか薬物の副作用に

苦しむようになるかもしれません。


敏感な野生動物なら一口食べただけで

二度と近づかなくなるかもしれません。


動物達に見放されたその木の周辺では

食物連鎖は起きずその土は痩せ、

リンゴの樹はさらに元気をなくすでしょう。


すると実るリンゴはさらに痩せ、

頼らなければならない

薬物の量は増え、ますます土はやせ・・・


と、その悪循環は永遠に繰り返され、

その樹が本来持っていた

生命力さえ失われてい行くかもしれません。


これでは、自分も周囲も生かせず

新たな命の誕生に貢献することは

難しそうです。


感情表現、表情、台詞の言い方、しぐさなど表面上の

結果に焦点を合わせばかりいても

本来の望むリンゴは得られません。


それどころか思わぬ副次的な症状にも

悩まされるようになります。


ニセモノで満足するように長年自分を

誤魔化し続けていると、俳優にとって

とても大切な真実感という自分の行動の真贋を

見極める大切な感覚を麻痺させてしまうのです。


ニセモノを追求する対価は

かなり高くつくといえます。


このような負のスパイラルに

陥るアプローチは避けるべきです。


では自分の樹に望むリンゴを実らせるために私達は

本来何をするべきだったと思いますか?


もし、あなたが果樹園で働いていたなら

どんなことをするべきだったと

思いますか?


続きは明日お届けしますので、

自分なりの答えを考えておいて下さい


それでは明日!!

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こんにちは、田中です。


メルマガ・中学生にも分かるスタニスラフスキー・システム第6回を
配信しました。その全文を紹介します。

※コピペの文字数が制限されているらしく前編後編をさらに分割しないと
アップできないので気になる方は是非メルマガのご登録を⇒メルマガ登録

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演技の悩みをシステム解決

スタニスラフスキーの孫弟子が答える演技力向上メソッド 第332013年113

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【 みんなスタニスラフスキー・システムが分からない? 】

スタニスラフスキー・システムは

一見、複雑でボリュームもかなりのものです。


例えば「俳優の仕事」は5~600ページもの

分厚い本が合計で三冊です。


また、その内容は後にスタニスラフスキー自身が

否定した考えや訓練もあったりします。


これでは、多くの人の腰がつい

引けてしまうのもうなづけます。


「読んでみたけど、結局何をすれば

よいのか分かりませんでした・・・」


なんて声はざらに聞きますので、

もしあなたがそうであっても

全く気にする必要はありません。


準備もなしに踏み込むとたちまち

道に迷ってしまう・・・

それが多くの人にとっての

スタニスラフスキー・システム

だったのかもしれません。


私の恩師も最初の授業で

「本を読んでもわからないだろう」

と話してくれました。


また、「読む必要もない。なぜなら、今日から

5年かけて本物のスタニスラフスキー・システムを

私が教えるからだ」とも、


しかし、私の恩師達はもう日本にいませんし、

いつまでもそうも言っていられないので

スタニスラフスキー・システムが

日本でも知ってて当たり前になるように

するのが今回の私のもくろみです。


これまでにシステムを学ぶ意図とその

ゴールは共有できたと思います。


そこで今日はスタニスラフスキー・システムが

いかに「生きる演技」を目指すのか、

その全体像を分ほどでサクッと説明

しておきたいと思います。


生きる演技の育て方とリンゴの樹


「生きる演技」を目指すのですから命あるものを

育てるのだとイメージしてください。


例えば、あなたが果樹園で働いていると

想像してみましょう。



ここに一本のリンゴの樹があります。

そこには大きくて、真っ赤なリンゴが

沢山実っています。


見た目に美しいだけでなく、

かじるととても甘く、のどをうるおし

栄養があり、私達に喜びや滋養や

エネルギーを与えてくれる

素晴らしいリンゴです。


ところが、残念ながらこのリンゴの樹は

となりの果樹園のものでした。


私たちの果樹園を見てみると、残念ながら

そこには、痩せたリンゴの樹に、

小さくて、青くて、すっぱく、

食べても喜びも滋養も与えてくれない

リンゴしか実っていません。


さて、なんとか自分の樹にも

となりの果樹園のような

リンゴを実らせたいと考えました。


あなたならどうしますか?

続きは直ぐです!


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スタニスラフスキー・システムを半分知っている人とは
誰のことでしょう?


こんばんは、田中です。

さて、最近ゆっくりとパソコンの前に座る
時間が取れず・・・なんとかfacebookでつぶやいていた
演技のコツ一つシリーズがあります。

東京ワークショップが台風で中止になり。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

時間が作れましたのでそれらをまとめて
さらに解説を加えてメルマガにしておきました。


こちらにもアップしますので是非
試してくださいね!


直ぐに実感があると思いますよ!

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演技の悩みをシステムで解決!

スタニスラフスキーの孫弟子が答える演技力向上メソッド 第32号2013年10月26日 

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【無対象行動】

より正確には想像上の対象を持つ行動の訓練と
いいます。


俳優の集中力、想像力、観察力、感覚への記憶、
行動の論理と一貫性を鍛えることができます。


よくパントマイムと間違えられますが、そこに
何かがあるように見えること自体が目的ではなく
「もし、ここに~があるとしたら・・・」の
質問に正確な行動で答える訓練です。


日常では無意識に反射的に行われる数々の
身体的行動の論理と一貫性を意識的に復活
させ、最終的には役作りにも欠かせない行動への
観察力や感覚や実行力を鍛えることができます。







【無対象のコツひとつ。】


コーヒーカップは「持つ」のではなく、

人差し指にカップをぶら下げて
中指の背中で取手を支えて
親指の腹とともにバランスを取ること

なのだとイメージすると実感が得やすい。

瞬間を行動で描写しようとすると
ミクロでスローで実際の世界が広がる。

それが無対象行動の効果のひとつ。




【無対象行動のコツもう一つ】


ホットコーヒーは「飲む」のではなく「すする」

味、匂いを楽しむのはもちろん。
暖かいコーヒーが食道を降りてゆく感覚。
胃が温まる感覚。
その温かみが顔まで戻ってくる感覚
を楽しめるようになると飽きずに取り組める。

すると実際に心も身体もホッとするようになる。

そうなってくるとドトール代を節約できる(笑)
パリのカフェのつもりになれば飛行機代も節約できる。

今すぐ演ってみよう('-^)/



地味で根気のいる訓練ですがこのように取り組めば
いずれ止められなくなりますよ(笑)


最後にスタニスラフスキーの言葉を一つ


「小さいな真実をつくりだすことができるということ、
これはもはや創造である・・・
小さな身体的行動を遂行する人は、システムの半分を知っている人だ」
とスタニスラフスキーは弟子達に語っている。



では、近日中に中学生にも分かるスタニスラフスキー・システムの
第6回をお届けします。

お楽しみに!


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田中です。早速 生きる演技(前編)の続きです。

最後までお楽しみください。


【 重要なのはプロセス 】



作品には色々なものがあります。


地味なもの、派手なもの、現実的なもの、

空想的なもの、現代モノ、歴史モノ、


また、登場人物も様々です。


大げさな人、反応の薄い人、熱しやすい人、

しらけた人、笑い上戸、神経質・・


ですから、その表面に現れた結果だけを見て、

何がリアルだとか本当だとか自然とかは

決して言えません。



実は、私達がやりたい演技、見たい演技とは

その結果にいたるプロセスこそが重要なのです。



その感情、表情、身振り手振り、

セリフの言い方など、という「結果」が

大きいのか?小さいのか?

派手なのか?地味なのか?

現実世界にあるのか?ないのか?

日常の私と同じか?違うか?

は、演技の良し悪しの判断基準には

全くなりません。



大切なのはその「結果」が自然に

生まれてきたのか、それとも

人工的に作りあげられたのかの違いです。



「感情、表情、身振り、抑揚」などの結果が

生まれるプロセスがリアルで本物

であれば私達はそれが小さかろうが

派手であろうが、現実的であろうが

幻想的であろうが自然に感じるのです。



※プロセスがリアルな場合とそうでない場合の

比較は一番最後です。



すると、私達が見たい、演じたい

演技を一言で表現するならば

「生きる演技」とまとめると

とてもスッキリします。



【 生きる演技 】


あなたは今からハムレットを演じるために

舞台に登場するとします。



さて、あなたは「ハムレットってこんな人間ですよ」って

説明したいから登場するのでしょうか?

それともハムレットの人生を

舞台の上で「生きたい」のでしょうか?



あなたは舞台の上から

「今、うれしいです」「悲しいです」「困っています」

とハムレットの感情を表現したり説明したいのですか?



それとも、ハムレットの人生を舞台で「生きる」ことで

彼が感じるであろう感情や感覚や思考がつい

「生まれてきてしまう」のを経験したいのですか?



驚いたフリをするのでもなく、

ツライ過去を思い出して涙を搾り出すのでもなく、

役の人生を生きる過程で

実際にあなたの皮膚に鳥肌が立ち、

血が逆流し、顔色が変わる生理的変化が

つい「生じてしまう」



涙をこらえようとしてもつい涙が溢れて

きてしまうような経験を実際にしたいのではないでしょうか?



【 生かし生かされる存在 】

そして、もし、あなたが舞台の上で「生きる」

のであれば、あなたは決して一人で「生きる」

ことはできません。



舞台の上でも実生活でも

私たちは決して一人では生きていけません。



なぜなら、「生きる」とは他者や周囲の環境との

絶え間ない交換のことだからです。



今、この瞬間もあなたは交換

していますね。



呼吸も脈も絶えまない

交換作業です。



もし、周囲に二酸化炭素を与えるのを

8分間止めるならばあなたは生きていられなく

なってしまいます。



生命維持のレベルから、

社会的、精神的レベルにいたるまで

生き生きと生きるにはつねに誰かに与え、

同時に、誰かから受け取り続けなければなりません。



もし、あなたが生き生きと役を生きれば

相手役がより生き生きするでしょう。



相手役が生き生きすれば

あなたもさらに生きるでしょう。



あなたと相手役が生き生きすれば

その場面が生きるでしょう。



夢中になった観客が前のめりになるのを

肌で感じさらに役も場面も生きるでしょう。



まさに俳優、観客の区別なくお互いが

お互いを生かしあい、人工物のはずの

劇場までもがまるで生き物のように鼓動を打ちはじめる。

それがライブ(生)の醍醐味です。



幕が下り、虚構の物語は終わっても、

観客の胸に明日からの実人生を

新鮮に生きる気力や勇気が芽生えていること

に気づくことがあるかもしれません。



お互いがお互いに生かしあいながら

第三の命を生み出す可能性がある。



これを「生きている」、あるいは

有機的存在と言います。



「あなたの演技が芸術であるとき、

俳優は役の人物に有機的に生まれ変わる。」


とスタニスラフスキーが語ったのはまさにこのことです。



私たちが目指すのは「生きる演技」

と定義したいと思います。



しかし、それは昔の偉い人が言ったから

それに従うのではありません。



世界基準だからありがたがるのでも

ありません。



私たちが俳優を目指す究極の目的と、

そのために望む演技の質を想像力豊かに自分の内側に気づくとき、

スタニスラフスキーが述べたことと一致しているので

私達がスタニスラフスキー・システムを採用するのです。



おさらいします。


私達が目指す演技は「生きる演技」です。



● 役の人物を舞台で説明するのではなく⇒その役の人生を生きる

●  役の人物の感情を搾り出すのではなく⇒その人物の感情や感覚や思考がつい生まれてきてしまう。

●  一人よがりでなく⇒相手役、観客とお互いに生かし生かされ、結果的に第三の命が生まれる


あなたも共感していただけますか?



それならば、今後は自分の演技を振り返るときに、


● 役を生きているか?

●  感情、感覚、思考が生じているか?

●  お互いに生かしあっているか?


と自問してみてください。


「いきる。しょうじる。いかしあう。」です。



どうでしょう?最初に紹介した長ったらしい

理想の演技をこの「生きる」ひと言で見事に

表現しきることができたと思いませんか?



だとすれば、やっと私達の目指すゴールを共有することが

できました。



では、いよいよこれから「役を生きる」

とは具体的にどういう状態なのか?


それはどうすれば実現できるのか?


など、具体的な技術や手順をこれから

じっくりと、詳しくお話してゆきますね。


まずは、「生きる演技」に到達するために

スタニスラフスキー・システムでは、どのように

アプローチするのか全体像を見てみましょう。


では、次回をお楽しみに!!


【プロセスがリアルで自然とは?】


例えば、ご主人の遺体と対面し、

家族と共に号泣する場面があるとします。



涙が出る過程でその女優さんが

内面でしていることが、もし、・・・



1. 自分のツライ過去を思い出し、

2. 悲しい気持ちを盛り上げ、

3. 自分を哀れみ、

4. 涙をながして声をふるわせ泣くのだとしたら。。。



これはオススメできません。



先ず、今を生きていません。


過去のこと、自分の内面に焦点があい、

今、そこに起きていることに影響を受けられません。


すると感情や感覚は生じるのではなく

搾り出すことになります。


周囲に働きかけるのではなく、

自分の内面に働きかけるので

相手役と生かしあえません。



行動のプロセスがおかしいです。


● ツライ過去を思い出す。

● 気持ちを盛り上げる。

● 涙を積極的に迎える。

● 自分を哀れむ。

● 声をふるわせる


このような行動は「泣きたい」女優が選択するかも

しれませんが、通常、人間がツライ事件に直面したときに

たどるプロセスではありません。


したがってそのように演じる

俳優は役の人物の人生を生きることに

ならず、人間を描けず、せいぜい物語の一場面を

説明するひとコマになりさがります。



【人間を生きるには】



大きな悲しみに直面したときの

人間は実際には何を選択するのでしょう?



もちろん、様々な可能性はありますが、

やはりある一定の原則があります。



例えば、

「現実を受け容れたくない」ので

「直面する現実に戦いを挑む」

という一連の行動です。


1. 目の前に起きていることを否定し。(いやだ、いやだと言いながら、小さく首を振っているかもしれません)

2. こみ上げる涙をこらえようと努力し。(結果的に表情は悲しいというよりも真剣な怖い感じになります)

3. 失われつつある大事なものを取り戻そうと無駄な努力を試み。(身体を揺さぶったり、名前を呼んだり)

4. あるいは、起きている現実に悪態をつき(神様を呪う。運命を呪う。周囲を罵倒するために叫ぶ)

5. あともどりできない現実に圧倒され、おさえつけていたためにより圧力をました
 感情にあらがえず、いたしかたがなく涙が溢れてきてしまう。



わずか数秒でしょうがこのような

行動のプロセスをたどることが

多いはずです。



けっして、悲しい気持ちを「盛り上げる」のとは

反対方向の行動がおきます。



だからこそ、おさえようとした感情は

大きくなり、こらえきれなくなるのです。



観客は涙そのもの、感情そのものに
感情移入するのではありません。


役の人物の行動のプロセスから、

その人物の思いや背景を勝手に

想像してしまい、そこに感情移入
をしてしまうのです。


ですから、感情さえあればよい。
そのためには昔のツライ経験さえ利用する・・・


このような考え方は場合によっては苦労ばかり多くて
得るものは何も無い場合が多いです。


非常に誤解の多い「感情の記憶訓練」の
間違った応用です。


メソッド系のかたに多かったので
気をつけたほうが良いです。


嫌なことを繰り返し思い出すのは
とてもツライですよね





本日も最後までお読みくださいまして

ありがとうございますm(_ _ )m



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こんばんは、田中です


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こんにちは、田中です。


少し間があいてしまいました。


先日東京でワークショップ参加者から

「メルマガの続きを楽しみにしているので・・・」

と穏やかに催促をいただきました。(汗)


ありがとうございます!がんばります!


ちなみに彼は今ハリウッド映画のオーディションの

結果待ちだそうです。


もちろん、結果は神のみぞ知るなのですが

監督にはメチャクチャ気に入られたそうです、しかし・・・


「だからって、受かるものでもありませんし」と

自制している姿が印象的でした。


こちらで吉報をお知らせできることを祈りつつ

本日もさっそくまいりましょう。



「生きる」演技とは?【中学生にも分かる!スタニスラフスキー・システム(5)「どんな演技のための方法論なのか?」(4)】



自分の目指す演技の基準が

ビシッと明確になっていない。



それが、多くの俳優の迷いの

原因だったりします。



そこで、俳優も観客も満足する演技とは何か?

について、想像力を働かせながら以下のように

まとめることができました。(前回記事参照


゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ 


生き生きと役になりきれて、

別の人物が本当に存在しているように信じられて、

泣いたり、笑ったり、あるいは想定していなかった

感情が自然にこみ上げてきて、

共演者と息があい、トラブルがあってもアドリブで乗り越えられて、

観客と一体化して、お芝居を信じられたり、楽しめたりして、

稽古以上にできて楽しめるような演技です。


゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ 


いやー、良いですね。理想的です。


でも、これでは、

いくらなんでも長すぎました。(^_^;)



そこで、あなたの心や身体にもスッと

染み渡るようなそんなひと言に凝縮した

名前をつけましょう。



なんでもそうですが名前がつくと

ぼんやりとした抽象的なイメージから、

しっかりとした具体的な存在に感じ

られるようになるからです。



ゴールが明確になればなるほど

迷いがなくなり、成長も早くなります。



さて、上のような理想の演技に

もし、簡単な名前をつけるなら

どんな名前が良いと思いますか?



ワークショップで多い答えは次のようなものです。



● 本当の演技   ( VS 嘘の演技 )

●  リアルな演技  ( VS リアルじゃない演技 )

● 自然な演技   ( VS 不自然な演技 )



なるほど、どれも分かりやすいですね。


でも、よくよく考えると

分かったような、分からないような。。。。



実は、あまり意識せずに使っているこれらの言葉が

よけいな迷いや誤解のもとになり、不自由に

感じている俳優さんが結構いたりするのです。



【本当の演技 VS 嘘の演技】



本当ってなんでしょう?

舞台上で本当に殺人を犯すことが

良い演技とは誰も思わないでしょう。



そもそも、お芝居や演技は本当ですか?

もちろん、100%嘘ですよね。



にもかかわらず、私達は

「本当の演技」とか「嘘の演技」

という言い方で演技の質について

表現できていると感じています。



では、演技に「本当」を感じるときには何が

「本当」なのでしょう?



感情のことでしょうか?



ところが、本物の感情を感じているのに・・・・

(※例えば涙や鼻汁まで流して号泣している。)


なぜかお客さんが引いてしまったり、

役になりきれないことがあるのを

あなたも知っているかもしれません。



本当に感じるだけでは何か足りないの

でしょうか?



「本当」とは演技の何についての

ことなのでしょう?



【リアルな演技 VS リアルじゃない演技】



リアルとは現実にどれほど近いか?

ということでしょうか?



なら、現実に忠実だったり

日常の素の自分を表現できれば

リアルと感じられるのでしょうか?



ところが、私達は魔法使いや手がハサミの

化け物やトイストーリーのおもちゃ達にリアルを

感じることも十分にあります。



何を基準にリアルを考えれば

良いのでしょうか?



【自然な演技 VS 不自然な演技】



どんな演技が理想ですか?の質問に

もっとも多いのが「自然な演技」です。



しかし、そもそも、お芝居は自然ですか?



人前で泣いたり、笑ったり、告白したり

不自然極まりないですね。(笑)



自然に生まれたお芝居ってありますか?



ないです。



全ては人の頭の中で作られ、文字にされ、

計画的に行われる人工的創造物、作品です。



なので、もし、素の状態の俳優がお芝居に登場すれば

とても不自然きわまりないことになりかねません。



でも、確かに自然だと思える演技と

不自然と思える演技はあります。



私達は何に自然や不自然を感じるのでしょう?



【自然に見えたいという欲求ほど私達を不自然にするものはない】



「自然」、「リアル」、「本当」の言葉からなんとなく

以下のようなイメージを持ち、きゅうくつそうに

演じている俳優さんを時々見かけるものです。



もちろん、観客が見たい魅力的な演技にも

なりにくいです。



1. 素の自分を出そうとしている。(それが現実だから?)

2. 大きな表現をさける。(大きな表現は不自然と感じるから?)

3. なるべく感じないようにする(日常で自然な自分はそうだから?)

4. ぼそぼそしゃべる(日常の自分はそれが自然でリアルだから?)

5. 本音を出そうとする(本当の思いだから?)

6. 感情を爆発させて自分をさらけ出そうとする。(いつもは見せない本当の自分だから?)


※おなじリアルで本当の自然な演技を目指しているのに

1-4と5.6は両極端のアプローチになってます。



別の人生を経験したい!

役の人物になりきりたい!

観客を夢の世界にいざないたい!



そんな理由から俳優を目指しているのにもかかわらず

こんなにも「現実」や「普段の自分」

「本当の自分」「言わない本音」にこだわらなければ

ならないのだとしたら、なんだかおかしいとは思いませんか?



現実の自分を主張したり、

逆に必要以上に否定してみたり。



そんな演技は演じているほうも

見ているほうもあまり楽しそう

ではありませんね。



※ もし、あなたの演技教師が「本当の自分をさらけ出せ!」

なんて言い出したら「はい」とだけ答えて

「頭でごちゃごちゃ考えずにもっと目の前のことに真剣に取り組め」

ということかなと解釈して、やり過ごしたほうが良いです。

「本当の自分」なんて誰にも分かりませんから


さて、少し長くなりましたので続きは後編にて



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