飯野海運から、選択してあった伊藤農園の無添加100%みかんジュースが届きました。

「素材はみかんだけ」って案内があるように無添加でみかんだけの味。
みかんが6本、あまなつ・不知火・きよみ・はっさくを絞ったものが1本ずつ入っていました。
 
通常のジュースは、製造過程で飛んでしまうビタミンを補うためにビタミンCを入れたり、ブドウ糖果糖液糖(果糖ブドウ糖液糖)を入れたり…しますが、そんな不純物が全く入っていないジュース。
 

株主の健康も考えて商品選定してくれた飯野海運さんに感謝です。
 

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利上げ→円高→株安?

 

7月31日の日銀政策決定会合で、日銀は0.25%の利上げを発表し、2008年以来16年ぶりに金利のある世界に戻ったようです。

 

 

利上げをすると円高方向に振れます。

日米の金利差が縮小することや、米国FRBがこれ以上の利上げは想定せず、利下げを模索しているので、更に金利差縮小で円高になっていくように思っています。

ただ、すぐには急激円高に動くとは思っていません。

 

日本では「円安は輸出企業にプラス」という40年以上前の輸出大国時代に言われてたことが当たり前のように語られていますが、40年の間に70円台という円高を2回経験している日本は、輸出による外需経済から内需経済の転換が完了しているとみているので、今更「輸出企業にプラス」と念仏のように唱えられても???と思います。

 

実際、1980年代にジャパンバッシングと言われ、トヨタ・日産をはじめとする自動車産業が米国市場を凌駕した時代は終わっていると思っています。

 

さて、利上げによって円安が是正され株価が下落傾向にあるので「今後の株価動向」が気になります。しかし、日本株はドル円相場や金利に関係なく「割安」、海外株は「割高」には変わりありません。

「円高は日本株に不利」なんて言いますが、2013年以降の通称アベノミクスと黒田日銀の異次元金融緩和でマネージャブジャブになった時代、低金利にも関わらず円高になり株高になった事を考えると、他にマネーの行く先が無かったから株に流れ込んだだけと思いませんか?

 

じゃ、0.25%金利が上がりやや円高に振れたとき、マネーの行先って変わるんでしょうかね?利上げは、市場に出回ったじゃぶじゃぶマネーを回収したい時に行われる手法の1つですが、0.25%の金利商品よりまだまだ有利な金融商品はたくさんあるのですぐに回収する方向には動かないと思っています。

 

利上げで円高…株安になる!

 

株安になったら「買いチャンス」かも?

そのうちに、人々はみんな気が付きます。

0.25%上げて何が変わったの?まだ株の方が利回り高いから有利だよねグッ

って気がついたときから再び株価は上がっていくと思います。


今日の大幅安はまさにソレで、昨日の前場に一昨日比で500円下がっていた。

そして終値が570円ほど高く終了していた。

昨日は実質1000円以上上がったことになったが、今日元に戻っただけになる。





 つまり、今日の下げは昨日の朝買えなかった方へのボーナスチャンスだったのかもしれないね。パニックになんかなる必要はないはずです。


0.25%上がったところで、住宅価格が抑制されることもなく、株価が下がる要因にもならず、円高は日本に資金が循環する手助けになるので、余計にマネーじゃぶじゃぶに。結局行き場のないマネーは更に株式市場へ流れて株価を上げるのでしょう。

だから0.25%上げたばかりなのに0.5%になる話が出て来たり、来年度は1%も模索しているっていう話になるんですよね。

 

 

 

株と金利の分岐点ってどの辺りだろう?

 

 

 

1980年代後半のバブルは異常でした。

当時銀行金利は6%~7%位ありました。でも株高で配当は2%以下という企業が多かったようです。しかし「財テク」という言葉が流行った日本では、銀行から金を借りて株を買った人が後を絶たなかったようです。

 

金利面だけに注目すると、銀行金利6%の時代、銀行ローン金利は8%~10%位あったでしょう。8%の金利を払って金を借り配当2%の株を「儲かる」という理由だけで買う。冷静に考えれば、どこが儲かるの?と思いますが、本末転倒な事が色々あったようで、結局バブル崩壊で銀行は資金回収できなくなり不良債権化、個人は自己破産する方が多かったようです。

 

この時のトラウマで、以前は株式投資をしていたけど「株は危ない!」と自分を洗脳してしまい資産運用は止めた方が良いと思っている方も多いようです。

 

 

 

市場には、今まだ多くの高配当銘柄が転がっています。

これらには0.25%、0.5%、0.75%と金利が上がるたびにより配当の高い銘柄が物色され株価が上がり配当利回りが下がってくると思います。

 

金利が2%超えてくると、2%以下の配当銘柄よりも2%の配当銘柄もしくは2%以上の定期預金の方が有利になってきます。ただ2%以上の株式銘柄はまだまだあるはずなので2%では株式市場にマネーは入るでしょう。

 

金利が3%超えてくるとどうでしょうか?

その時、3%以上配当を出せる企業がどこ位あるでしょうか?

 

金利が4%超えてくると、大きく日経平均も上がっていると思うので、連日のニュースの中で日本株に興味がある人が増え周囲で「株を始めた」って声が多くなるかもしれません。高配当銘柄は息をひそめ、株価を上げるために高配当にする企業が出てくるかもしれません。多くの銘柄は2%以下かも?

 

「日本人が入ってきたらその相場は終わり」で書いたように、最後のろうそくの灯火が点く頃が金利4%辺りかもしれません。

 

急激に上がる止めどのない日本株や日経平均を冷やすかのように、金利が5%に上がるかもしれません。資金を株式市場から回収したい当局は利上げを急ぐでしょう。

債券市場の金利は上がり、ボラティリティもリスクも高くなるでしょう。

債券の利子も払えるのか?も心配になってきます。

 

・・・なんて妄想をしてくると、安心して株を売って、定期預金にして金利で儲けるには金利3%位を1つの目安にしておいても良いのかな?と思いました。

 

え?金利って3%まで上がるの?

 

って思いましたか?

顛どうのブログさんも以前書いていましたし、僕もとある情報筋から財務省も日銀も「日本の金利を6%程度まで上げる予定」と聞いています。

本当にそうなるかはわかりませんが、世界経済が混とんとする中、日本に最後のろうそくの灯火を求めてくるだろうって事はわかります。

 

 

さて、利上げがされて「その時!!になったら、どんな判断を下すのだろう?

 

 

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