僕のフォロワー様は比較的大丈夫な方が多いかも?だけど、大事なので伝えます。
これから新NISAがスタートしますが、岸田さんの「貯蓄から投資」を裏で応援する為に金融機関が暗躍している…いや銀行預金にある国民の資産を虎視眈々と狙っていると考えて間違いがないと思っています。
思えば2007年頃、郵政民営化と銘打って郵政三事業が民営化されました。
郵便局、郵貯、かんぽ生命ですね。
この民営化で一番重要だったのは、「郵貯」
要はそれまで郵政省(現総務省)という国が守りに守っていた国民の財産を、国の垣根を取っ払い、国の管理下から民間の管理下に買えた事でした。それまでは預金という形で国民の財産であり国財産だった資金が、郵貯を民間銀行に降嫁させる事で、放出しやすくした…と勝手な解釈で考えています。
奇しくも、2008年にリーマンショックが起こりましたが、リーマンショックの穴埋めに国際金融機関経由で使われたのが、日本国に守られて手も足も出せなかった「郵貯」なのではないか?とも思っています。
更に遡り、1998年頃、金融ビッグバンと銘打って、表向きは東京市場をニューヨークやロンドンと並ぶ国際金融市場にして、日本経済再生を目的としたシステムになりました。
今まで証券会社でしか買えなかった投資信託を銀行でも販売出来る様にしたり、証券デリバティブ商品を扱えるようにしたり、銀行業以外で為替取引などが出来る様にしたりましたが、結局のところ外資系の投資信託運用会社の販路を広げただけだし、銀行業以外で為替取引を可能にした事で、ドル建てなどの投資信託が販売しやすくなったと思っています。
ドル建て商品、外資系証券発行の投資信託が日本人向きに発売された事で、その後に起こるエンロンやワールドコム破綻の処理に日本から動いた資金が使われる事になったのでは?と思っています。
更に遡って、世界が政治経済に行き詰まりカオス化していた頃、1985年のプラザ合意を経る形で一気に円高に持っていかれ、日本株も一気にバブル化。日経が38915円を付けて日本人が浮かれている頃、外資系は日本から資金を引き上げ、自国の経済立て直しに使うと同時に、1990年に勃発した湾岸戦争後の復興支援のために「日本は100億ドル出す約束をさせられ」、いざ復興が始まると復興に貢献した国々対してクェート政府は感謝を新聞に載せたが、その中に日本の名前は無かった。という不名誉かつ屈辱を味わった…が、各国は日本バブルで儲けた金の一部を復興で使ったのでは?と考えています。
さて、それらを踏まえて考えた時「貯蓄から投資へ」は、次なる復興支援を行う資金づくりのためのお膳立てがされているのか?と考える事があります。「次なる復興」とはウクちゃんの事かな?
今後、「貯蓄から投資へ」が始まる頃、起こることとして、いちろうさんの指摘通り
◯ 証券会社が近づいてくる(営業やアンケート)
◯ 大手銀行が近づいてくる(銀行窓口などで投資信託を勧められる)
◯ 不動産会社が近づいてくる
などが考えられます。
特に2番目の大手銀行、そして自分の取引銀行などが近づいて来るのは要注意。
銀行は、預金者の口座を簡単に見れる立場にあります。
今まで一度も投資信託、ドル預金、国債などを買った事がなく日本円だけ保有していれば「一部を運用に回しませんか」と言って「この商品が一番良いと思いますよ」と提示して来るはずです。
僕が家族や両親にいつも言っているのは
◯ 銀行の進める商品は絶対に買うな❗️
という事。
銀行の担当者の持ってくる商品は、
① 過去の右肩上がりのチャート表の上がりきってる商品?
② 投資会社のキャンペーンで銀行の手数料取り分が多い
③ 自分の営業成績のため
どこが預金者の為のものでしょうかね?
是非知りたいです。
投資信託のことだけでなく投資について一般の方は詳しくありません。
故に「今まで銀行の進める元本保証商品(定期など)契約をしても問題なかった」から「銀行の進める商品を買おう」になってしまうんです。
今だったら、
「これから日本円は、160円、180円と進みますから、ドル建ての定期にしましょう!。金利も6%ついてきますから」と言われたら、知らない方はそうしてしまうかも。実際に6%金利がついても、解約するときに120円になっていた…なんていうのはザラです。
そして、1ドル40円以上損をし、それは金融機関の儲けになるんです。
自分の損は誰かの儲け
僕がなるべく損切りをしたくないのはそんな理由だからかもしれません。
自分が損をしてまで誰かを儲けさせたくない。
そして、投資初心者は今以上の資産減少を食い止めたい一心で、「損しても良いから」と一気に売ってしまうんですね。非常に残念だと思っています。株も投資信託も基本は、
安値で買って高いところで売る
今安値?と思ったら借金してでも買う方が大事だと思います。
借金するのは大変ですから、本音はやめた方がいいですけどね。
桐谷さんも言っていますよね。
暴落はチャンス
って。
「儲かった〜」って話は羨ましいけど、「失敗しちゃった〜」って話はすごく大事だと思っています。
そして、更にこんな話もありますね。
ブラックマンデーは1987年10月19日でした。
この時は大暴落になりましたが、いつもおなじとは限りません。
ただ、「常に何かが起こるかも?」と二正面作戦のプランを頭の中で練っておくことは大事だと思っています。
チャンスが訪れるのか?
それは誰にもわかりません…。
でも今後どのように動くか?いや株価を動かすか?
は既に決まっていると思いますよ。
では良い週末をお過ごしください