(前回のつづき)
2.課税事業者と免税事業者
原則として
企業(事業者)という存在は、
消費者が負担した消費税を
国に届ける役割を担っています。
消費者から直接預かるか、
間接的に預かるかは問いません。
<参考記事>
ところが、です。(^_^)
消費者から預かった消費税を
国に届けるという役割を
合法的に免除されている事業者が
存在します。
「免税事業者」と呼ばれ、
その件数は
全事業者の約4割と言われています。
ザックリ言うならば、
毎年の売上が1,000万円以下の
小規模な事業者さん。
そして
消費者が支払った消費税のうち、
免税事業者のところで留まって
国まで届かない金額(これを益税
といいます)は、
毎年「数千億円」にのぼります。
ここにメスを入れることが、
2023年10月から導入される
「インボイス制度」の
最大の目的なんですね。
(つづく)
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