「お疲れ様♪お仕事?」

「うん、会社からきた」

高級な焼肉屋。


「ここはじめてきた♪」

「俺もさー
と話す前に先にオーダーしようか!何飲む?」


「ビール」

「あいよ!すいませーん!

ビールとファジーネーブル」


「この間もファジーネーブル飲んでたね!
好きなの??」

「いや(笑)
俺、酒あんま強くないから、これが飲みやすくて」
「あはは!そうなんだ!」

「なに食べよーかー?嫌いなものある?」

「ないよ!お任せする」

「了解!
これは絶対でしょー、
オーダー良いですか?サラダとロースと…」


「ご注文は以上でよろしいでしょうか?

只今、裏メニューの飛騨牛のステーキがございますが宜しいでしょうか?」


「…??」と私。

すかさずアツシは

「裏メニューなのにこんなに表にしていいんですか?(笑)」

「はい☆」と若い店員さん。

「じゃあそれもにひひ

「ありがとうございます」

「あははは!さすがだね!ツッコミ早いよーすごいツボだった~」

「やろ(笑)
じゃあ、ちょっと早いけど一年お疲れっ」

「乾杯~!」



注文するアツシの横で、こんな人が彼氏だったら良いな。って思ったんだ。



「明日は沢山喋って、今年の嫌なこと忘れよう!」

とアツシからメールがきた。


嫌な事か…

そうだね、もういつまでも彼…元彼のことを引きずって塞ぎ込んでいたらダメだね。


元彼の事を引きずるあまりに、

アツシからのメールや電話にあまり印象よく応えていなかった。。

傷つきたくないから、自分から好きになることを止めていた。


待ち合わせ5分前、「今むかっています。」とメールをした。


「もしもし?店の場所わかる??俺もすぐ着く!」


「んーとね、もう信号渡ったらすぐだからわかるよ!」

「サチコの方が早いかも!あ!いた!」


アツシに会った途端、とても嬉しくなった。
「今日から仕事だー連休明けはキツイ」

「この間オーストラリアに行った写真だよ!」

アツシから毎日メールがきた。


ある時アツシから着信が残っていた。

一時間前か…

出るかな。。

電話をするとすぐに出た。
「もしもし!いやー今さ外で張り込みしてて、寒いし!暇だし!と思ってかけてみた!」

「なにそれ~
私は暇のお供!?(笑)」

「えっ、いや、まぁ(笑)」

「光栄ですゎ~
お電話頂けてー(笑)」

と、くだらない会話がとても楽しかった。


「今なにしてるの?」

「えっ、私はオセロ。。(笑)」

「は?!オセロ??」

「オセロ…(笑)」

「だれと?!」

「いや、一人でだよ!
オンラインの!オンラインで対戦して…る(笑)」

「まじ!もしかしてちょっとオタク系ショック!?
オセロ強いの?」

「自慢出来るほど強くないのー(>_<)」




彼と別れて以来、はじめて男の人と電話していて楽しいと思った。



「12日は焼肉とオセロで決まりな!」

アツシからメールがきていた。