田代 Yukio のカイロス便り -8ページ目

■哀愁的東京

重松 清
哀愁的東京

■面白度: ★

駄作です。読んでいてホントにかったるい。

傑作「疾走」と同じ時期に書かれたものとは思えなかったです。

読み終えるのに4日もかかってしまいました。

■夜の果てまで

盛田 隆二
夜の果てまで

■2004年2月25日発行

■定価:  780円


■面白度: ★★★★

倫理的には全く許されないストーリー展開でしょう。

文体は緻密です。ドキュメンタリータッチ。

■無伴奏

小池 真理子
無伴奏

■2005年3月1日発行  定価:  540円


■面白度: ★★★★

とにかく「時代」を感じさせる小説である。

携帯がない、下宿の部屋に電話がない。東北新幹線もまだ通っていない仙台。

勢津子登場の場面には映画をみているような、映像的な美しさを感じました。