田代 Yukio のカイロス便り -2ページ目

東京マラソン 南相馬市長 走る

 2月26日に開かれる 東京マラソン に、地震、津波、そして原発の爆発被害にあった福島県は南相馬市の桜井市長が東京マラソン参加するとの記事が朝日新聞に載っていた。


以下、主要な箇所を抜粋して紹介します。


もう既に抽選は終わっていて、特別枠での参加でしょうが、こういう特別参加は大いに喜ばしいこと。


ぜひ、制限時間内に完走してもらいたいです。


ちなみに、私は参加者抽選に外れました。テレビで応援します。


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 2月26日に開かれる東京マラソン  に、福島県南相馬市の桜井勝延市長(56)が参加する。


 市域の4分の1強が福島第一原発から20キロ圏内にあり、今も街に戻れないでいる市民は約2万7千人。


 代表としてフルマラソンを走り、被災者の思い、復興への決意を改めて全国に発信したい。 


そんな願いを込めて出場する。


 朝6時過ぎ。福島第一原発から約21キロの地点にある小学校の前から桜井市長が走り出した。


曲がったガードレール、基礎部分だけが残った家屋。


そんな中を走っていると、途中で絵に描いたような朝日が海から昇る。


フル10回以上


 学生時代から陸上部の友人の練習相手として毎日走り、30代で市民マラソンに挑戦。


フルマラソンにも10回以上出場している。


 農業をしながら産業廃棄物処分場の建設に反対する活動を続け、2003年に市議、2010年から市長に。


その間も日々のランニングは欠かさなかった。 その習慣が、昨年の3月11日に途切れた。


津波に続く原発の爆発。住民を避難させることに奔走した。


早朝のランニングを再開したのは、役所での寝泊まりをやめた5月1日からだ。


自宅が20キロ圏内にあって入れないため、夜は知人宅に身を寄せる。


走る間だけが今も 「唯一の自分の時間」 だ。


応援へのお礼


 都心部を巡る東京マラソンは、約3万6千人が参加する国内最大の市民マラソンだ。


 そこに参加しようと思ったきっかけは、災害時の相互援助協定を結び、震災の際も様々な支援に動いてくれた杉並区の田中良区長のこんな呼びかけだった。


「震災からもうすぐ1年。桜井さんが被災者を代表して走れば、風化に 『待った』 をかけられるのではないか」


「応援してくれた全国の人たちにも、何よりの返礼になる」


 フルマラソンへの参加は09年以来だ。激務と加齢で体力の衰えを感じずにいられない。


それでも、何とか東京の地を走りきらねば、と思っている


「やるしかないでしょ」


(斉藤智子 1月22日付け朝日新聞 多摩版より)


池上彰が世界の聖地へ

1月12日午後7時からフジテレビで、「あなたは宗教の事をどこまでわかっていますか?」と問いかける 「池上彰スペシャル企画 宗教がわかればニュースのナゾが解ける!」 を視ました。


 民方放送が、しかもゴールデンタイムに、何と7時から10時まで、3時間の長時間に渡って宗教関連の番組を放送するとは珍しい。

1月12日が何か特別な日でもないはずなのに……。


 内容はタレント&女性若手アナウンサーを相手の娯楽番組とはいえ、かなり真面目に3大宗教、キリスト教、ユ ダヤ教、イスラム教を取り上げていて好感をもてた。


1点だけコメント: イエスは3日間、墓の中にいて、復活したと言っていましたが、事実は2日間。


3日目に復活したと、聖書には書かれています。


十字架上で死んだ日が1日目、翌日が2日目、2日後の3日目に復活したのが正解。


でも、この辺の日本語は難しいですね。


 ちなみに、私はクリスチャンなので、この間違いに気づきましたが、他のユダヤ教、イスラム教の説明にも誤解、間違いがあったかもしれません。 気づいた方、教えて下さい。


 ローマ、イスラエル、サウジに池上さん自ら足を運ぶという、かなり製作にお金をかけた番組構成。


楽しく、面白く、かつ勉強になって、得した気分でした。


 こういう番組こそ、正月の3が日、駅伝の生中継が終わった夜にでも放送してもらいたいものです。


相変わらずバラエティー番組ばかりで、見る気のおきない夜の正月番組でした。


以下、新聞のテレビ番組欄とサイト上の紹介内容です。


▽ユダヤ教がわかると世界の紛争のルーツが見える!


エルサレムで池上興奮現地リポート


▽消えぬテロの恐怖……異教徒立ち入り厳禁?


サウジ初取材でみえたイスラム教の意外な姿


▽アメリカ大統領選挙 最有力はモルモン教徒 知られざる宗教の裏側


▽ローマ法王の力の源 ㊙ バチカン

世界を揺るがすパレスチナ問題、今年行われるアメリカ大統領選挙、テロが続くイスラム社会…いま世界のニュースを解く全てのカギは、宗教にある


そこで、池上が世界の聖地を緊急取材 


 200万人のイスラム教徒が訪れる“サウジアラビア”、キリスト教最大教派カトリックの総本山“バチカン市国”、そしてイスラエル“エルサレム”。


 それぞれの聖地で宗教の本質に迫ることから、池上が表面上では見えてこないニュースを紐解く! 


 世界的ニュースから私たちの生活まで、宗教に関わる今さら聞けなかった疑問がスッキリとわかる!


なぜキリスト教徒とイスラム教は対立するの?


一神教の神様はキリスト教もイスラム教も一緒ってホント?


武力衝突の絶えないイスラエル…そもそもパレスチナ問題とはなに?


なぜ、アメリカはイスラエルを支持するの?


世界の紛争も私たちの生き方も宗教がわかれば見えてくる。


番組をすべて見終わった3時間後、アナタが今まで疑問に思っていた答えが出ているはず。

被災地でマラソン大会

 1月10日付け SANKEI EXPRESS によると、東日本大震災からの復興を祈願して岩手県大船渡市で9日、駅伝やマイルロードレース等4種の競技を行う「大船渡新春4大マラソン大会」が開かれたとのことです。


以下、同記事と、「爪痕が残る」生々しい写真をご紹介します。



被災地マラソン大会


 震災で例年のコースから変更となり、約1500人のランナー達が震災の爪痕が残る被災地を駆け抜けた。


 40年近く参加を続ける高橋長栄さん(60)さんは「参加に躊躇しましたが、被災地が元気になればと思い参加しました。少しでも復興に協力できれば」と語った。