田代 Yukio のカイロス便り -18ページ目

■手紙

東野 圭吾
手紙

■2003年3月1日

■毎日新聞社・刊  ■定価:  1680円


■面白度:  ★★★★★

東野さん独特の感情表現を極力抑えた展開。

主人公の苦悩がとてもよく表現されています。

珍しく男に献身的な女性がでてくる。

2日間で読破。

■燃えつきるまで

唯川 恵
燃えつきるまで

■2005年4月30日発行

■幻冬舎文庫  ■定価:  560円


■面白度:  ★★★★★

書店でカバー裏表紙のキャッチコピーにふと引かれて、初めて唯川恵さんの作品を読みました。

いやあ、期待通りの内容でした。

買ってよかった。

若い、30代の女性の心理を巧みに表現していて一気読みに近い2日で読みきってしまいました。

次の、別の作品を早く読んでみたい。


■トワイライト

重松 清
トワイライト

■2002年12月15日発行

■文芸春秋・刊  ■定価:  1780円


■面白度:  ★★★★

前半が重松作品としてはかなりもたつく。

登場人物が比較的多いせいか、処理しきれていない感じがします。

後半はがぜん面白いですが、終始「ドラえもん」というナショナルブランドイメージに頼りすぎている。

重松さんが個人的にお好きなのは分るのですが、鼻につく。

読みきるのに15日もかかってしまいました。