写真は「フレデリック・テイラー」
(F.W.Taylor、1856-1915)
「科学的管理法の父」といわれたアメリカ人![]()
か・が・く・て・き![]()
時は江戸末期から日露戦争ぐらいで、
その頃の世界はイギリスからアメリカに産業が
移り替わる時代となり、アメリカは「世界の工場」
となっていく時代。
今では想像できませんが、
1870年代まではアメリカの大工場は数社しか
ありませんでした![]()
それが30年後の1900年には、なんと
従業員1000名以上の企業が400社以上に![]()
この発展にはテイラーが編み出した生産管理法
の貢献があります。
当時の機械工場では個々に受注に応じた
製図に基づき各生産工程は熟練した職長
(親分)がこれまでの経験やカンで現場を
支配していたことや、従業員の組織的な怠業が
横行しており、生産性は決して良くはありません
でした![]()
そこで、彼はこの生産効率を高めるため、
各工程ごとに作業を分析して、作業時間を測定し、
標準作業時間を確定して標準作業時間より早く
出来ている従業員には高い賃金を支払うように
決めました![]()
現在では作業の予実管理であり、職能給にも
あたる考え方ですね。
さらに、テイラーは『工場管理』という本も
出版して、一日の仕事量を「課業(work)」
を決め、その作業内容は「計画部」という組織を
作り一日の作業スケジュールを前日に作り上げ、
翌日出勤してきた工員がスムーズに作業に
入れるよう作る仕事となっていきました、
工場においては計画と執行の分離が始まり、
今のライン・スタッフが生まれました。
100年以上昔のお話ですが、テイラーの編み
出した手法は現在の生産管理の原型と
なっていることから
「科学的管理法の父」といわれているんですね。
ここまでは、会社から見た生産管理の手法のお話が
中心でしたが、これからは、個人の生産性についても
考える必要があります。
実は日本の労働生産性は、OECD加盟国主要7か国
中最下位![]()
個人の価値観の多様化や急激な少子高齢化など
現在の企業を取り巻く環境は大きく変わろうと
しています。
個人が給与以外に仕事にやりがいや自己実現を
見出すことができるか?
今こそ、経営理念や人材教育を通じて会社と個人の
関係を真剣に見つめ直す時だと思います![]()
