カクテルのことなんて何も分からなかった私が、何故いきなりクラシカルなショートカクテルに興味を持ったのか??
きっかけは…忘れてしまいました…が!一口飲んですぐに「美味しい!」と感じた事だけは覚えています。
そして同じようなレシピで、ベースのお酒が変わるだけで名前が違うというホワイトレディ、XYZ、バラライカ、マルガリータ等にも興味を持ちました。
…ここでひとつ疑問が生まれます。
ブランデーベース、ジンベース、ラムベース、ウォッカベース、テキーラベース…
ウィスキーベースはないの??
ウィスキー好きとしては当然持つであろう疑問。
すると若手のバーテンダーさんK氏はこう言います。
「勉強不足で申し訳ございません。お客様が次回いらっしゃるまでに必ず調べておきます!」
後日またbarCAVEを訪問すると、K氏は約束通りウィスキーベースのカクテルを調べていました。
「サイレントサード」
サイドカー等とは材料を混ぜる比率が少し違うとの事ですが、限りなくサイドカーに近いウィスキーベースのショートカクテル。ウィスキーサイドカーと呼ばれることもあるそうですね。
この時、カクテルへの興味が一気に膨れ上がると同時に、ただの興味本意と思いつきで発したであろう客の何げない疑問にもきちんと答えるために誠実に対応したバーテンダーさんに脱帽しました。
…いつもカウンターの隅で見ていたのでわかります。
マスターにしても若手のK氏にしても、お客様一人一人に合わせた接客の距離感、空気の読み方、ひとつひとつの仕草や仕事の丁寧さ…
新規のお客様でも常連の方でも、カウンターに腰かけて最初に声をかけるタイミング、態度、声のトーン、言葉のチョイス…。
絶対に不快感を感じさせない。空気のような存在感。
職種は違えど、私も同じ接客、サービス業。けれどもバーテンダーさんと比べて、どこをとっても「自分はまだまだ甘い…」と痛感させられました。
バーテンダーさんのプロ意識の高さに感動したのと同時に、ものすごいライバル意識を抱いたのでした(*´-`)
