新しい1週間が始まりましたね。
日曜日、娘(高1)は吹奏楽部のマーチングバンドの練習があり、
帰宅した彼女は、とても落ち込んでいました。
というのも、
来週の大会で披露するプログラムは、
彼女が入学する前にすでに完成しているもので、
今回、急遽そこに娘も参加することになって、
9割方のメンバーはすでに動きを覚えているなか、
娘を含む残り1割のメンバーは、
正味2日間くらいで覚えたばかりの状態で
終日練習に臨んでいたのです。
「おなかはすいていたんだけど、
お弁当が喉を通らなかった」
そう言って、残してきた白米を食べながら、
「自分だけ前に出過ぎてしまってた」
「何度言われても、そこに気付けなかった、戦犯確定や~」
と、深刻な顔をしていました。
こちらとしては、
「いやいや、よくがんばってるよ」と
色々かばってあげたくなるけれど、
きっとそれも余計な一言。
「そう感じているんだね」と見守りながら、
ごはんやお風呂や、話を聞くこと。
そんな別の角度から、あたたかいエネルギーを向ける。
私にできることは、そのくらい。
・
夜になり、運営の方から
部活の保護者LINE宛に、
その日の「練習動画」が1本、送られてきました。
それはおそらく、練習の最後に通しで撮影した、
「その日の渾身」の動画。
おもむろに、その動画を一人で見る。
3分ちょっと。
どこに娘がいるのか見つけられない(80人近くいる)けれど、
素人目の私からは、
ただただ「すごくて(←語彙、、、w)」
2日で覚えて、
このすごい集団のどこかに娘が混ざっている。
しかも、
どこにいるのか見つけられないくらい、
ちゃんと、この中に溶け込んでいる。
そう思ったら、
涙が出てきてしまったんですよね。
そのタイミングでちょうど、娘がお風呂から出てきて、
泣いてる私を見て、
「どしたの?」となり。
「色々改善するところはあるのかもしれないけど、
今送られてきた今日の練習動画見て、
2日で覚えてここまで完成させたのか、、と思ったら
泣けてきちゃったの」
そう伝えると、
娘は私の隣に座り、もう一度、最初から動画を再生。
「ほら、ここ」
「この一人飛び出ちゃってるの、私」
そんな風に、自分の反省している部分を解説してくれました。
ティッシュで鼻をかみながら、
「そんなの涙で霞んで見えないよー」
私がそう言うと、娘は笑っていました。
・
デメリットとメリット
チャレンジとサポート
批判と賞賛
憎と愛
マイナスとプラス
陰と陽
これらの相反するペアは、
どちらか一方だけが存在しているのではなく、
必ず「もう片方」も同時に存在している。
どちらか片方だけを感じているならば、
それは、
その片方だけを自分が拡大解釈して捉えているとき。
私がこれだけ、娘のことを
賞賛
サポート
したくなるってことは、
それと同質同量の
批判
試練を
いま、娘は感じているんだな、、、
そう思うと、
やっぱり、
「ただ、しずかに見守ること」が
私がいま、できることなんだなと感じました。
・
昨日の娘のように、
「今日の私の動きは、戦犯確定」
こんなふうに、
相反するペアのどちらかだけしか
感じられない、見つけられないとき。
誰にだってあると思います。
けれど、
そんな過去の「どん底・最低・辛い」の時にも、
そのときには見えなかっただけで、
自分を応援してくれていた人や、
自分を支えていた何かが、
もう片方にはなかっただろうか。
その時に気づけなくても、
後からでもいいから、
そこに気づくことを忘れない。
どちらかだけを拡大解釈しすぎない。
そんなバランスを取りながら
浮き沈みをできるだけ小さくして、
自分の「中心」に戻る。
自分の「中心」って、
さほどワクワクする場所でもないし、
しずかでほわーんとあったかく、薄味で、
淡々としていて地味で、
自分だけがわかっていればいい、少し孤独な場所。
ネガティブに落ち込んだときも、
ポジティブに浮かれすぎたときも、
どっちのときにも、
「もう片方」は、ちゃんとある。
見えていないだけで、
なくなったわけじゃない。
そんなことを、
娘とのやりとりを通じて
また、思い出したのでした。
朝陽と豆柴♡
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