ここ数日の福岡は、終日雨模様。



昨日、近所のスーパーに歩いて買い出しに行ったときのこと。



その時も、なかなか強めの雨が降っていて、



スーパーの入り口の傘置き場には



傘があふれていました。



私は、自分のさしてきた



ガチャガチャでゲットした「パンどろぼう」の



お気に入りの目印チャームをつけたビニール傘を、



「私のは、ここに」



そんな思いと共に、そっと傘立てにさしました。



 






買い物が済んで、



「さぁ、帰るか」と傘を取ろうとすると、



なんと、パンどろぼうのついた私の傘が



ないのです。



え、、と思って



傘立てをくまなく探しても、ないのです。



えーーーー、うそーーーー煽り



傘がないのも、



あのパンどろぼうがなくなったのも、



どっちも、こまるこまる



何もつけてないビニ傘だったなら



まだあきらめがつくけど、



なんか、かなしいのと、



なんか、腹立つのと。



このまま傘がないまま帰るには、



強い雨もあいまって、



感情がグワっと動くのがわかりました。



私はそこで、店内に戻り、



レジ近くにいた店員さんに、



「傘立てに置いていた私の傘を、

誰かが持っていってしまったみたいで。

もしよければ、余ってる傘があれば、

貸してもらえませんか?」



と言いました。



その場を離れられない様子の店員さんは、



店内アナウンスで店長らしき方を呼んでくれて、



店長らしき男性に、もう一度、



私は同じことを伝えました。



「ちょっと待っててくださいね」



と店長が奥に戻っていったあとに、



すこし感情が落ち着いてきて、



「あ、傘、借りなくても、

ここで買えばいいのか!」



どっちにしても、なくなっちゃったんだもん。



そして、今日は傘をささずに帰ったら



びしょ濡れだ。



そうだ、新しいのをここで買おうにっこり



店長を待っているあいだ、私は



スーパーで売ってる傘を物色しはじめました。



戻ってきた店長は、



「こんな雨の日に、傘を持っていっちゃうなんて、

ひどいですね、、、

ご立派な傘でしたか?」と。



私は、



「いえいえ、普通のビニ傘だったんですけど、

お気に入りの目印をつけていたから、

まさか、まちがって持って行かれるとは思ってなかったです。

でも、よく考えたら、

いつ返しにこられるかわからないし、

どっちにしろ、傘がないのは困るから

ここで買っていっちゃおうと思います」



すると、店長は、



「いやいやいや。

僕も、雨の日に居酒屋から出たら、

マスキングテープで印をつけていたのに、

なくなっていたことがあって、

よくわかります。

この傘、返していただかなくていいです。

差し上げるので使ってください」



と、奥から持ってきてくれていたビニ傘を



私のほうへ差し出してくれました。



「えー、いいんですか🥺?

ありがとうございます!」



私は受け取って、



おかげで濡れずに帰宅することができました。







この出来事を、



「私の傘、私のパンどろぼうが、盗まれた」エピソードにして、



持っていった誰だかわからない誰かのことを



夜までぷんぷん怒り続けることも、




選べる



あるいは、



「私のパンどろぼう傘が、かわいすぎて



傘どろぼうされたー😂」
エピソードにして、



笑ってみることも、



選べる



そして、



「パンどろぼうの傘はなくなったけど、



スーパーの店長が、ちがう傘を私にくれた」
エピソードとして、



パンどろぼう傘は、店長傘に変容した。



なくなったと感じたのは、錯覚。



ちゃんと、ある。



そんな捉え方をしてみることも、



選べる



ほかにも無数に選べる解釈のなかで、



私は、最後の店長傘に変容したエピソードを



今回、選びました。







この解釈、



かつての学びで得た視点なのです。



たとえば、



失恋して彼氏がいなくなったとき、



喪失感でいっぱい。



けれど、そんなとき、



空いたこころのスキマに



他の存在が入ってきていませんでしたか?



そのとき、



友達が話を聞いてくれたり、



一冊の書籍や曲に救われたり、



毎日ペットが寄り添ってくれたり。



あるいは、



植物を育てる時間に癒やされたり。



そうやって、



一人の人が与えてくれていた安心は、



いくつもの存在へと



形を変えて現れていることがあります。



私は、



傘がなくなったことで、



怒りつづけたいわけでも、



嘆きつづけたいわけでも、



ないんだ。



だったら、



私はどの物語を選ぶ?



今回は、



「パンどろぼう傘が、店長傘に変容した」



そんな物語を選びました☺️







なにかを喪失した、と感じたとき。



なくなってしまったものが与えてくれていた「安心」は、



もう別の形で、



あなたのそばに来ているのかもしれません。



それは、



なんだろう?



そんな視点で世界を眺めてみると、



「なくなった」



と思っていたものが、



実は、



ちゃんと、ある。



ただ、



形を変えて。



そんなことに、気づけるのかもしれません。



それにしても、



店長さん、やさしかったなぁー☺️

 

 

 

 

 

 

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