今日もホロスコープの型を見ていきます。
今回はシーソー型という天体のかたまりが2つあるタイプです。
これは2つの異なる大陸がチャートにあるため、ダイナミックであり二元性があるとのこと。
この記事によると、二元性とは「2つの面を持つ事」を言って、これが180度正反対にあるのではなくて、同時に共存していることだそう。
例えば「中絶を認めるカトリック」「反戦派の元軍人」など、両方の要素を保つ事を言うそうです。
講座では、2つの異なる人生を生き、その両方の領域を保とうとするようなところがあるため緊張感も大きいと説明がありました。
また人生が前半・後半でひっくり返るような体験があり、劇的な転身・転換を遂げる可能性を秘めているそう。
後半で化けるタイプの方はいわゆる大器晩成型なのかもしれません。
先程の例の「反戦派の元軍人」みたいなのは、シーソー型の理解としてわかりやすいのかなと思いました。
戦争を経験したからこそ、今は戦争に反対している元軍人、というのは自分の人生の経験としては矛盾があるようにも感じます。
が、自分の経験があったからこそ、そこを軸にして確固たる信念に変えているという意味では、その矛盾を人生にいかしているってことなんだろうと思います。
そういう意味で、人生をかなり客観的に捉えるようなところがあると思います。
講座ではとても慎重に考えた上で大胆な行動をする、自分の立場と対象的、対立的なものを常に意識している冷静さを持っているタイプだとも話がありました。
というわけで、シーソー型の例として若槻千夏さんを見てみたいと思います。
若槻千夏さんですが、22歳でレギュラー番組をすべて降板し、芸能界を休業されました。
若槻さんは太陽が6ハウスにあり、かなり人に気を使うタイプだと思いますし、自分の立場を理解してその場に当てはまる最適解を出すようなタイプの方だと思います。
大胆に見えて、実際すごく慎重だと思いますし、客観的に自分を観察している方だと思います。
この記事を見ると、
自称「芸能界一マジメな人間」
瞬発力のあるタイプに思われるものの、これまで衝動で行動したことはなく、常に物事を冷静に、慎重すぎるほど観察してきた
とあります。
超売れっ子だった時期に休業を決意したのは、自分じゃなくてもできることばかりだと気がついたからだそう。
自分にしかできないことを探そうと、海外に旅立ち古着の買付から始まり、アパレルブランドを立ち上げていきます。
ネイタルで太陽と天王星スクエアになっているので、誰でもできるようなことをしたくないタイプなんだと思います。
記事でも、それまで受け身で生きてきたのに、このころ自我が出てきたのだとあり、金星期から太陽期への移行時期だったのかなと思います。
それからの生活は、なんでもかんでもお膳立てしてくれていた芸能界とは180度違う生活だったと記事にもありました。
でもこの経験をしたからこそ、また10年後に芸能界に戻ってきたときに、人とは違う自分として活躍できているのかな、と思います。芸能の仕事以外にも収入源や経験があるっていうのは、色んな意味で安定にもなっていそうだなと思いました。
今でこそ芸能の仕事をしながら、アパレルブランドをやる二足の草鞋みたいな方って多いですが、当時はあまり例があんまりなかったように思います。
なんでやっぱりダイナミックな人生だよな、と傍から見ていると思ったりしますね。
西半球にある天体群と東半球にある天体群の2つを行ったりきたりしながら、お仕事をしている感じがしますね。自分のこだわりを出すところと、相手や環境に合わせて自分を出すところを分けているように感じました。
シーソー型はある意味で双子座っぽいという話もありましたが、彼女は太陽と金星が双子座にありますので、こういう良い2面性みたいなところがより見えやすいかもしれません。
また自分を客観視していていつも自分に対する批判や敵を意識している、という説明もありましたが、若槻さんは絶対に炎上しないように発言に気をつけたり、髪の毛はいつもきっちりまとめて女らしさが出ないようにしているそうです。
(マウント取ってくる女性の話をしたりすることが多いから、お前もやんって言われないように気をつけているとか)
というわけで、シーソー型の例を考えてみました