今週のファッション業界のニュースで話題となったのが、バレンシアガのホリデーキャンペーンです。

 

 

バレンシアガがホリデーシーズンに向けたキャンペーンの広告を出したのですが、それが幼児虐待につながっているとの批判を受けてSNSでは炎上していました。

 

写真を見ただけでも子供を性的に取り扱っていることで不快になる方が多数いると思います。

その上さらにセットの一部として児童ポルノにまつわる裁判資料が机の上に置かれていた、ということでさらなる炎上になりました。

 

 

バレンシアガはセットデザインを担当した会社を訴え、お互い責任のなすりつけ合いみたいになっていましたが、こちらの訴訟は取り下げられて、バレンシアガは謝罪文を出し、デザイナーのデムナ・ヴァザリアも個人的な謝罪メッセージをインスタグラムにあげていました。

 

バレンシアガは最近デムナが仲が良かったカニエ・ウェストとの関わりなどで騒動があったところにこの炎上。

 

そしてデムナはDesigner of the yearに選出されていましたが、この騒動により候補から外されてしまったようです。

 

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今回は、以前もやったようにデザイナーのデムナ・ヴァザリアの赤緯の月の推移を見てみます。

 

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デムナ・ヴァザリアはジョージアという国の出身ですが、12歳の時にソビエト連邦崩壊に伴う紛争で故郷を追われてしまいました。

それ以来一度も自分の生まれた場所には帰っていないとか悲しい

 

1991年に切り替えのポイントが来ており、その1年後の出来事でした。

 

 

そして次の切り替えポイントの2004年9月ごろ。

 

その約1年前に、ファションスクールの超名門・アントワープ王立芸術アカデミーに入学しています。

アントワープは約40人ほどの入学者のうち、4年後に10人ほどしか卒業証書を受け取れないという学校です。

 

 

 

 

彼は「デザインを描いたり、ムードボードを作ったあとで制作に入る」という一般的な過程を一切すっ飛ばして、いきなり生地で試すなど、本能の赴くままにやっていたそうです。

アイデアが湧いたらすぐに作る、というちょっと普通ではないやり方をしていたみたいですが、それがあまりにも良い結果になるので講師たちも何も言わなかったとか。

 

作品ができあがった後にインスピレーションを得て正当化する、というのが彼のやり方だったそう。

 

彼は金星・太陽・火星がコンジャンクションでおひつじ座にあるので、なんかこのスピード感がおひつじ座っぽいなぁ、と思います。

水星と海王星はクインタイルなので、芸術的なひらめきやインスピレーションが豊富なのかもしれません。

 

 

 

 

 

そして2009年にマルジェラのレディス・デザイナーとしてキャリアをスタート。

 

2012年、月が最も南にある時期にマークジェイコブスの右腕としてルイ・ヴィトンのデザイナーとなります。

 

2013年に自身のブランドのヴェトモンをスタートさせます。

ヴェトモンを3シーズンやった後、現在のポジションであるバレンシアガのクリエイティブ・ディレクターに就任。

 

2018年の末に再び切り替えのポイントが来ますが、そのあたりでヴェトモンから退任します。

 

そして今月はどんどん北へ向かっている途中です。

最近見たデザイナーはみんな同じようなところに月がありますね。

 

 

 

 

 

ここ2年ほどいわゆる中年の危機というやつで冥王星、海王星が何度かスクエアになっていますので、なんか色々ある時期なんだろう、と思います。

 

 

っていう特に結論のないすごい適当な終わり方になってしまいましたが、今日はこのへんでにっこりバイバイ