山羊座・10ハウスとサターンリターン
以前に松村先生の講座で学んだことをまとめてみました。
前回の記事（山羊座・10ハウスの考察①：山羊座の均衡感覚）の続きです
外の世界と切り離された小さな箱の世界を山羊座は作り上げますが、一定の期間がくると古びてきた箱をリニューアルします。
人生の大きなリニューアルをするタイミングが２９歳ごろにあるサターンリターンです。。
人生を家に例えると7年ごとに小さなリフォームをしてはいるのですが、大きな工事をするのが２９歳ごろという感覚です。
サターンリターンを怖いことや不幸なことが起きると考えている人も多いかもれませんが、不幸なことではなく人生の方針や立ち位置を変える時期だと言われます。
２回目のサターンリターンは５８歳ごろにありますが、この時期は自分が死ぬまでに何をしていくのか、自分の人生に重要なことは何かを決めてそれにフォーカスしていくので、他のことはトーンダウンさせていきます。
松村先生曰く雑多なことが消えて、自分にとって重要なことがわかってくるのですっきりとしていくそうです。
なぜ２９歳のサターンリターンが人によっては厳しいものだと感じるのでしょうか。
松村先生曰く、２９歳はまだいろんなことを試している最中で、サターンリターンが来て色々な可能性が消えていってしまうように感じるとのこと。
逆に言えばメインでやっていくことが決まる、「これだっ！」ということがわかりはじめる、何を基準に決めていけばいいのかがわかるとのことですが、その最中ではそんなことがわからないので失望が大きくなるのだそう。
色んな期待があったのにダメになってしまったと感じるのは、その人が期待しすぎていることが多かったということだそうです。
確かに決して楽しい時期ではないのかもしれませんが、自分という箱を新しくしていくための修行というか、見直しの時期なのだと思います。
