「発達障害の人は空気を読まない」
という言葉をよく目にしますが、
これは間違いです。
「空気が読めない」と
人から言われやすいのは、
日常会話に要求されるスキル。
相手の発言の真の意味を即時に理解し、
その場での返答を要求される、
日常会話を苦手としている方が多いのが、
一番の理由だと思っています。
言葉と意味(気持ち)は必ずしも
一致するとは限らない。
それが日本語の特徴。
周囲から空気が読めないと言われ、
辛い思いをしてきた方は多いと思います。
「発達障害は相手の気持ちが理解できない」
これも、間違いだと思います。
ただし、
「それくらい、いちいち言わなくても分かるでしょ」
も通用しないことが多いです。
してほしいこと、嬉しかったことなど
言葉にして、しっかり伝える。
それでもだめなら、
その人自身に優しさが欠けているだけ
のような気がします。
いわゆる「モラハラ」はあくまで、
本人の生育歴によるものであって、
発達障害とは関係ないものと、
私は思うのです。
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