セロトニンには、リラックス効果。
ドーパミンは、覚醒効果。
発達障害が「脳の機能障害」と言われる
所理なのかもしれませんが、
このセロトニンとドーパミンの分泌の仕方が、
普通の人とは少し違う、と言われています。
セロトニンが強すぎる(ドーパミン不足)すると、
抑うつ状態に。
ドーパミンが強すぎる(セロトニン不足)すると、
興奮状態や不眠(覚醒状態)に。
これらの状態には、個人差があります。
セロトニンとドーパミンの分泌を正常にするために、
医師の判断により、薬の力を借りることがあります。
リスパダールは抗ドーパミン・抗セロトニン
エビリファイは抗ドーパミン
コンサータはドーパミンに作用
ストラテラとインチュニブはノンアドレナリンに作用
症状に個人差があるように、
薬も、脳への働きかけの仕方が異なります。
従って、同じ薬を飲んでいても
その効果は、人によって大きく異なってきます。
薬である以上、当然副作用があります。
場合によっては、効果が期待できないどころか
かえって、逆効果になる事もあります。
安易に、人から薬を分けてもらって
試しに飲んでみる、といった行為は厳禁。
医師の判断による処方が必要です。
また、薬には「離脱症状」というものがあり、
薬の飲み始めは勿論ですが、
薬を飲むのを中断した直後も、
経過観察が重要になってきます。
ランキングに参加しています。