初詣に出かけていた日のこと。
参拝の列に並んでいると、
後ろの人の立ち話が耳に入ってきた。
「発達障害」のキーワードに反応してしまい、
思わず傾聴してしまった。
「発達障害の人って、特別な感覚というか
もの凄い才能があったりするんでしょ。
凄い絵が描けたり、音楽の才能があったり。
でも、やっぱり子育ては凄く大変なんだって。
お金も凄くかかるって聞いた。」
テレビの影響でしょうか。
でも、やっぱり私は少し違和感を感じます。
特別な才能は、その人自身に宿るもの。
「発達障害の人は特別な才能を持っている」
のではなく、
「その人は、特別な才能をもっていた」
「幸運にも自分の才能に気付き、それを磨く努力を惜しまなかった」
「自分のことを理解してくれる人と、環境に恵まれた」
結果の賜物だと、私は思う。
子育ては・・・
他の家庭に比べたら、確かに大変かも(笑)
他の家庭が羨ましくないかと聞かれると、
羨ましくないと答えたら、嘘になるかもしれない。
でも長年、発達障害の子供の親をやっていると
他のお母さん方がドン引きしそうなエピソードを、
笑いながら他の人に話せるようになる日が、
きっとくると、私は思う。
子供たちは、とっても可愛い。
子供たちのことが、大好き。
それだけでも、十分幸せを感じます。
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