(2017年9月11日)
今朝からstarに喘鳴がみられたので、仕事を休んで病院に連れて行きました。
入院の二文字が頭をよぎりましたが、まだ発作が軽度だった事もあって、メプチン吸入だけで何とか落ち着き、昼前には学校に送り出すことが出来ました。
昨夜から嘔吐していた妻も、その頃には落ち着いて食欲も戻り、まずは一安心でした。
この日は、以前から予定していた児童精神科の診察日。
子供たちが受けたWISC-Ⅳの結果を少し教えていただく事が出来ました。
詳細は、今週金曜日の心理の日にお話をお聞きする予定です。
<WISC-Ⅳ>
長女(may) 総合 :93
言語理解 :91
知覚推理 :118
ワーキングメモリ :73
処理速度 :91
長男(star) 総合 :81
言語理解 :91
知覚推理 :102
ワーキングメモリ :73
処理速度 :64
mayは、苦手な面(ワーキングメモリの低さ)がより顕著に表れました。
starは、言語理解と知覚推理が伸びて総合的には底上げされているが、生活の困難さを示すワーキングメモリは相変わらず。
そして常にマイペースな面が処理速度で数値で出てしまいました。
2人に共通して言える事は、とにかくワーキングメモリが致命的であること。
ワーキングメモリとは、作業記憶(短期記憶)のこと。
分かりやすく例えるなら、
長期記憶が本棚なら、短期記憶は作業机のようなもの。
ワーキングメモリの低さは、生活の困難さに直結します。
頭の中の情報を瞬時に整理するのが苦手。(会話や暗算等)
同時に複数の処理が苦手。(家事・車の運転等)
数字だけでみても、学校生活の大変さが想像出来てしまいます。
ワーキングメモリの低さは生まれ持った特性。
努力で克服するのではなく、
メモをこまめにとる等、
生活の工夫で乗り越えるしかありません。
お母さんは、こまにメモを取るやり方が合っていました。
でも、子供たちもそうであるとは限りません。
これからは、子供たちに合ったやり方を、
子どもと一緒に見つけなければいけません。
余談になりますが、WISC検査での
starちゃんとmayちゃんの、
ユニークな回答をご紹介。
Q:お巡りさんは、何故制服を着ているのか?
A:自分の身の安全を守るため。
・・・防弾チョッキではありません(笑)
Q:お店でカバンが落ちているのを見かけたらどうする?
A:もしかしたら置いてるのかもしれないから、そのままにしておく。
・・・そうかもしれないけど、
でもやっぱり、お店の人に届けようね(笑)
本当、可愛いですね。
mayちゃんの方は少し考えさせられました。
Q:お友達に借りた本を無くしたら、どうする?
A:探す。
うーん・・・・
間違いじゃない。間違いじゃないけど、
まずは、お友達に謝まろうよ。(苦笑)
お友達に悪い事をしたのは、頭では分かっている。
でも、わざとじゃない!
そんなmayの心の声が聞こえた気がしました。
友達付き合いって難しい。
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