医師の仕事は、診断と薬の処方。
そこから先は、医師の専門外です。
そう言われれば、
確かにその通りなんだけど、
それならせめて、
SW(ソーシャルワーカー・社会福祉士)さんや、
地域の発達障害支援センター(一覧はこちら)など、
相談先への橋渡しは出来ないのかと
思うことがあります。
診断名がついた私は、どうすればいいの?
診断名がついた、この子はどうなるの?
一番の不安は、そこにあります。
診断ができるのは、医師だけ。
処方箋を出せるのも、医師だけ。
だけど、診断名がついても、
患者側のそういった不安には、基本的には応えてはくれません。
応えられない、という方が正解なのかもしれない。
それは、専門外だから(責任がとれないため)。
でも、本当に支援が必要なのは、
診断名がついた、そこから先なのだ。
診断名がついて、はい終わり、では
相談者(患者)としては、たまったものではない。
地域における、医療と福祉の連携。
単に紹介するだけではなく、
医療と福祉で情報が共有化できれば、
こんな問題も、解決するのかもしれません。
(個人情報保護の問題はあると思うが)
そういった取り組みが進んでいる地域もある。
医療と福祉の統合。
相談者(患者)のライフサイクルに応じた総合的支援。
それが理想の形だと思う。
ランキングに参加しています。