「で、マネージャーとラブホに入りました、と」
「うん」
「シャワーも浴びちゃいましたと」
「うん」
「で、ごにょごにょ、てことですか」
「何よ。ごにょごにょって。
違うって言ってるでしょ?
最初から2人ともそういうつもりでホテルに入ったんじゃないんだってば」
「じゃあ、どうしたんだよ?」
「だから、私がシャワー浴びたでしょ。
向こうもシャワー浴びたでしょ。
そしたら、
じゃあ、明日も仕事だし、もう寝ようかってなって」
「で? え、それで普通に寝たわけ?」
「ま、最初彼は、『オレはソファーに寝るから』なんて言ってたけど、
別に何もないんだから、一緒に寝ましょうよって言って。
2人でベッドで寝たわけよ」
「つーか、普通、会社の上司と同じベッドに寝るのって
抵抗あると思うんだけどなぁ」
「でも、ほら、
私寂しがりやだし」
「それは知ってる」
「で、マネージャーはさ、結構体を鍛えているのよ」
「うん」
「寝ている私の横に、
がっしりとした腕とか、胸があるわけよ」
「うん」
「だから、えいえいって触るでしょ?」
「触らないって」
「こう、つんつんって」
「どさくさにまぎれて、オレの胸をさわるな」