旅する縄文人3~水生類人猿説と人類東アジア起源説 | 縄文家族|天竜楽市

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天竜川流域に岩宿、縄文の昔から連綿と続く山暮らし。

大祖先から受け継いだ五万年持続する森と共生するサスティナブルライフを未来の子供たちへ伝えましょう‼️



人類の進化については、↓下記ブログをご参照下さい(*`・ω-)ノ
ヒトの進化については全て仮説であり、時代時代によって有力視された仮説が何度も何度も塗り替えられています。

新たな発見により、過去に否定されていた仮説が甦る場合もあります。

一つの説を正しいと信じこむより、様々な魅力的な仮説、異説の存在を知っておくことで、豊かな知識が構築されていきます。

そうして鍛えられた柔軟な思考は、日常の生活にも役立つでしょう(*ov.v)o

さて、
ε=ヾ( ・∀・)ノ
水生類人猿説、という説があります。

体毛が無くなったり、直立の姿勢になったのは、人類の祖先がある時期、水中で生活していた結果とするもの。

学界では概ね否定されていますが、現在でもこの説を支持する研究者も多くいます。

現生人類ホモサピエンス(新人)に先駆けてユーラシア大陸に進出したホモエレクトゥス(原人)は、当時の海岸線の近くから化石が見つかっているようです。

エレクトゥスは北京でも見つかっていますが、インダス、ガンジス、メコン、長江、黄河といった大河をどうやって渡っていったのでしょうか?

最寒冷期には、ひょっとすると黄河は凍結したかもしれません(現在でもシベリアのエニセイ川は冬季に凍結する)が…いくら氷期とはいえ長江以南が凍結するとは考えにくいものです。

ホモエレクトゥスは水泳が上手だったのでしょうか?

或いは既に航海術を持っていたのか?

2015年、中国湖南省の洞窟から発見されたホモサピエンスの歯の化石が8~12万年前と推定されました。

2017年には、1978年に中国陝西省で発見されていた頭骨(ダーリースカル)が、2017年にモロッコで発見されたホモサピエンス最古の化石に非常によく似ていると発表されています。

近年は、人類アフリカ単一起源説が有力視されてきましたが…
出アフリカ後の人類進化では東アジアが重要な役割を果たしていることもあり、人類東アジア起源説にも再び注目が集まっています。

東アジア進化説は中国が盛んに提唱していますが、エレクトゥスが海岸近くに分布していたのなら、日本起源の可能性を唱える学者がいても良いですし、そのような仮説があることで、新たな発見に繋がる可能性があります。

最初から「ない」と決めつけてしまうと、新たに発見された重要な遺物を見過ごしてしまう可能性があります。
「ない」と決めつけていたら、30年放置されていたダーリースカルは、そのまま忘れ去られてしまったかもしれません。

70000年前のトバ火山大噴火が引き金となった地球規模の劇的な寒冷化により、世界の人口は1万人程度まで激減、ホモサピエンスはアフリカのみに生き残ったと考えられています。

トバカタストロフ以前のアジアには、文明(らしきもの)が芽生えていた可能性も「ない」わけではありませんし、アジアに僅かに生き残ったデニソワ人は、その事を知っていた人々であったと考えるのも興味深いことなのです。

然し、現在私達が分子解析などで辿れる人類の痕跡は、トバカタストロフ以降に(再び?)アフリカからユーラシアへ進出したホモサピエンスの系統と、僅かに混入したネアンデルタール人、デニソワ人(他に未知の人類がもう一亜種存在すると推定されている)の遺伝子に限られています。

(*`・ω-)ノ
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