名古屋三越での開運鑑定会を終え、サイクリングしながら市内を巡ってみました。
いろんな場所を巡り、夕暮れ時になって「観音さん」と親しまれる大須観音(おおすかんのん)にふらりと寄ってみました。
大須観音(おおすかんのん)は名古屋市中区大須にある真言宗智山派の別格本山。弘法大使ゆかりの寺。本尊は聖観音です。
日本三大観音の1つとも言われる観音霊場。なごや七福神の一つである布袋像を安置しています。
寺内に、『古事記』の最古写本をはじめとする貴重書を多数蔵する「真福寺文庫」があります。
大須は古くからの繁華街。大須観音を中心とする門前町として形成されました。
東京で言えば、浅草のようなスポットです。戦前は大道芸、物まね、曲芸などが連日行われ、縁日には12万人もの人出があったそうです。
参拝客目当ての土産物屋が建ち並び、商店街へと姿が変わっていきました。
「観音さん」と親しみをもって呼ばれ、庶民が親しみを持って信仰する場所です。
元来、尾張国長岡庄大須郷(現在の岐阜県羽島市大須)にあった大須観音ですが、水害多発で1612(慶長17)年、家康の命によりこの地に移されました。
毎月18、28日は境内で縁日、骨董市が開かれますので、大変な人出となります。
また、縁日の午後6時からは先着200人に長命甘酒、18日は加えて身代わり餅がふるまわれています。
鳩のエサが売られていて、境内では、いつも誰かが餌をあげているほのぼのとした様子がここの日常です。
動画(アメーバビジョン)で紹介しているのは、仁王門本町から東の東仁王門通り。
大須商店街のシンボルと言えば大須観音で、その参道が商店街になっていて、その一つが東仁王門通りです。
名古屋最大の商店街の一つ。
大須商店街は、大須観音通、仁王門通、大須本通、門前町通、万松寺通、東仁王門通、新天地通などの商店街で成り立っています。
人通りが絶えず、老若男女・国籍・人種も様々で県外から買い物に訪れる人も少なくありません。
アーケードを外れた裏道や路地にも様々な店舗があり、小規模店舗を積極的に開いたカオス的な良さは隣接する栄地区の企業の本店・支店や百貨店、ブランドショップが建ち並ぶ「高級感」に対して対極にある商店街として作り上げられた面もあります。
さっとですが、自転車に乗りながら撮影しました。
名古屋巡りをした後は、矢場とん本店で味噌カツをしっかりいただきました。
本店は創業昭和22年で、1階には当時の写真が飾られています。
3階、4階がVIP用で、さすがに常連さんには温かくもてなす名古屋の人情があります。
正直、1階は寒々としていて、よそ者客用という感じです。グループでいくなら2階席へ上がりましょう。