2010年の神社仏閣の恵方詣り | 福岡占いの館「宝琉館」 ホウリュウの開運鑑定ダイアリー

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福岡占いの館「宝琉館」の深川宝琉館長が占い(運命学)について綴る開運ダイアリーです。運命学も各占術の書籍のみに盲従せず、実占を通して活きた開運学に醸成することが肝要。おもむくまま雑感を記します。

 ブログをご覧いただきありがとうございます。音譜


 今回は正月にちなんだ開運法をご紹介いたします。皆さん、ラッキーですね。グッド!



日を新たに命を立つ ホウリュウの開運鑑定ダイアリー
 その年の吉方にある神社仏閣に参拝して良運をいただく恵方詣(えほうまい)りは、日本では江戸時代から正月行事の一つとして存在しました。1月1日(旧正月)にその年の恵方の方角にある寺社仏閣に参拝してその年の幸福を祈願することを言います。


 江戸文化に詳しい田中優子法政大学教授によると、江戸時代は初もうでという習慣はなく、庶民は「ちょっと散歩してくる」「お参りしてくる」と言っては、日常的に近くの神社仏閣に詣でていました。ただ、正月には、地元の氏神様に参拝する習慣はあったようです。正月といっても、旧正月。正確には節が変わる立春の時期からです。ラブラブ



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 江戸時代から存在した恵方詣り。今でも節分に食べる恵方巻き恵方寿司など、その名残があります。スピリチュアルブームの前は、すっかり恵方詣りは廃れてしまっていました。叫び


 しかし、最近はスピリチュアルスポットが若者の間でも知られるようになり、日本各地の隠れた聖地を訪れることが運気を上昇させる場所として静かな人気を呼んでいます。ですので、正月三が日で恵方詣りをするのが現代の運気上昇の隠れたブームになりそうです。


 恵方(えほう)とは陰陽道でその年の干支によって定められた最も良いとされる方角です。九星気学を学べば分かりますが、恵方は毎年変わります。その年の吉方位は「恵方(えほう)」または「明の方(あきのかた)」、「兄方(あにかた)」、「得方(とくほう)」と言い、歳徳神(としとくじん,)のいる方角を指します。



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 歳徳神(としとくじん)は方位神の一つ。その年の福徳を司どる吉神となっていて、年徳」、「歳神」、「正月さま」などと呼ぶこともあります。この方位はその年1年の開運の方角で旧正月行事の一つでした。今でも全国各地でその年の恵方にお参りする恵方詣りは行われていますが、年配の方を中心に知る人ぞ知るというレベルでした。ラブラブ


 それが、今年に入り、若い女性の間で戦国武将ブームに火がつき、戦国武将も縁起を担ぐために恵方詣りをしていたことが分かると、スピリチュアルブームによる隠れた日本の聖地巡礼人気とも相まって、恵方詣りが若い世代にも少しずつ復活してきている現象があります。!!



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 日本では、春分の日や秋分の日を国民の休日にしていても、不思議なことに年の変わり目である立春、節分を休日にはしてしません。韓国や中国では春節(旧正月)は大型連休ですが、日本では西暦の正月休みだけが休日です。ですから、やむなく、西暦の一月一日からの三が日に習慣的に三社詣りをする程度ですが、この時期に熱心に恵方詣りに行く人もいます。それはそれで、縁起を担ぐ(自分の運気を良くする努力と実行力)上では良いでしょう。ニコニコ


 最近では、若いサラリーマン、OLの間でも、節分の時期にあえて有給休暇を取って恵方詣りの旅に行ったり、祐気取り(お水取り=自分の生年月日から吉方となる方向に旅行して良運を得る方法)をする人も増えています。実際、これを実行して良縁を得て結婚したり、仕事運が上昇する実体験を持つ人が増えています。婚活がブームになりましたが、このような気分転換にもなる祐気(ゆうき)取りが現代人には予想以上に効果があるようです。メラメラ


 先行きが見えない不安な時代であるからこそ、開運法を実践して自信と決断力を持つことで運気が上がることを実感するからでしょう。


 2009年(平成21年)の恵方東北東でした。グッド!


 そして2010年(平成22年)の恵方西南西です。合格


 恵方が各年でどう変わっていくかは、次のような五種類の恵方が順番に回っていくからです。


【各年の恵方 歳徳神の方位の見方】
恵方の方角  十干     西暦末尾の数
東(東北東) 甲(寅卯の間) 甲・己の年 4 または 9
西(西南西) 庚(申酉の間) 乙・庚の年 0 または 5
南(南南東) 丙(巳午の間) 丙・辛の年 1 または 6
北(北北西) 壬(亥子の間) 丁・壬の年 2 または 7
南(南南西) 丙(巳午の間) 戊・癸の年 3 または 8


 毎年、同じ神社仏閣に恵方詣りしたいという方も多いでしょう。毎年、恵方が変化していくのに、それが可能だろうかと心配している方は、心配ご無用。恵方が自分の行きたい神社と違う方向の場合、直接その神社仏閣に向かわず、神社仏閣が恵方の方角になる地点まで出向き、できればその場所に1~2時間滞在してその地の気をいただき、そこから最終目的地である神社仏閣に参拝する「方違え」という方法があります。音譜



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 周りに海の幸に恵まれた海洋があり、豊かな山紫水明の季節の移ろいに情緒あふれる日本には、昔から御利益があると言われる神社仏閣がたくさんあります。とくに、多くの人が詣でる神社は、風水的に見ても立地条件の素晴らしい場所に建立されることが多いのが特徴です。神社には「神気」という神のエネルギーがみなぎっています。「神々(こうごう)しさ」という表現は、それにピッタリですよね。目


 このような神社には凛々(りり)しい樹木も多く、ほとんどがヒノキかスギの木です。太陽の日差しを一身に浴びながら天に向かって真っ直ぐ伸びていこうとする素性のあるこれらの樹木のエネルギーも力強くて大きい。このように素晴らしい「神気」と「樹気」が入り交じったあふれんばかりの息吹の「特別空間」に浸れば、気が滅入っている人間でも、だれもが気分が爽快(そうかい)になり、疲れも癒(いや)されていくものです。クラッカー


 神が臨在される場所は、人間の手の届かない高い神聖な場所だという考え方もあります。下界の衆生が肉欲にまみれる生活に堕してしまうのに対し、山の上は聖の世界であり、聖と世俗の分かれ目こそ、山の麓だったと言えるでしょう。だから、神社は高い山に祀(まつ)られることが多いのです。このような場所には「峰気」という「気」も存在します。!!


以下、峰気の神々しさを満喫できる全国の代表的な神社を挙げておきますので、時間があれば、ぜひ、訪れて下さい。ここに挙げている神社は、それでも、ごく一部に過ぎません。


【八方除け・方位除け 祈願祈祷神社】


◆北海道神宮(札幌市宮ヶ丘) 北海道開拓の神が祭られている
◆岩木山神社(青森県中津軽郡岩木街) 山の守護神が祭られ、拝殿、桜門は国宝に指定
◆出羽三山月山神社(山形県東田川郡山上) 修験道の霊場で東北有数の祭場
◆都都古別(つつこわけ)神社(福島県東白川郡) 日本武尊と都々古和気神を祭る
◆千勝神社(茨城県稲敷郡茎崎町) 猿田彦大神を祭り、家内安全と商売繁盛を祈願
◆笠間稲荷神社(茨城県笠間市) 孝徳天皇の時代に創設され、笠間城守の祈願社になる
◆氷川神社(埼玉県さいたま市高鼻町) 反賊討伐の祈願神社として武将の崇拝が厚い
◆三峯神社(埼玉県秩父郡大滝村) 俗塵を離れた修行者の霊場である仙境
◆日枝神社(東京都千代田区永田町) 江戸城の鎮守と定められ、将軍、諸大名が参拝
◆明治神宮(東京都渋谷区代々木) 改めて言うまでもなく国民敬慕の最高峰
◆寒川神社(神奈川県高座郡寒川町) 相撲の一宮として著明
◆弥彦神社(新潟県西蒲原郡弥彦村) 霊山として仰がれ、耕作、大漁、製塩の守護神
◆高瀬神社(富山県東砺波郡井波町) 主祭神は大国主神で越中国の発展の守護神
◆諏訪大社(長野県諏訪市) 信濃の国神を祭り、全国に諏訪神を祭る神社が多い
◆熱田神宮(名古屋市熱田区新宮坂町) 日本武尊と草薙剣を祭る東海の大社
◆水無神社(岐阜県大野郡宮村) 飛騨の国の守護神と言われ「水無さん」で親しまれる
◆椿大神社(三重県鈴鹿市山本町) 入道獄の麓に神座し、神山と呼ばれ、霊地で有名
◆伊勢皇大神宮(三重県伊勢市五十鈴) 天照大神を祭る全国の至上神社
◆伏見稲荷神社(京都市伏見区稲荷) 商売繁盛の神として多種の商売人から崇拝大
◆春日大社(奈良県春日町) 藤原氏の氏神で奈良の著名な観光地の一つ
◆住吉大社(大阪市住吉区住吉町) 航海守護、商売繁盛の神として有名
◆天満宮(大阪市北区大工町) 天神様として広く親しまれ、菅原道真公を祭って有名
◆厳島神社(広島県佐伯郡宮島) 世界遺産で輝かしい社歴があり、社殿の大半が国宝
◆出雲大社(島根県出雲市大社町) 大国主命を祭る日本最古の神社で国作り、縁結び
◆金刀比羅宮(香川県仲多度郡琴平町) 「こんぴら様」の名で親しまれ、参拝者多い
◆宗像神社(福岡県宗像市) 社歴は神代に遡り、辺津宮、中津宮、奥津宮の三神束ねる
◆祐徳稲荷大社(佐賀県鹿島市古枝) 九州第一の稲荷信仰として知られる
◆高千穂宮(宮崎県西臼杵郡高千穂町) 天孫ニニギノ大社を主祭神にする神社で崇敬大


※九星気学によるお水取り、祐気取りを通して英気を養いたい場合は、私の公式ホームページ「天地人の運勢鑑定」の九星気学風水(http://uranai.lar.jp/62kyusei.html )の欄をお読み下さい。


それから、九星気学で見る2010年(平成22年)の運勢を一白水星(いっぱくすいせい) 二黒土星(じこくどせい) 三碧木星(さんぺきもくせい) 四緑木星(しろくもくせい) 五黄土星(ごおうどせい) 六白金星(ろっぱくきんせい) 七赤金星(しちせききんせい)、八白土星(はっぱくどせい) 九紫火星(きゅうしかせい) の順で本ブログ で紹介しています。ご興味のある方は読んでみて下さい。それぞれの星の特徴から見た運気を詳細に説明してあります。アップ