親という存在 | タロットの季節 ~虹の木~ 未来再設定サポーター 星月香乃のブログ

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悩んでいる時、人はある考えに縛られ、枠の中に入り込んでしまって抜けられなくなっています。

タロットカードを使うと、思いもよらないメッセージを投げかけられることがあり、その結果、悩みの枠から抜け出せたりします。

「最後は自分で決める」を可能にします。

久々の更新でいきなりこんな話題、すみませんm(__)m

今日、プレジデント社のメールマガジンの中で、
こんな記事をみつけました。

不仲、金銭トラブル・・・もし「親を捨てる」と、
幸せになるか?


すごいタイトルですよね。

この記事の中で、親との関係を絶って幸せになったという
2人の人の話を聞いた様子が掲載されています。


私個人としては、「人道的に親を捨てることはできないけれども、
気持ちはすごくわかる」というのが本音なんです。


自分の思い通りにならないととても不機嫌になり、
怒鳴ったり、ののしったり、場合によっては
口を聞いてくれなくなったりする母親。


お金にルーズで、家族に内緒で400万円ぐらい借金し、
バレたら開き直って、そのうちに逆切れする父親。
しかも借金の理由が「会社の部下におごるため」という・・・。


こんな2人に育てられた私は、高校生ぐらいになった頃から、
「自分は将来どんな大人になってしまうのだろう?」
「結婚とかできるのか?」
と不安な生活を送るようになっていました。


上に書いた以外にも、「こんな人が親って、不幸だな」と
思ってしまうようなことがたくさんあって、私は
いつも親の顔色を伺って疲れ果てるか、腹が立って
仕方ない状態になるか、どちらかでした。


そんなこともあって、「結婚というものはこれが
普通なのだとしたら(私の両親のような夫婦が一般的
なのだとしたら・・・という意味ですよ)、
夢なんてないし、子供がかわいそうだから、自分は
結婚しないようにしよう」と本気で思っていました。


父が借金したときは母が乳がんの闘病中で、
お金をかき集めて借金の返済をしたのですが、
その後もパチンコで一日に15万円使ってしまったりとか、
本当に困った父なんです。


そんな父も、母が亡くなったら何となく少しずつ
ましな感じになってきたように思います。


あの頃の、私と親との確執はかなり深刻でしたね~。
「同じ空気を吸いたくない」って思ったことさえ
ありましたからね~。


共通の趣味のおかげで夫に出会ってからは、
「もしかして私も普通の結婚生活を送れるかも!」と
思いました。

よく「女の子は父親に似た人を好きになる」なんて
言いますから、けっこう怖かったんですが、夫は父とは
全然違うという確信があった私は、自分に正直に
結婚という道を選びました。


結婚を機に、父とは離れて暮らすことになったわけですが、
精神的には相当、楽な状態になっていますね。


年に一度、実家に顔を出したり、2週間に1回ぐらい
電話で話をする分には、全然嫌ではないという
状況になっています。


たとえ親子であっても、ある程度の距離を
保ったほうがお互いうまく行くということは
実際にあると思うんです。


父とは全く違う、堅実で優しい夫に恵まれた私は、
とても幸せだと思っています。


畑や田んぼの仕事ですごい疲れたりもしますが、
結婚してよかったです!