エリザベス女王杯【12年】 | 一歩深く競馬を考えてみるブログ

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血統から見出すコース適性を分析し、尚且つラップ傾向を加味した予想をしています。

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◎レインボーダリア(ブライアンズタイム×ノーザンテースト)

エリザベス女王杯は非根幹距離ということもありスタミナ・持続力が要求されます。
当馬はブライアンズタイム×ノーザンテーストと持続力に非常に優れた配合で、ペースが厳しくなればなるほど力を発揮できるタイプです。
それ故条件戦でもなかなか勝てず、逆に重賞でも大崩れはしていません。
前走はスローで流れが合わない中、外から32秒台のこの馬では考えられないような脚を使い4着に入り、相当の力を見せました。
今回は雨でタフな馬場になり、スローになりにくいエリザベス女王杯であれば自慢の持続力・スタミナを大いに発揮できるチャンスです。

○ヴィルシーナ(ディープインパクト×Machiavellian)

クラシックは全てジェンティルドンナの後塵を拝しましたが、持続力という点では当馬のほうが上手で、前走の秋華賞も惜しい競馬でした。
当馬は母系が一流の中距離血統で、サンデーサイレンス系&Nureyevはフサイチパンドラもこの血統でした。
先行して抜け出す戦法もこのレースに合っていますが、春から接戦続きで疲労が心配です。
前走も鼻差の接戦と相当なストレスがありそうで、1倍台程の信頼感は無いと思います。
ただ、レースへ適正はかなりのものがあると思うので、対抗評価が妥当かと思いました。

▲クリスマスキャロル(アグネスタキオン×トニービン)

アグネスタキオン産駒はダイワスカーレット・リトルアマポーラと2頭の勝ち馬を輩出しています。
またこの馬の母系はトニービン・リアルシャダイ・ノーザンテーストの血が入っていて、豊富なスタミナを持っています。
血統からはタフな馬場だったマーメイドSで激走しているように、雨も問題無いはずです。
雨でタフなレースになれば、激走の可能性はありそうです。

△フミノイマージン、マイネイサベル、マイネジャンヌ、オールザットジャズ