日経賞【12年】 | 一歩深く競馬を考えてみるブログ

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血統から見出すコース適性を分析し、尚且つラップ傾向を加味した予想をしています。

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『リピート率が高い条件』

▼レース質 持続力&スタミナ

◎サンテミリオン(ゼンノロブロイ×ラストタイクーン)

中山2500mはリピート率が高いコースで、過去10年で10頭のリピーターが発生しています。
今年の出走馬ではネヴァブション・マイネルキッツの2頭がこのコースでの実績がありますが、すでに両馬9歳とフレッシュさに欠けます。
当馬は母母父が中山中距離では御用達のネヴァーベンド系で、Mill Reefの4×4のクロスがあります。
サンデーサイレンス系&ネヴァーベンド系はネヴァブションと同じで、2走前AJCCでも4コーナー先頭で4着とあわやという競馬でした。
問題はペースですが、この血統であれば当然ある程度流れる展開が理想ですが、出走馬に速いペースで逃げた経験がある馬が不在で、ハイペースは見込めません。
しかし前走ダイヤモンドSをスローで逃げ切ったケイアイドウソジンが出走することで、同じ失敗を繰り返すまいと考える騎手が1人位はいていいと思います。
精神的に弱いタイプで、理想は縦長でスムーズに先行できる展開です。


○ルーラーシップ(キングカメハメハ×トニービン)

ここ2年の有馬記念で激走しているキングマンボ系で、スローの中山2500mでは特注と言っていいでしょう。
AJCCでもスローを圧勝していて、ペースが落ちれば逆らう余地は無いかもしれません。
しかし上述したようにペースが流れスタミナが要求される展開になれば苦しい血統ですが、たかだが平均位までしか望めそうにありません。
日経賞でこの血統を評価するの不本意ですが、G1で消し勝負にすると割り切っていきます。


▲フェイトフルウォー(ステイゴールド×メジロマックイーン)

自身が中山重賞を2勝していて、同配合のドリームジャーニー・オルフェーヴル兄弟が有馬記念を制しています。
ネヴァブションに代わる中山巧者になる可能性を秘めた1頭です。


△スノークラッシャー、ネヴァブション、コスモロビン、トーセンラー



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