カメキチです。
今回のお題は、「ヤマガラ」です。
これはカメキチの思い込みかもしれませんが、多くの野鳥ファンにとって、最初に体験する野鳥らしい野鳥といえば、シジュウカラ、ハクセキレイ、そしてヤマガラといったところではないでしょうか。
もちろん決して珍しい鳥ではありません。
でも、野鳥撮影にはまり始めたころ、なぜかカワセミの次に惹かれたのが、いかにも「野鳥」といった感じのヤマガラでした。
なんといっても、表情がいいんですね。
ヤマガラというと、最近ちょっとした発見がありました。
昨年の5月に、近所の森林公園に野鳥撮りに出かけた際にヤマガラを見つけてバシバシとシャッターを切っていたのですが、その中に木立の中のヤマガラを撮ったコマがたくさんありました。
でもド逆光だったので、どのコマもほとんど真っ暗にしか写ってなくて、何が写っているのかよくわからずに、そのまま一年近くもほうっておきました。ところが最近になって見返すと、なんと、ヤマガラの求愛行動がしっかりと記録されていたのでびっくりしました。
以下はその写真です。
ただ、真っ暗な画像を強力に補正したもんですから、ちょっとノイズが目立ちますがご容赦下さい。
羽根を広げてオスがメスに迫っています。
これをヤマガラの求愛ダンスと呼んでいる方もいらっしゃいます。
青虫みたいな餌をメスが受け取ってくれれば、求愛成功です。
受け取ってくれました!
よかったね。
こころなしか、オスの表情にも喜びというか、安ど感がうかがえます。
こんな貴重な画像を収めていたことに1年近くも気が付かなかったなんて、カメキチも不覚でした。
これからも、いい写真がみつかったら、どんどんご紹介しますのでご期待ください。
使用機材はボディがPentax K-70、レンズがHD Pentax-DA 55-300mmF4.5-6.3 EDと、Sigma APO 135-400mm F4.5-5.6 DG でした。
カメキチ