いままでさんざん、変動金利が上がるわけないじゃんダイジョブダイジョブ、と言ってきた僕ですが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すいません、やっぱ住宅ローンの変動金利が上がるかもしれません。まことにごめんなさい。

 

 

 

 

 

といってもそんな焦るほどのことじゃなくって、住信SBIの変動金利が0.1%ぐらいあがるかもよって話です。

 

 

 

 

住宅ローンの変動金利の基準となる短プラを0.1%あげるんで、自動的に次の住宅ローン変動金利見直し時(変動金利は半年に一回見直しがある)に変動型住宅ローン金利も0.1%あがるだろうという内容です。0.1%の短プラ上昇は日銀のマイナス金利解除、すなわり0.1%利上げとまんま連動した動きですね。今回の住信SBIの短プラ改定は5月1日から適用されますが、変動金利の見直しは10月にありますので、理屈では10月までに短プラが引き下げ改定されれば変動金利には影響しません。が、住信SBIの短プラは2008年からず~~~~~~っと改定されてこなかったので、今回約15年ぶりに改定された短プラが半年もしないうちに引き下げられる可能性は低いと言わざるを得ません。

 

で、変動金利なんて上がんないよダイジョブダイジョブと言ってたくせに嘘ついたんか?という僕自身のことについて言えば、変動金利の上昇のまえに金利優遇幅の縮小があるはずだけど、2%もの優遇幅がゼロにまで縮小するにはだいぶ時間がかかるからダイジョブダイジョブと言っていて、ただし優遇幅の縮小を飛び越えて変動金利が上昇するパターンとして政策金利の引き上げがある、とも書いていたので、厳密に言えばウソはついてないもんね~🙄

 

それに0.1%の利上げなんて、借入額4,000万円なら毎月支払額にして2,000円ぐらいの増加ですよ。誤差でしょ誤差!

 

…(マイナス金利解除ぐらいじゃ短プラは変動しないっしょ、と言っていたことは黙っておこう🙄)

 

 

 

特に住信SBIは極端に住宅ローン金利の低かったところなので、0.1%ぐらいの上昇なら借り換えも起きないでしょうしね。ほんで住信SBIの社長さんは「0.25%ぐらいの利上げまでなら大丈夫でしょ」ってことを言ってもいました。

 

 

 

現状からして、日銀は急速な利上げはできないから、住宅ローン破綻が続出するような事態は起こり得ないだろうと言われています。早ければ夏にも追加利上げがあるかもと観測されてますが、思い切った利上げまでは不可能です。とにもかくにも、まだ慌てるような状況ではないってことですな🙄

 

 

 

 

 

 

 

 

…とはいえ、足元では深刻な円安が進んでおり、日本の財務相の防衛ラインが張りぼてだと露見すれば、通貨危機回避のための利上げはあり得るかもしれません。昨年末は、2024年は若干円高に寄せるはずだと言われておきながら今や160円が見え始めているわけですから、これから先、本当に何がどうなるか分かりません。

 

これから借りる人は、やっぱり固定金利のが良いかもしれませんね…しかし、日本が通貨危機に陥るかもしれないなんて、世も末です。本当にこの国は衰退しちゃったんだなぁ😰景気の良いことだけ言って無謀な金融政策と放漫財政をするような政府を放置してきた国民の責任ですね…忸怩たる思いです。