前回の記事でお伝えした、外壁の柱状の黒ずみですが

 

 

結露による藻が原因だそうで、低断熱や気密性の不足によって起こるのだとか。

 

 

 

実際、そういう黒ずみするお家を「建てちゃった」側の視点記事が面白かったのでどうぞ↓

 

 

この外壁結露の怖いところは表面だけでなく壁体内でも同様の事態に陥っていることで、築年数がさらに経過すると壁体内の断熱材が(ただでさえ不足してるのに)ボロッボロになってしまうこと。改善するには壁そのものを剥がしてやり直すしかないすな…😥

 

そんで、各種記事にはローコストメーカーの作りがどうのこうのという話題に触れておりますが、僕の地元はローコストメーカーの古いお家なんてありふれておりますが、だからっちゅーて外壁に同様の黒ずみが発生しているお家は限られております。

 

そして、だいたいが山の北側斜面に立地しています。

 

前回の記事で紹介した親戚の家がそうですし、もう一箇所、同じ町内で大通り沿い且つ北側斜面にある分譲地が存在しますが、そちらも建ち並ぶお家が軒並み外壁に黒ずみが発生しております。

 

そちらの分譲地は、見た目からして全て注文住宅のようですが、窯業サイディングの外壁からするに地元工務店施工のお家でしょう。おそらくはハイコストではありません。そして北面の外壁はばっちし黒ずんでおります😥

 

で、グーグルストリートビューで確認したところ、どうやら一度外壁塗装をしているようです。

 

 

 

そして、その6年後にはくっきりと黒ずみが発生😨

 

 

同じ分譲地内の他のお家も順繰りに外壁塗装をしているようですが…

 

 

 

いずれも5年ぐらいで黒ずみが発生しております…

 

 

外壁塗装も100万以上はかかるでしょうに、5年ぐらいしかもたないなんて、家主さんはがっかりでしょうな😭

 

調べたところ、山の近くは湿気が溜まりやすいそうで、件の分譲地について言えば、山の麓にあるうえ山の斜面も擁壁工事をされているわけでもなく、家の近くにまで木が生い茂っておりまして、湿気の滞留について言えば好条件(悪条件)であります。しかも分譲地は斜面に沿って区画割りされておりますが、分譲地内の道路は斜面から宅地を挟む形で通っており、必然的に宅地が山肌に密接することになっております。せめて宅地と斜面の間に道路が通っていれば採光等にも有利だろうになぜ…

 

とにもかくにも、山のそばで湿気が溜まりやすいうえ、北側斜面なので日に当たりにくいことで、外壁にとって悪条件が重なっているように見受けられます🙄

 

やっぱり山の北側斜面はお家にとって難しい立地なんでしょうか…無慈悲に黒ずんだ外壁を見ながら切なくなるのでした🤢