めっきり寒くなって参りましたね。僕が住んでいる地域でも、早朝は10度以下、日中でも15度前後と肌寒い日々が続いております。

以前の記事でもお伝えした通り、築17年積水ハウス施工の中古住宅である我が家は、まぁまぁ気密性断熱性がよろしくございません。

 

 


そもそも大手ハウスメーカーはその分野がそれほど得意でもないうえ、17年前の施工というのもあってもともとの水準も低いです。いまの長期優良住宅に要求されるような住性能は備えていないのです。

そんな我が家の昨今の事情はというと


朝、外気温がだいたい8度くらい。そのときにLDKの室温は13度前後と、だいたい外気温+5度くらいです。


夕方、仕事から帰ってくると、外気温が13度、LDKの室温が15度くらいと、朝に比べて気温差が縮まりだいたい+2度、ほぼ外気温とあまり変わりません。2階の方はまだ暖かいです。

というのも、これは間取りの問題がありまして、我が家は全室南向きですが、1階LDKは掃き出し窓上がちょうどバルコニーになっておりまして、それが南からの日差しと熱を大きく遮っておるのです。もう一方の東側には腰高窓が設えられておりますが、そちらはちょうど庭のカーポートに面しておりまして、これまたカーポートで朝の陽ざしが弱められてしまうのです。ので、LDKはなかなか日中に温められにくいということになっております。

まぁ、しゃーないですね。

帰ってきたらだいたい室温13℃のLDKですが、日中の無人状態から人が帰ってきて生活状態となると、電気カーペットやテレビの放熱、炊事の熱などで室温は17度ぐらいには上昇してくれます。が、リラックスして過ごすにはしっかり寒いレベルの室温。フローリングの床も結構冷たいです。なので夜に過ごすにはスリッパが必須、かつ、ほとんど電気カーペットが敷いてあるリビングのラグの上から動けません。普通にエアコンを使用すればいいのですが、奥さんが貧乏性…節約精神旺盛なので極力エアコンは稼働しない方針でして、厚着と電気カーペットで乗り切るほかございません。

築17年の断熱性については、暖房機器が稼働していないのでまだ何とも言えません。ここから暖房を使用してどれほど温かさが維持されるかですが、夏場はエアコン28度設定で冷えたLDKが、エアコンを切れば2時間もすれば元通りの蒸し暑い状態になりますので、そんなに期待はできないかもしれません。

売主である前住人(施主さん)の方はあまり不便を感じてらっしゃらないようでしたが、まぁ昭和の住宅が基準であればエアコン一つでちゃんと温まるなら快適という採点になるでしょう。今度、灯油ヒーターを買って確かめてみようと思います(エアコンの暖房は電気代がかかるから…)

あ~、でもやっぱ一条とかが羨ましいわ~~~ん