何度見ても美しい屈斜路湖。この日は夕日と薄霧でまた違う表情が。
さて、再生のコンサルをやっているといろいろな案件で様々な経験をします。
この仕事を初めたのは独立前からですのでかれこれ20年。
単に紙の上でプランをまとめるだけではなく、実際にいろいろな局面に居合わせることで「こんなこと知っているのは…」というような知識がたまってきます。
先般、M&A案件でどのような形態で進めるか、選択肢の説明をしたときのこと。バイヤー役に擬せられた会社さんからいろいろ質問がでました。
「この会社がM&Aをしないとして、5年後はどうなっていますか?」
「では10年後は?」
詳しくは申し上げられませんが説明のあと、バイヤー役の会社さんからは「えっ、そんなもんなんですか??」という驚きの声が。
その時、申し添えたのが、
「はい、そのようなことは公には言えませんし、ブログにも書けません。そんな知識がいっぱいたまっていくんです、この仕事…」
私は57歳になりました。
でも毎年、毎月、どんどん新しいノウハウがたまっていきます。
かろうじてサワリをかけるものですと、弁護士さん、税理士さん、公認会計士さん、それぞれの立ち位置、案件をどのような目線で見るか、こういう話し方で案件を説明したらこう反応するだろう、というようなところは解ります。それぞれ、どのようなところにプライドを感じているかなども…
私が大学を出て職場として銀行を選んだのは、「安定した仕事だから」という理由からでした。銀行に残っていたとしたらもう銀行本体にはおらず、どこか関連会社か取引先に出向していると思います。このトシになって、何かしら新しいこと、クリエイティブなことに携わっていられるのはすごく幸せなことと思います。銀行に就職したときに30年あまり後の自分がこんな仕事をしているなんて全く予想していませんでした。
書いていて、この記事にどんなタグをつければいいのか…と悩み始めました。
私の人生もどんなタグをつけたら説明しやすいんでしょう…。
(ちなみにこの記事のタグ、最初の5つはおすすめのハッシュタグをそのまま選びました)
youtubeやっています。去年の今ごろ録画したもの。日大アメフト部問題から1年経ったんですね。
☆兄弟ブログ「中小零細企業の事業再生・経営改善は自分でやる」 企業の立て直し、「自分で」やるには?ハンドブック形式でまとめています!