地震にも台風にも耐えて…
経営者の方に接するのが私の仕事、と言って過言ではありません。
良く感じるのは、
「こうすればもっと会社もご自身も良くなるのに…」ということ。
でも、人間はなかなか変われません。持って生まれた、というべきなのか、本質的なところを変えるのはなかなか難しいのです。
一方、「変われません」では何も前進しません。これがジレンマになります。
こんな本が。脳の特性を知り、それを上手にコントロールすることでストレスを少なくしながらライフスタイルを変えていく。
脳はとにかく省エネしたがる。何回もその思考や行動を繰り返すことで脳の中で使われる部位を極力すくなくしエネルギー消費を抑えつつ、行動に支障を起こさない。
すごい仕組みを持っているものです。
これが新しいことに挑むとき、障害にもなります。つまり脳が全力を出すことを「億劫がる」のです。
(だいだい、このような本を手に取って自分の何かを変えよう、というのがそもそも脳にはストレス…)
基本的にずるい経営者は「ずるい」。
誠実な経営者は「誠実」。
自信のない経営者は「自信のないまま」。
励ますことで少しの間生来の自分から離れますがまた元に戻ります。
人間とはなんと面白いものなのか。
私自身、銀行員から会計事務所職員だったころまではサラリーマン。そのあとフリーランスになって今に至ります。職を変えたときにはそれなりの思い切りが必要でしたし、今考えても「良く決断したな」と感じます。
変わることに関しては柔軟にやってこれた私も、実はどうして人間が変われるのか、そのメカニズムはよくわかりません。自分自身のアイデンティティは失わず。しかし柔軟に受け入れる姿勢を身に着ける。すごく矛盾しています。
再び、
「人間とはなんと面白いものなのか」と思います。
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