八重桜、花盛り。

 

 書類を整理していましたら10年以上前に受けた、セミナーで清水直弁護士のお話を伺ったときの資料が出てきました。

 

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 清水先生は日本の事業再生の草分け的存在。

 

 いろいろな論点を指摘しておられますが、事業再生にたずさわる者として忘れてはならないのは、次の点だと感じました。

 

【再生とは、という問いかけ】

 「誰のために、いかなる目的のために、いかなる業務を行うのか」

 

【事業再生の社会的意義、理念は】

 「事業再生の先にあるのものは?事業再生自体が目的ではない」

 「手続きと結果、その両面で配分的正義と人権の擁護がなされていること。ハートがないと成功しない」

 

 この講演をお聞きした平成19年は、再生で言えば、まだ金融円滑化法が施行される前。リスケに多大な労力が必要だった時期です。

 

 簡単に日本の再生の歴史、歩みをまとめました。

 

 ↑クリックで少し拡大します

 

 この仕事に長く携わっているとそれぞれの項目に思い入れを感じます。

 

 国、金融庁、中小企業庁、それぞれが知恵を絞り、垣根を越えて事業再生に取り組んできた足跡がここにあります。

 

 今日は、自分自身の備忘を兼ねて、記事を書きました。

 

 

 

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