◆レンチョー隊
・全部隊の中で最も多額の利益を上げている部隊。戦闘員にも営業活動をさせて、積極的に仕事を取ってくるような仕組みになっている。
・全部隊の中で最も上下関係が厳しい。上の命令は絶対服従。ある意味一番傭兵集団らしい隊と言える。
・レンチョーの恐怖政治であり、部下から恐れられている。その分、部隊の統制は最も取れており、本編のヘイト・スプリガン事件が起きたとき、隊員の脱走が一番少なく、唯一組織的な行動が取れた隊でもある。
・ハッキリ言って異動希望の人気は最低。いつも定員割れを起こしている。離職率も高く、人の出入りが激しい。ただしその分基本給は全部隊の中で最も高く設定されており、腕に自信のある猛者はあえてレンチョー隊を希望したりする。
・報酬の高いAランクの仕事もレンチョーが積極的に引き受けるので、危険任務多し。隊の損耗率もトップだが、戦死した戦闘員への補償金等を差し引いても利益率が最も高い。
・隊長であるレンチョーのパーティ編成能力やシフトの編成能力が神がかっており、どの任務でも勝てるギリギリの最低限の総合力のパーティーを組んで、戦闘員に死力を尽くさせて、決して能力余裕のある任務を作らない。にも関わらず任務の遂行率が最も高い。そして部下の任務のスケジューリングも超効率的で一切無駄がなく、費用対効果が恐ろしく高い。これに関してはウィーナも認めざるを得ない。ただし、隊員をブラックな働き方に従事させることによって利益を得ている部分も大きい。
・辺境から都市部まで、金になる任務なら何でも受ける。反対に、金にならない任務は他の隊にブン投げる。
・隊の雰囲気は、下級戦士である平従者が全面に出て、上司は安全な後方にいることが多い。下に厳しく上に甘く、ジョブゼ隊とは対照的。
・副官あり。ウィーナの肝入りで、ウィーナの意を汲んでレンチョーへの牽制役を担っており、立場的には対立している。
・隊の雰囲気が最も悪い。殺伐としている。いわゆるパワハラが常態化している。
・レンチョーは現場よりウィーナの屋敷に詰めていることが多い。
・以前は2班のみの構成だったが、現在は4班構成で以前の倍近くの規模になっている。それに合わせて、組織内での発言力が急激に伸びている。組織内ヒエラルキーの高い隊である。
<現在判明している隊員>
レンチョー隊は、番外編「パンの注文」でも舞台にしたことがあり、現在最も詳細が明らかになっている隊で、登場しているキャラも最も多い。
・バングルゼ(管轄)
・サクラーシャ(管轄/レンチョーの彼女で後にValkyrie5メンバー)
・リザルト(中核)
・トリオンフ(中核)
・カネスタ(中核)
・ツモ(中核)
・ロン(中核)
・ゴーカク(平/レンチョーからの評価低い)
・アーガリー(平/レンチョーからの評価最悪で仕事を干されてる)
・デス・キラー(非正規雇用、派遣)
・ヤギ村田(非正規雇用、派遣)
<班・小隊の編成>
・レンチョー1班
→牙70、牙76、牙77、牙80、牙81、鱗43、鱗59
・レンチョー2班
→鱗41、鱗49、鱗51、勝14、勝15、勝20、勝26
※備考:「勝14」、「勝15」、「勝20」、「勝26」小隊はウィーナ隊からの移管。元々ウィーナ隊が移動希望者を募っていた時期に移管した小隊で、高倍率の中でウィーナ直属部隊に配属された隊員にとってレンチョー隊への移動は辛いものだったという。
・レンチョー3班
→遊51、遊52、遊55、遊60、遊63
※備考:ハチドリ隊からの移管。旧ハチドリ3班。
・レンチョー4班
→錬91、錬94、錬95、錬99、超41、超42
◆ヴィクト隊
<傾向>
・若干の黒字部隊。
・ワルキュリア・カンパニー内最大規模の部隊。毎回異動希望者が殺到し、できるだけ多くの者の希望を叶えようとして人数が多くなりがちである。高倍率の隊である。
・担当範囲はほぼ冥界全土に渡り、あらゆる任務をこなしている。ある意味組織の花形とも言える隊である。
・利益率の低い貧困層の依頼を多く受け持っている。一方、冥王軍から委託された任務や軍との共同任務も多い。
・A~Bランクの高難度の任務を回されることも多く、隊の消耗率は高い方である。
・最も大所帯の隊なだけあり、あらゆるタイプの戦士が揃っており、多種多様なパーティーを組むことができる。
・副官は置かない体制だったが、いろいろあってウィーナの養女であるヴィナスを一時期副官にしていた。
・ヴィクトの人の良さから、ウィーナから扱いづらい人員を回されることが多い。
・各班はかなり分業化が進んでおり、それをまとめる管轄従者にはかなりの権限が与えられている。ヴィクトが忙し過ぎるためである。
・隊内に新人の育成枠があり、よほど戦闘能力が高い者でなければ、就職してすぐは大抵ヴィクト隊からのスタートとなる。
・初期は7班のマンモス部隊であったが、規模縮小で5班になった。それでも最も大所帯の隊である。
・人気があって倍率が高いが、それなりにブラックな隊。他の隊がやりたがらない貧乏クジめいた任務を最終的に引き受けることが多い。
・隊長のヴィクトは現場と本部(ウィーナの屋敷)のバランスを取っており、どちらに傾き過ぎるということはない。
<現在判明している隊員>
・ビギナズ(平)
・ヴィナス(管轄/副官/ウィーナの養女>※後にウィーナ直属部隊に異動
<班・小隊の編成>
・ヴィクト1班
→新01、新02、新03、新04、新05、中91、中92、中93
備考:事実上の新人研修部隊。指導役の中核従者や管轄従者もバランスよくいる。
・ヴィクト2班
→義24、義27、剣33、勝01、勝05、勝09、勝28、勝29
備考:「勝01」、「勝05」、「勝09」、「勝28」、「勝29」はウィーナ隊からの移管。
・ヴィクト3班
→義19、剣06、剣08、討01、討02、討03、鎧05、鎧55、弓11、礎22、礎33
・ヴィクト4班
→組49、組50、組51、組52、常12、常17、常18、常20、剣01、剣02、剣03、剣05、剣07
・ヴィクト5班
→剣04、剣09、剣10、盾21、盾45、盾75、都66、都68、町02、町36、村71、村89
◆ロシーボ隊
<傾向>
・赤字部隊。黒字になることもあり収支の上下が激しいが、平均するとワルキュリア・カンパニー内で最も多くの赤字を計上している部隊である。
・隊長のロシーボは隊を指揮・運営する能力がないため、ウィーナから大量に優秀な管轄従者・中核従者を回してもらっており、隊の運営を任せてある。
・D~Eランクの、弱い悪霊や魔物が相手の低報酬なミッションがほとんどである。A~Bランクの任務を受けることはまずない。
・隊員の給与が全部隊中、最も低い水準に設定されている。平従者を例に挙げると、レンチョー隊の平従者の給料が10~9万Gだとすると、ロシーボ隊の平従者は6~5万Gなどということはザラである。
・直接的な戦闘任務の他に、他部隊の後方支援や予備人員などのバックアップ任務が多い。
・建前の上ではどの部隊も同格の地位なのだが、実質的には組織内のヒエラルキーは最低の隊であり、発言権が低く、他部隊から軽く見られがちである。
・ロシーボ隊独自の特徴として、戦闘任務の他にも、乗合馬車やキャラバンの護衛、貴族の屋敷の警備や、人探し、事務所の引越し、土木作業、また、他の傭兵ギルドや冒険者ギルドへのメンバー派遣など、本来の組織の任務とは外れた雑用のような、いわゆる「その他」の仕事を片っ端から回されており、何でも屋的な様相を呈している。その為、無駄に忙しい。なお、これらの任務はD~Eランクの難易度が低い戦闘任務より更に低報酬であり、ほとんど成果に繋がらないのが実情である。果ては、ワルキュリア・カンパニーの対外的なイメージをよくするための、町の草むしりや掃除、農作業の収穫の手伝いなどをボランティアで行っており、それも全部ロシーボ隊に回されている。要するに、このロシーボ隊は組織内で「そういう扱い」なのである。
・腕が未熟な戦士・魔術士でも十分仕事がこなせるレベルの任務がほとんどのため、戦場で死ぬ覚悟の持てない者、厳しい訓練に耐えられない者、また、才能に恵まれず剣や魔法がいくら修業しても上達しない者など、この業界に適性がないのに就職してしまった者達の一種の救済措置としての役割を果たしている隊。
・魔法が苦手だったり、武器の扱いが不得手で、戦闘力が一定基準に達していない戦闘員には、ロシーボが作った銃など、科学の恩恵に預かった高性能な装備が支給される。そういう意味でも、未熟な戦士の救済措置的な部隊である。
・ロシーボが部下の失敗に異様なほど寛大なため、隊の雰囲気は最も弛緩している。良く言えば和やかで悪く言えばなあなあである。
・ワルキュリア・カンパニー内で出世したいと考えるなら、この隊は希望しない方がいい。明らかに出世ルートから外れた立ち位置にある。
・戦士として成長したい者も、この隊は希望しない方がいい。RPGゲームのメタ的な視点で言えば、あまり経験値を稼げないためちっともレベルが上がらない。
<現在判明している隊員>
・なし。
<班・小隊の編成>
他の隊の小隊は、「○01」といった具合に、頭に漢字一文字が来て、その後に番号が振られるが、ロシーボ隊だけは頭に数字が来て、後に漢字が付いており、他の隊とは逆である。番号が1桁の場合は先頭に0を付けない。そのため、ウィーナ隊から移ってきた小隊とは呼び方の食い違いが生じている。さらに、壊滅したり統廃合などで欠番になった番号を使い回すため、他の隊と違って小隊番号がキッチリ数字順に並んでおり空白が生じていない。
・ロシーボ1班
→1機、2機、3機、4機、5機、6機、7機
・ロシーボ2班
→1科、2科、3科、4科、1蒸、2蒸、3蒸
・ロシーボ3班
→8機、9機、10機、11機、天01、天03、天05
※天01、天03、天05はウィーナ隊からの移管。
◆ウィーナ隊
<傾向>
・組織のトップであるウィーナも自分の直属の隊を持っている。他の隊とはかなり性格が異なる。
・今の組織形態になった当初は4班構成だったが、その後2班は他の隊に移管している。移管した2班は他の隊と同じように部下の異動希望を聞きとって編成しており、極めて倍率が高かった。
・異動希望を反映しない2班に関しては、人選はウィーナ自らの手によって行っている。
・ウィーナ1班は、ウィーナが直に働きを見たい者や気に入った者を選んで構成され、常にウィーナの傍での任務に従事する。また、他にない特殊な能力を持った者をウィーナが手元に置いておくために招集することも多い。
・また、ウィーナ1班は、他の隊の幹部から昇格の推薦があった人材を、ウィーナが任務に同行させ直に戦いぶりを見たりするために配属させる枠でもある。必然的に管轄、中核の上位の人材が集まることになる。ウィーナは建前上は「エリート部隊は作らない」と言っているが、実質このウィーナ1班が組織のトップ直属の精鋭部隊という位置付けになってしまっている。だが特段給料が高いわけではない。
・スワエル、アンヴォス、ファウファーレはウィーナ1班の所属。また、番外編でウィーナの秘書や給仕、運転手を務めていた平従者ビートもここの所属。特にスワエルは、チューリーなどの、公に組織に籍を置いていない「裏構成員」の管理者を担っている。
・ウィーナ2班は、他の組織から紹介された者や、ワケありで組織に置かねばならない者、縁故採用枠などの受け入れ先になっている。それ以外のメンバーの人選は、部下に丸投げしているので、必ずしも精鋭部隊という位置付けではない。
・ウィーナ3班、4班は他の隊と同じように希望者を募っての編成だったが、ウィーナと隊員との戦闘能力の開きが余りにもあり過ぎて、ウィーナ1人いればOKという状況を招いてしまい、余剰人員を大量に出す状況に陥ってしまった。
・ウィーナも他の隊ではこなせないSランクの悪霊を自ら出陣して退治しなければならない事が多く、3班、4班の面倒を見る余裕がない状況であった。そのため、4班を解体し、2班への併合ないし、レンチョー・ヴィクト隊にそれぞれ移管させることとなる。
・その後、同じ流れで3班も解体し、2班に併合するか、ロシーボ隊に移管させた。これによりウィーナ直属部隊の一般枠は全廃となる。3班も最末期はほとんど任務が回ってこず、機能不全の状態だった。
・現在の残っているウィーナ1班、2班は、一般的な悪霊退治の任務の割合は少なく、特殊な任務をこなすことが多い。
<現在判明している隊員>
・スワエル(管轄/ウィーナ1班)
・ファウファーレ(管轄/ウィーナ1班)
・アンヴォス(中核/ウィーナ1班)
・プリムラ(中核/ウィーナ2班)
・ビート(平/ウィーナ1班/ウィーナの秘書的な存在)
・チューリー(組織に在籍していないスパイ/中核従者待遇/主にスワエルの指示で動く)
<班・小隊の編成>
・ウィーナ1班
→破01、破05、破08、理02、理03
・ウィーナ2班
→勝41、勝42、勝44、勝45、勝48、天02、天04、天06、天07、天08、魂01、魂99