・ハチドリと部下
(ハチドリ) (管轄従者 シャルロッテ)
ハチドリ「お前、ウィーナ様の横に立つな」
シャルロッテ「なぜです?」
ハチドリ「ウィーナ様はお前の脚の長さ、腰の位置の高さ、顔の小ささに嫉妬しておられる」
シャルロッテ「ウィーナ様に限ってそんなことは……」
ハチドリ「あと、背の高さな。ウィーナ様は172cmで、今まで自分より背の高い女性は天界でも下界でも冥界でも滅多にいないって話だったが、お前に出会い屈辱を味わっておられる。もっと背を伸ばしたいと言っておられた」
シャルロッテ「背を伸ばすってそんな無茶な……。だって私、180超えてるんですよ? 羨ましいですか? むしろ私は、女性に生まれてこんな身長になった不幸を訴えたいところですが。私からしてみれば、150ぐらいの娘がホント羨ましいです」
ハチドリ「『HMMA(Hell Mixed Martial Arts/冥界総合格闘技)』やるんだからその体格でいいだろう?」
シャルロッテ「戦いの場と日常生活は違います!」
◆
ハチドリ「お前、俺の横に立つな」
シャルロッテ「なぜです?」
ハチドリ「俺のチビが目立つ。俺より背低くしてこい」
シャルロッテ「!?!?!?」
◆
シャルロッテ「ハチドリ殿、こちらは全て私一人で片付けておきました。ご安心を」
ハチドリ「いや、頼んでないだろ。こいつら雑魚だから他の奴等にやらせるつもりだったのに」
シャルロッテ「え……? 仰ってる意味が、よく分かりませんが」
ハチドリ「他の奴等に倒させて、手柄を均等に分けるんだよ。そうしないと査定するときプラス評価する材料がないだろ。これじゃお前一人しか評価できんだろうが」
シャルロッテ「え? それって私の戦果だから当然ですよね? っていうか、ハチドリ殿はそんなことやってるんですか!?」
ハチドリ「ウチの隊はウチの隊のやり方ってもんがあるんだよ」
シャルロッテ「ウィーナ様はこの事、知っておられるのですか?」
ハチドリ「ウィーナ1班(※ウィーナ直々にメンバーを選抜してる精鋭部隊)にいたお前の方が詳しいんじゃないのか」
シャルロッテ「仮にウィーナ様が知ったとしても、ご自分なら問題にはならないって自信がおありなのですね」
ハチドリ「そこまで深く考えてない」
シャルロッテ「この隊は、私が立て直します(目に見える成果を上げて、一刻も早くウィーナ様直属の隊に戻ってやるんだから! なんでエリートの私がこんな無能な奴の下に!)」
ハチドリ「……ああ(そうか、そう言えば俺がシャルロッテを欲しいってウィーナ様に言ったんだったな。じゃあ、立て直してもらうか)」
◆
シャルロッテ「もしハチドリ殿が私と戦うことになったら、どう戦います?」
ハチドリ「まずはその歩くたんびにユラユラと鬱陶しいヘソのピアスを引きちぎる!」
シャルロッテ「」
◆
ハチドリ「肩に乗せてもらうぞ」
シャルロッテ「肩より、ここの方が乗り心地いいですよ? 柔らかくて」(胸の谷間を指さす)
ハチドリ「そ、そうか……。ん、い、いいだろう。そう言うなら、そこに乗ってやろうか。フヒヒ」
シャルロッテ「かかりましたね! ハチドリ殿!」(胸の谷間でハチドリを絞めつける)
ハチドリ「ギャー!」
シャルロッテ「ウフフ……どうです? 最新の力学理論と身体操作論を取り入れた、私の頭脳的格闘技は? これが『巨乳圧殺固め』です」
ハチドリ「うぷぷぷ……、し、死ぬー!」
シャルロッテ「もうわけの分からないこと言って私のこといびらないですか?」
ハチドリ「わ、わかった。いびらん! 約束する!(って言うか、俺いびってたの? 別にいびりとかじゃなくねぇか?)」
シャルロッテ「ホントに? じゃあ、ご褒美にもっとサービスしてあげます♡ たっぷりと昇天するまで味わって下さい!」
ハチドリ「ギャー! ぐるじー!」
そして最終決戦……
スキャーナ「うふふふ、死になさい」
ハチドリは次元十闘士の一人・スキャーナの胸に捕えられていた。
ハチドリ(この技はシャルロッテの……。あの時を思い出せ! 瞬間的な推進力で胸の柔らかさを打ち破るんだ!)
ハチドリ「限界ッ! 爆裂ッ! 推進ッ! 烈波ァァァァッ!」
◆
以下のイラストは有料オーダーサイト「skima」にて小幸旗むぢむぢ様に依頼したものです(今は多忙期のようですが……)。
キャラが動いた時に使おうと思ってたけど、動かないままかなりの時間が経ってしまいました。長らく個人観賞用としてホコリかぶってたのでここに掲載。せっかくお金払ったんだし……。
これは以前のヴィナスのイラストの開脚ポーズの流用。
一応、番外編の「恋愛モノ習作」で出したんだけど、端役の域を出ませんね……。
やっぱ、先に容姿とかイラストとか、ブログで記述してってやってしまうと、全然動かせない。先にキャラだけ固めてしまうとやっぱ使い方が限定されてしまう。
逆に、小説のストーリーの流れで必要に迫られて出すキャラの方が面白い奴が出てくる。この間の更新で登場したアミルみたいに。あれなんてレンチョーがケツ掘られそうになってる場面を書いてる最中に急遽、話を何とか収束させるために作ったキャラですからね。そんなキャラの方が、動かそうと思えばいくらでも動かせそうっていう不思議。
書き手の人には、キャラの設定とか話のプロットを考えないと無理って人もいるし、そうすべきなんでしょうけど。
自分の場合は適当にとにかく書いてしまった方がキャラがどんどん動いてくようになる。それで作中の言動や行動から、設定が後から固まっていく。
ただ、それもリスクがありますが。
事実、本編は話が散らかって、ラスボスをどんな奴にするかで随分停滞してしまったし、番外編の「新人教育」「恋愛モノ習作」は放置状態……。この分だとシャルロッテはいつ動くか分からないから、もうここで放出してしましました。
「理想研究所」は書ける! もう書こうと思うと長すぎてなんとかスリム化しようと困って書き出せないぐらいに!
以上です。




