美しい人生。 | 数多くの難病や命の危険に晒されている狭心症と闘っています。『義を見てせざるは勇無きなり』

数多くの難病や命の危険に晒されている狭心症と闘っています。『義を見てせざるは勇無きなり』

今まで幾度もの病と数えきれない程の手術で身体は手術痕だらけ。例え病気のせいであろうと五体満足に産んでくれた母に申し訳ない気持ちで一杯です。『You'll Never Walk Alone.』

 

 

 

 

 

 

 

※BGMでも聴きながらお読み下さい。

 

 

山奥少年の恋物語

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「人生山あり谷あり」という。

 

 

でも人生は山も谷も海もあるから美しいんじゃ無いかな?

 

 

そして、1度も後悔しない人生など存在しない。

 

 

誰しも必ず1度は挫折を味わい後悔もする。

 

 

それが山だとしたら、恋愛や会社での出世とか色々な喜ばし

 

 

い事で大小はあるだろうけど欲を掛けなければ小さな幸せが

 

 

積み重なう場合だってある。

 

 

それを谷と言うのではないだろうか?

 

 

そして僕らは誰しも一人で生きている訳じゃ無い。

 

 

両親、兄弟、親族、友人・知人とか自分を助けてくれたりア

 

 

シストして下さる方は自分が認知していない分も含めれば多

 

 

くの人々がいると思う。

 

 

僕は、それを海と呼びたい。

 

 

そして人生は決して平坦な道程では無く、徳川家康公がおっ

 

 

しゃる通り、人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごと

 

 

し。急ぐべからず。
 

 

不自由を常と思えば不足なし。こころに望みおこらば困窮し

 

 

たる時を思い出すべし。
 

 

堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。
 

 

勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいた

 

 

る。
 

 

おのれを責めて人をせむるな。
 

 

及ばざるは過ぎたるよりまされり。」

 

 

そういう事なのでは無いかと思う。

 

 

稀に生まれが良くて幼い頃から人・金・物に苦労など一切せ

 

 

ずに我儘に生涯を過ごせる人も居るだろう。

 

 

親の遺産があるから一生働かずに済む人もいるだろうけど

 

 

苦労するのは、そのご子息や遺されたご遺族以降の人達だ。

 

 

福沢諭吉の名言に「天は人の上に人を造らず、人の下に人を

 

 

造らず。」というのがある。

 

 

今の日本は昔程ではないにせよ先進国なのに未だに貧富の差

 

 

が激しい。

 

 

天は人の上に人を作らないのかもしれないけど、今の日本だ

 

 

けじゃ無く世界中が、人の上に人を作って金持ちや強い人が

 

 

貧乏な人や弱者を支配しているのが現実だ。

 

 

未来に福沢諭吉の名言通り「天」を「人」に変えた「人は人

 

 

の上に人を造らず、人の下に人を造らず」の世界が出来る日

 

 

が来るだろうか?

 

 

出来れば素晴らしいと思うけど、幾ら考えても僕には、そう

 

 

いう世界は幾ら目を細めて見ても見えてこない。

 

 

金持ちは生涯金持ち。

 

 

貧乏人は一部の才に恵まれた人、何かしらのチャンスを得た

 

 

者を除けば生涯貧乏で人生の幕が降りる。

 

 

しかし、「幸福」という事を考えたら貧乏人の負け綺麗言葉

 

 

と思われるだろうけど、例え貧乏でも身体が不自由でも小さ

 

 

な幸せを感じる事は出来ると思う。

 

 

僕は貧乏だし身体も不自由だ。

 

 

正に「その日暮らし」の生活であり家内にばかり苦労を掛け

 

 

ているけど、家族が居て、一つ屋根の下で過ごせて色々ある

 

 

けど、僕は幸せだと思っている。

 

 

今は母も存命だし、家内の両親の元気だ。

 

 

今、病魔に侵されている親族はいるけど、僕なんかよりは遥

 

 

かに元気だ。

 

 

ただ、最近、家内が体調を崩してて心配だ。

 

 

もう、大事な人を僕より先に失いたくない。

 

 

家内の居ない世界で生きていたくない。

 

 

だから、家内には自分の身体を僕にしてくれる様に、自分の

 

 

身体も労わって欲しい。

 

 

人間全てにおいて不平等な訳じゃ無い。

 

 

病気や死は金持ちだろうと貧乏人だろうと必ず訪れる。

 

 

確かに金持ちは貧乏人には受けられない高度な高価な治療を

 

 

受ける事が出来るだろう。

 

 

しかし、幾ら金持ちでも「死」から逃れる事は出来ない。

 

 

残り幾何も無いだろうけど、これからも人生の山と谷という

 

 

美しい世界を見て感じて耐えて生きていこうと思う。

 

 

今日、離れた故郷にいる母に電話した。

 

 

元気な声が聞けて嬉しかった。

 

 

幾ら歳を重ねても母は永遠に母なのだ。

 

 

有難い存在なのだ。

 

 

感謝して生きていきたいと思う。

 

 

家族への感謝と共に・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

松山千春 小さな幸せ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

May be the best year of my family.