WBO世界フライ級タイトルマッチ。チャンピオン中谷潤人(M.T)=22戦全勝(17KO)=vs同級2位山内涼太(角海老宝石)=8勝(7KO)1敗=。4月9日、さいたまスーパーアリーナ。
試合開始。
立ち上がりから王者の多彩なパンチが挑戦者を捕らえた。
中谷選手の右アッパーが再三、山内選手にヒット。
挑戦者は徐々に追い込まれて行った。
8回2分20秒、中村勝彦主審はついに試合をストップ。
7回までのスコアは王者のフルマーク。
挑戦者を寄せ付けず2度目の防衛に成功した中谷選手は、「自分としては上の階級でやりたい」とスーパーフライ級への転向を示唆。王座を返上し階級を上げた場合、WBOから世界スーパーフライ級王者井岡一翔(志成)選手への挑戦権が与えられる事になり、日本人同士によるビッグマッチ実現が期待される。