WBA、IBF世界ミドル級王座統一戦。WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(帝拳)=16勝(13KO)2敗=vsIBF世界同j級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)=41勝(36KO)1敗1分=。4月9日、さいたまスーパーアリーナ。
WBA立会人はホセ・オリバー・ゴメス(パナマ・右)、IBF立会人はベン・キルティ(豪)。
試合開始。レフェリーはルイス・パボン(プエルトリコ)。
村田選手は果敢に攻めた。
村田選手のボディ攻撃でゴロフキンが後退する場面も。
ゴロフキンの強い左ジャブ、フックが村田選手を襲う。徐々にダメージが蓄積されて行った。
第9ラウンド。村田選手、ついにダウン。
田中繊大トレーナーがすかさずタオルを投げ入れ、試合ストップの意思表示。
TKOタイム9回2分11秒。
8回までのスコアはいずれもゴロフキンがリード。
試合後、ゴロフキンは自らのガウンを村田選手に着せ掛けた。「カザフスタンでは最も尊敬する人にガウンを贈る習慣がある。敬意を表して贈った」。そして、「私のキャリアの中でもビッグで、印象に残る日だった」と試合を振り返った。素晴らしい戦いでした。