不敗のままWBO世界スーパーウェルター級王座を返上。現在、WBO世界ミドル級1位にランクされるハイメ・ムンギア（メキシコ）＝35戦全勝（28KO）＝の共同プロモーター、サンフェル・プロモーションのフェルナンド・ベルトランは、サウル・カネロ・アルバレス（メキシコ）から対戦オファーが来れば、いつでも受けて立つ用意がある事を示唆。カネロをプロモートするゴールデン・ボーイ・プロモーションと、ムンギアを共同推進しているベルトランは、「試合を作ることはそれほど難しいことではない」としているが、カネロとGBPのオスカー・デラホーヤの亀裂は、後戻り出来ないほど大きくなっており、全てはカネロの意見がものをいう状態にある。
カネロの次の対戦相手ビリー・ジョー・ソーンダース（英）が、SNSでの動画発信から墓穴を掘り、ボクサーライセンス停止。WBOのフランシスコ・バルカッセル会長の怒りを買い、カネロvsソーンダースはキャンセルとの見方が強いタイミングでのアピール。しかし、カネロは今後ミドル級リミットで戦う事は無いとも言われており、カネロvsムンギア実現は、まだ先の事になりそう。今後に注目。
